KENの日記
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2014年12月02日(火) エボラ出血熱惨禍でキューバ医療団の貢献

西アフリカの「エボラ出血熱」は漸く被害拡大の速度が減ってきました。この12月初めの状況として、シェラレオネ・リベリア・ギニアの西アフリカ3か国を中心にエボラウイルス感染者数は16000人、死亡者数は7000人に達しているとの情報がありますが、現地での医療施設・設備が整備されてきたことによって、爆発的な被害の増加・近隣諸国への伝播は押さえられて来ました。西アフリカでは世界各国からの救援隊が活動しているということですが、その中で「キューバ」から救援隊の活躍が注目されているそうです。

10月下旬から現地での医療活動を開始した「キューバ」の医療チームは、医師・看護師を合わせてショラレオネに165人、リベリアに53人、ギニアに38名の合計256人が半年間の予定で現地医療活動に従事しているそうです。キューバではこの派遣に先立ち461人の医師・看護師を首都ハバナに招集して西アフリカで医療活動にあたる為の特別訓練を実施しました。この461名を選抜する前段ではキューバ国内の医学生・医者など15000人からボランティア活動応募者があったとのことです。ボランティア応募者の言葉がネットにありましたので引用します。

「我々は現在これまで全く経験したことのない事態と戦っています。我々はこの状況がどういう事態に発展しようとしているか分かっています。我々が向かう現場西アフリカは非常に危険な状況にあることは分かっています。しかしそこで医療活動を行うことは我々の義務だと確信しています。我々はそのように教えられてきました。」

“We know that we are fighting against something that we don’t totally understand. We know what can happen. We know we’re going to a hostile environment.But it is our duty. That’s how we’ve been educated.”

このようなキューバの医療分野における国際貢献活動は1960年代まで遡ることが出来るのだそうです。これまで135,000人の医療従事者を海外に派遣してきたとのこと。そして現在でも南アメリカ・アフリカ・アジアを中心として50000人医療従事者を派遣中だということです。このようなキューバの活動に対しアメリカ政府からも大きな賞賛の声が上がっています。人口1100万人のキューバですが「医療」に関しては世界最先端の国なのです。そして自分の国だけに留まらず世界中に出て行って「命を救う」活動を行っています。立派な国です。



2014年12月01日(月) 来年1月にスリランカ大統領選挙

スリランカでは現職のラジャパクサ大統領が任期を二年残しての前倒しの大統領選挙を実施して「3期目」の続投を目指しています。この大統領の動きに対抗してラジャパクサ政権で保健大臣を務めていた「マイトリパーラ・シリセーナ(Maithripala Sirisena)氏」が政権から飛び出して、ラジャパクサ大統領の3選阻止のために立候補するのだそうです。このシリセーナ氏の行動に対してスリランカ政界野党から「支持表明」が多数寄せられていて、現職・新人の一騎打ちの選挙になりそうです。

シリセーナ氏は野党勢力を糾合した「NDF(The New Democratic Front)」という政治組織から立候補するのだそうで、この政党のシンボルは「白鳥」だとのことです。これに対して現職のラジャパクサ大統領の政権母体は「UPFA(The United People's Freedom Alliance)」で政党シンボルは「青いベテル葉(噛みタバコ)」です。

ラジャパクサ大統領は2005年11月に大統領に就任して憲法を改正して大統領への権力集中を図りました。親族を政権内の要職に付けて、自らは「国防大臣・財務大臣・港湾航空大臣・ハイウェー大臣」を兼務し国の予算配分の関して非常に大きな権限を持つことになっています。集中した権力と強い指導力を発揮して2009年5月には20年以上続いたタミール反政府組織との内戦を武力で解決しました。近代的な軍事力で容赦なく空爆を行ってゲリラ組織の橋頭保一つ一つ殲滅していった結果でした。この民族紛争解決は大統領の人気を一気に高める効果がありました。

