KENの日記
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2016年03月10日(木) 長崎に戻りました。

午前10時のANA663便で長崎に戻りました。今日の天候は厳しい冬型なので西からの風が強く飛行機は30分程度遅れました。早速船に戻って休暇中のメールを見ました。9日間の休みだったのですがメールはかなりたまっていました。長崎は予想していた以上に寒くて鉄でできている船は底冷えがします。春は足踏み状態のようです。



2016年03月09日(水) 阿見の「予科練記念館」等

休暇の平日を利用して茨城県阿見町にある「予科練記念館」(雄翔館)にいってきました。高速道路を使えば1時間程度のドライブです。しかし「予科練記念館」は土日休館なのでこれまで見学の機会を逸してきました。「予科練記念館」は自衛隊阿見基地の敷地内にありますが、直ぐ隣に「予科練平和記念館」(阿見町の運営?)があります。この施設に駐車場があり、見学客はこの「予科練平和記念館」に車を止めて、自衛隊内の予科練記念館を見学することとなります。「予科練記念館」は入館無料、「予科練平和記念館」は入館料500円(大人)です。

昭和五年に「海軍飛行予科練習生制度」ができたと解説のパンフレットに書いてあります。日本海軍は「大鑑巨砲主義」から「航空戦力による戦い」へ戦略的転換を図る必要がありました。優秀なパイロットを早く育成するために全国の14歳から20歳の高等小学校終了以上の学力・体力優秀な若者を集めました。私の叔父もその一人で第15期の練習生でした。10年くらい前に亡くなった叔父の予科練時代のアルバムを私の母が実家の箪笥にしまっていました。それは今回実家を処分するにあたり「さいたま」に持ち帰りました。

有名な「若鷲の歌」の歌に歌われているように「7つボタン」の制服は当時の若者にとって一種の「憧れ」でした。しかし太平洋戦争の後半においては現実には「特攻隊員養成組織」と化し多くの若者が国のための命を捧げることとなったのでした。「予科練記念館」はそうした若者達の「遺書」を淡々と展示しています。淡々と展示している分見学者の心に悲しみが染みてきます。

阿見からの帰りにはつくば市内にはいってワンコインピザ「ポルフェ」で遅い昼食を食べました。つくば市内には「真のナポリピザ協会認定店」があるのですが、ワンコインピザを選びました。この選択は大正解だったようです。鈴木牧場生産のモッツアレラチーズの「マルゲリータ」、500円の「マリナーラ」は価格を考えると大変水準の高い「ピザ」だと思いました。



2016年03月06日(日) ピッツェリア「サボイ」

一昼夜バッテリーを充電しておいたお蔭で今日は「車」で外出ができました。元々はそれ程遠くにいく予定もなかったのですが、一旦放電してしまったバッテリーのために遠出することにしました。目的地は「東北道蓮田サービスエリア」と「日帰り温泉」です。

まず蓮田サービスエリアで「サヴォイ」のピザを食べました。多分全国でここだけだと思いますが、高速道路のSAで「本格的な薪窯焼ピザ」が食べられるのです。マルゲリータ1枚1000円は味と立地からすると値決めが私の感覚とぴったりでした。ちょっと塩の掛けすぎで塩辛かったこと以外は大満足でした。特にオリーブオイルがたっぷりかかっているため、冷えてしまうと台無しになってしまうと思いました。

「サヴォイ」といえば、三宿に本店を構える「サヴォイ」、中目黒「聖林館」の前進としてナポリピザ業界では古株のピッツェリアです。現在は本場ナポリで修行した若手ピザ職人が中目黒・恵比寿近辺で活躍していますが、1995年開業の中目黒の「サヴォイ」はブームになるずっと前からナポリピザを焼いていたのです。蓮田SAの「サヴォイ」もこの伝説的名店の流れを汲むピッツェリアのようです。詳しくは知りませんが。

蓮田SAには「ETC専用」出口があるのですが、出口はSAの入口にあり、ドライバーが一旦SAに入ってしまうとETC出口から出られないという「大変」気の利いたものとなっています。私達は「ピザ」が目的ですので「ETC出口」で出ようと思ったのですが出られず次のインターチェンジまで行くことになりました。蓮田SAでピザを食べるときは「SA」に入らずに直前で高速を降りて「徒歩」でSAに入るのがベターなようです。SA付近の一般道には多くの車が路肩に駐車している光景が見えました。

蓮田SAからの帰り道「新大宮バイパス」沿いの日帰り温泉に入ってきました。須坂に帰省した時には温泉施設「ゆっくランド」に何度も行きましたが、さいたまでは初めての「日帰り温泉」でした。日曜日の午後は多くの客がゆったりを温泉を楽しんでいました。私もゆっくり寛ぐことができました。