しかしこの内戦武力解決と並行する形でラジャパクサ大統領の権力乱用・ファミリーへの利益誘導が行われました。大統領出身地のスリランカ南部「ハンバントタ」には国際航路用の港湾が整備され、スリランカ第二の国際空港が設置され、コロンボと南部を結ぶ鉄道・高速道路がいち早く整備されています。この南部への投資に比べると北部・東部の旧反政府組織支配地域の復興・開発は非常に遅れています。

こうした大統領の「暴政」にスリランカ国民は漸く声を上げることになったようです。シリセーナ候補は「大統領の行政権限廃止(大統領就任後6ヶ月以内に廃止)」を掲げています。かつて国会が選ぶ行政権を持つ首相と直接選挙で選ばれる大統領が「ねじれ」を起こすと政治は停滞しました。大統領の行政権限を廃止すると再びそうした政治的混乱発生の可能性が出てきますが、野党の多くそして国民の多くは権力の分散を望んでいるようです。国民の審判はどのように下るのでしょうか。

因みにラジャパクサ大統領が「財務大臣」を兼務しているので実質的に国の財政に責任を持っているのは財務次官の「ジャヤスンデラ氏」です。「ジャヤスンデラ氏」はスリランカ通信会社の政府持ち株代表を兼ねていたので、スリランカに赴任しているとき、及びその後も何回かお会いしたことがあります。もの静かで非常に誠実で大変優れた方でした。

既に20年近くも財務次官の職を続けているスリランカの強力な金庫番です。政権が変わってもずっと財務次官職を続けてきたということはどちらの陣営からも一目置かれていることを示しています。内戦終結を挟んでもスリランカが成長して徐々に豊かになってきたことについて「ジャヤスンデラ氏」の健全な財政運営を行って国政を支えてきたことが貢献していることは否定できません。「ジャヤスンデラ氏」が安心して財務次官職を別な人に引き継げることができるような政治環境ができることを期待しています。



2014年11月30日(日) 武蔵浦和コミセン祭り。

武蔵浦和駅前の区役所9階にある武蔵浦和南区コミュニケーションセンターで、音楽・踊りなどの発表会(コミセン祭り)が行われました。午前中は音楽中心の発表だったので妻と二人で聞いてきました。「弦楽四重奏」「リコーダーアンサンブル」「二胡合奏」「クラリネット合奏」などの器楽演奏に加えて、合唱サークル、ポップスコーラスなどの歌の発表があり大変面白かったです。音楽発表の間に「着物着付けサークルの発表(帯締め)」「盆踊り(越中おわら節)の発表」などもありました。

弦楽四重奏は与野のグループによる「チャイコフスキー1番」の1,2楽章でした。チェロ奏者が手堅く全体を支えていて安定感があたっと思います。ステージではエンドピンが滑って何度か「おっと」という場面がありました。エンドピンストッパーが必要でした。リコーダーアンサンブルは4名の女性が本格的な木製リコーダーを数本持ち替えて演奏していました。全員が木製バスリコーダーを所有しているという本格的なグループです。我が家では「全音アルトリコーダー(樹脂製)」でアンサンブルを楽しんでいますが、やはり木製リコーダーの音は深くて魅力的でした。

「二胡合奏」はかなり多くのサークル会員がステージに上りました。演奏者は中国・ベトナムの民族服などを着てムードタップリの演奏でした。演奏曲目曲は簡単なもののようでした(自宅にはベトナムで購入した二胡があります)。左手の指使い難しいのですが、右手の弓の扱いについては優雅に弾いている方が多かったように思えます。
クラリネットアンサンブルでは木管らしい音で一定水準の演奏が披露されたと思います。ここでもバスクラリネットが低音部をしっかり支えていたので安定感がでていました。

「歌」の発表団体には2種類の取り組み方あり、その差がはっきりと出ていたと思いました。ひとつのアプローチは小学校・中学校・高等学校の合唱サークルの延長のような取組で、基本的な合唱発声訓練、合唱曲などを楽譜からの「音取り」して、綺麗なハーモニー・きっちりした合唱を楽しもうという方式。別な一方は「ポップス・歌謡曲・ジャズ」などまず「耳」で好きになり、その「雰囲気再現」が目的であり、そのために「声」「ハーモニー」などの必要なパーツを強化していくようなやり方。

どちらも鍛錬して「名人クラス」になれば同じような立派な音楽になると思いますが、アマチュア中級レベルくらいでは、この二つのアプローチの違いが演奏に大きな違いをもたらしていると思いました。キチンとした合唱曲は男女の4部あるいは3部の各声部のバランス、技術上の問題をクリアすることにまず大変苦労することになります。その前提として女性ソプラノのしっかり発声とか、そもそも男性(テノール、バリトン)をどのように集めるのかという問題が発生するのです。そうすると合唱曲をどのように仕上げるのかという作業は遠い先のものとなってしまいます。

これに比べて「ポップス系」は比較的に合唱団の構成が自由で、歌の旋律も馴染みが合ったり、詩の内容が親しみ易かったりするので、「歌の雰囲気」作りに力を費やすことが可能となります。結果として「歌の雰囲気」に合致するようなしっかりした「発声」も可能となったりして歌の完成度は高くなります。「BS日本」の「こころの歌」の演奏のように、良く知っている歌謡曲(音域的にも比較的楽)を合唱の素材に使うことは良い方法だと思います。



2014年11月29日(土) 浦和レッズ首位陥落

Jリーグ第32節(11月22日)の「ガンバ大阪」との試合で敗れた「レッズ」は、この時点で二位ガンバとの勝ち点差が「2」に縮まっていました。そして第33節(11月29日)の試合で、レッズは「鳥栖」と引き分け、ガンバは神戸に「3対1」で勝利し、ついに首位が入れ替わりました。勝ち点は「62」で同数ですが、得失点差でガンバが28レッズが21で「7ポイント」の差でガンバが首位に立っています。

12月6日の第34節の試合はガンバが「対徳島ヴォルティス(現在最下位)」、レッズは「対名古屋グランパス(現在11位)」なのでガンバが圧倒的に有利な状況にあります。更に3位アントラーズと2位レッズの勝ち点差は「2」なので、レッズが負けてアントラーズが勝つとレッズの3位陥落の可能性が残されています。

第32節まで長らく首位をキープしてきたレッズですが、最後の3試合に勝てずに優勝を逃しそうです。11月22日の試合をテレビで見ましたが、埼玉スタジアムには物凄い数のレッズファンが駆けつけていました。ガンバに勝っていたら試合後は歓喜の優勝祝賀でした。ファン動員力ではレッズはダントツでJリーグ首位だと思いますが、チームが肝心な試合に勝てない。大阪の某(阪神)球団とキャラクターが似てきた感じがします。

浦和レッズはそろそろ自分達のサッカーだと言う「華麗なパスサッカー」に対する「幻想」は捨てて、「速攻・奇襲、何が何でも勝つ」といった泥臭くても「勝つ」サッカーに変身して欲しいと思います。今年の「Jリーグ」はレッヅ、ガンバとかパスサッカーチームが上位を占めていますが、それが通用するのも今年最後のような気がします。来シーズンは新しい戦法でガンガンくるJ2チームが容赦なく戦いを挑んでくることが予想されます。



2014年11月28日(金) インド入国ビザ

インド入国が少し簡単になる方法が登場します。インド政府は「観光客向けの到着時ビザ発行制度」(TVoA:Tourist Visa on Arrival)を導入しました。これまでインドに入国するときには旅行に先立ってインド大使館でビザを取得する必要がありました。私もスリランカからインドに旅行した時、日本からインドに出張した時などにはそこの国のインド大使館に行ってビザを取得しました。パスポートに一枚入国許可証を張ってもらう手続きでした。

今回事前にビザを取得しなくてもインターネットで申し込んでおけば、入国する空港の窓口でビザを取得できるというものです。緊急の旅行などには役立つでしょう。この制度のあらましは以下の通りです。