2016年03月01日(火) さいたまに帰省します。

長崎空港からアップロードしています。19時発のANA670便で羽田に向かうところです。一応10日まで休む予定です。長崎は昨日から寒くなっています。一か月余り前の大雪の時のように冷えます。しかしこの寒さは長続きしないとのことです。2月一杯過ごした北海道東海域は非常に寒かったですが、春は確実に近づいている感じがします。



2016年02月28日(日) 長崎帰着

「本船すばる」は八戸沖から津軽海峡を抜けて日本海に入り、日本海を南下して今日午前9時に「長崎港」に戻りました。

3月中旬から次の工事の準備作業のために北九州若松に向けて出港します。それまでの間に少し「休み」をもらって身体を休めようかと思っています。

しかし3月は年度の最後の月なので色々な仕事の整理をし、一方で来年度の準備をしなくてはなりません。その目星をつけてからさいたまの自宅に戻ることにしています。



2016年02月25日(木) 工事終了長崎に向けて出港

本日25日に今回の工事が最終的に終了したので、本船は最終工事場所の八戸沖から津軽海峡を抜けて日本海に入り、一路長崎に向けて走り出しました。



2016年02月22日(月) 工事再開

釧路沖の工事で残りの工程遂行のため、本日1000に八戸港を出港しました。残り工程については少ない工事要員で対応可能なので、多くの工事船員の方が八戸で下船されました。乗船員の数が少なくなると船内は急に寂しくなってしまいます。



2016年02月21日(日) 八戸港入港

昨夜夜に出発した「本船すばる」は今朝8時30分過ぎに「八戸港」に入港しました。八戸近くの外海はうねりが強く船は相当揺れましたが、防波堤で囲まれた八戸湾内は非常に静かでした。八戸の天気は青空が見えたり、曇ったり、雪が舞ったり目まぐるしく変化しています。今日は日曜日なので港近辺は非常に静かです。警備が厳しいらしく岸壁で釣りをしている人はいませんでした。

仕事を済ませてから岸壁からタクシーでスーパーマーケットに買い物に出かけました。日曜なのでショッピングモールは家族ずれで賑わっています。食料品売り場で「おやつ・酒のつまみ」などの食料を補充しました。今回ぜひ買いたいと考えていたのは「ポッカレモン」です。焼酎のお湯割りに入れると味のバラエティが増します。またプレーンヨーグルト買ってみました。

八戸港で下船した人が何人かいます。多くの人は東京まで新幹線を使い、羽田から長崎へ飛行機で帰るパターンのようです。しかしこれより安い方法として飛行機の「特別乗継ぎ割引」というチケットがあることを知りました。「三沢−長崎」のように直行便が飛んでいない区間で、当日乗り継ぎの特別な指定便に乗ると航空運賃が大分安くなるというものです。「三沢−長崎」ですと現在「43,780円」で「羽田ー長崎」とあまり変わりません。マイナーな飛行場間のディスカウントチケットみたいなものでしょうか。



2016年02月20日(土) 八戸港に向かっています。

今回の工事の主要な部分が今晩終了しました。ここ襟裳岬沖の天候が幸運にも好天が続き波が穏やかだったので工事が捗りました。週末に天気が悪化するという予測があるので、20日の晩に工事地点を離脱し八戸港に向かっています。

冬の北海道の東南海域はひどく荒れているだろうという一般的な予想とは裏腹に、現在この海域は非常に良い天気が続いています。毎日写真撮影のために外にでていますが、驚くほど寒いという感覚はありません。やはり海水の保温力は大した物だと思います。陸地ではこのようにはいかないでしょう。明日午前中に到着する八戸はどんな様子なのか楽しみです。



2016年02月19日(金) ウミネコの様子

現在北海道襟裳岬南東海域で工事中です。この辺りは携帯も通じないTVの電波も入らない場所ですが、ウミネコは飛んできます。このウミネコを見ていて彼らの自然の習性が少しわかってきました。

彼等(ウミネコ)は遠くから飛んでくるのでしょうが、大きな船の近くに来ても最初の頃は直ぐには船で休もうとはしません。船の回りを飛び回った後は、船の近くの海上に降りて休んでいます。船の手摺だとかウミネコにとって休むに便利そうな場所は沢山あるのですが、最初の中彼らは船とは一定の距離を保って海上で休んでいるようです。

今日二羽ほど船の手摺で休んでいる姿を見ました。多分好奇心旺盛なウミネコが最初に近づいて手摺に止まるのでしょう。そうすると他のウミネコをだんだん船で休むようになります。ウミネコにとって海上と船上とどちらが快適なのかは良く分かりませんが、船の手摺で休む方が、濡れないし、飛び立つ時に小さなエネルギーで済みそうです。多分その快適さを知ってしまうとどんどん船の手摺で休む様になるのでしょう。甲板はウミネコの糞で汚れ放題になります。




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