○この制度はアメリカ、オーストラリア、日本などの43か国の「旅行客」が対象。

○インド到着(入国)の4日前までにインターネットネットを通じて申し込む。必要となる書類は、直近の写真、パスポートの写しといっしょに詳しい旅行者情報を提出する。60ドルの料金をクレジットカードで支払う。

○「Electronic Travel Authorisation (ETA)」がEメールで送付されてきて、これを到着空港で見せてビザ(30日間有効の観光ビザ)を取得することができる。

○この制度で入国できる空港はインド国内に主要9空港である。
Bangalore,Chennai,Cochin,Delhi ,Goa, Hyderabad,Kolkata,Mumbai & Trivandrum

○このヴィザ取得は一年間2回までとする。

これまで通り東京で大使館領事部でヴィザを取ると、日本人の場合は2000円ちょっとの手数料で半年ビザが取得できますが、30日ビザ「60ドル」はかなり高い印象です。

インドは今回の政権交代を期に、これまでそれ程盛んでなかった観光事業に力を入れ始めることとなったようです。「TVoA」制度導入はその第一弾です。インド国内旅行・観光は「関門が高く」、インド大好き「オタク」は別として一般の観光客はなかなか個人旅行することはできません。逆にその「近寄り難さ」がインド旅行の魅力でもあったのですが、一般観光客が増加しないかぎり観光事業の拡大は望めません。これから国内移動手段とかホテル設備、街中の清潔さなど一般観光客が気軽に旅行できる場所を増やして欲しいと思います。



2014年11月27日(木) 中国の「歌」

中国のインターネット上で「習主席と彭夫人の歌」が大流行しているそうです。BBCによるとAPEC首脳会談の報道を見た河南省の4人組バンドグループが歌を作ってネットに公開したところ、8日間で56百万回も再生されたのだそうです。私も見てみましたがテンポが良くて馴染みやすい旋律で且つ歌詞は平易そうな中国語で書かれているので、非常に人気が出そうな歌だと思いました。下に中国語の歌詞と英語訳(BBCホームページから拝借)を掲載しました。

「習近平」氏が中国主席に就任して以来、夫人の「彭麗媛」さんには注目してきました。彼女が正規の音楽教育を受けたソプラノ歌手だという情報は把握していたので、どこかのチャンスで彼女の「歌」を聴けるのではないかという興味からでした。しかしその期待は完全に裏切られています。「彭麗媛」夫人は習主席とのツーショットでメスメディアでの露出は多いのですが、決して彼女が前面に出ることは無かったのです。華やかな容姿とは対照的に非常に押さえた雰囲気を通してきたと思います。

彼女は習主席夫人に徹しているようです。そして習主席は彼女の存在を非常に大切にしていて「お互いを尊敬し合っている様子」がツーショットから伺えるのです。指導者として「習主席」が「夫」としての非常に暖かい側面を見せることは中国国民にとっても、外国人に対しても非常に好ましいイメージを与えます。

「彭麗媛」さんを見ていてソ連の「ゴルバチョフ書記長夫人」の「ライサ」さんを思い出します。非常に知的な「ライサ夫人」の存在はゴルバチョフ氏の生き方にも相当大きな影響を与えているものと思われます。「ライサ夫人」を失った後の「ゴルバチョフ」は少し「軽く」なってしまった感があります。「彭麗媛夫人」が今後どんな活躍をするのか分かりませんが、「習主席」の対外的な印象を形成する上で非常に重要な役割を果たすことは間違いありません。この「歌」も良い効果をもたらすことを期待しています。

「習大大愛著彭麻麻」

中國出了個習大大,多大的老虎也敢打。

天不怕嘿地不怕,做夢都想見到他!

中國還有個彭麻麻,最美的鮮花送給她。

保佑她祝福她,興家興國興天下!

習大大愛着彭麻麻,這樣的愛情像神話,

彭麻麻愛着習大大,有愛的天下最強大!

男人要學習大大,女人要學彭麻麻,

像他們一樣去愛吧,溫暖的愛能暖萬家!

男人要學習大大,女人要學彭麻麻,

像他們一樣去愛吧,有愛的人才贏天下!

有種愛叫習大大愛着彭麻麻,在一起時他總微笑幸福看着她。

有種愛叫彭麻麻愛着習大大,手牽着手她的微笑是最美的花。



「Papa Xi Loves Mommy Peng」

China has a Papa Xi.

No matter how big the tiger is he dares to beat.

He fears not the sky nor the earth.

We dream of meeting him.

China also has a Mommy Peng.

The most beautiful flowers should be presented to her.

Bless her and wish her well.

Families blossom so the country blossoms and the world will blossom.

Papa Xi loves Mommy Peng.

Their love is like a legend.

Mommy Peng loves Papa Xi.

The country with love is the strongest.

Men should learn from Papa Xi.

Women should learn from Mommy Peng.

Let's love like they do.

Sweet love can warm ten thousand families.

Men should learn from Papa Xi.

Women should learn from Mommy Peng.

People with love can win the world.

There is a kind of love called Papa Xi loves Mommy Peng.

When together he always smiles and looks at her happily.

There is a kind of love called Mommy Peng loves Papa Xi.

Hand in hand, her smile is the most beautiful flower.



2014年11月26日(水) サッカー天皇杯準決勝

今日の夜サッカー天皇杯の準決勝が行われていました。片方の試合は「ジェフ千葉対モンテビオ山形」、もうひとつの試合は「ガンバ大阪対清水エスパルス」で、それぞれ山形が「3対2」、大阪が「5対2」で勝ちました。今回の決勝戦は12月13日に日産スタジアムで行われるということです。

この準決勝に「浦和」「鹿島」は勝ち残れませんでした。逆に「J2」チームの活躍が非常に目立っているということです。このことは日本のサッカーに新たな変化が起っていると言えるのではないでしょうか。ここ一発の勝負では「J1」の有名チームが必ずしも強くないことが証明されたと思います。「J1」強豪チームの間では「J1」での闘い方に一定の暗黙のルールがあるかのようです。それはパスが何本も連続して通って、絵に描いたような得点シーンを観客に見せる。一方が暫くそうした攻撃を続けた後に今度は相手のチームに見せ場を作らせる。激しい当たりは最小限に抑える。・・・・。

「J2」チームにはそんなサッカーは通じませんでした。地方都市でファンと一体となって闘っている「J2」チームはとにかくチャンスは逃さない。怠慢プレーはファンに申し訳ない。という気持ちで一杯のようです。このような下克上の戦いの中から本当に強いチームが生まれてくることを望みます。ひょっとして日本代表は「J2代表」に勝てないかもしれませんね。



2014年11月25日(火) アメリカ・ミズーリ州・ファーガスンの事件

今年8月9日アメリカ・ミズーリ州・ファーガスンで黒人少年に対する警官の発砲事件が発生し黒人少年は死亡しました。この事件で黒人少年を撃った警官の「Darren Eilson」氏に対して、ミズーリ州大陪審は11月25日に起訴を見送ることを決定しました。この決定に対してファーガスン市民の反発は起りファーガスン市では大規模な抗議行動(パトカー破壊・商店略奪などを含む)が行われたほか、全米各地で大きな不満が表明されています。この事件がどんなものであったのか、関係者の証言等で追ってみました。

この日(8月9日)警官の「ダレン・ウィルソン」は早朝6時30分からのシフト勤務についていた。その半分が過ぎようとしていた昼の12時にこの出来事が始まった。駐車していたパトカーの中から「ウィルソン」は盗難届の出されていた「葉巻」を手にしている「マイケル・ブラウン(Micheal Brown)」が少し小さい友人と二人で道の中央を歩いていることに気がついた。「ウィルソン」の「ブラウン」に対する第一印象は非常に「デカい」男だということであった。

最初「ウィルソン」は車の中から「ブラウン」に職務質問しようと声を掛けた。しかし身体のデカい若者は逆に「ウィルソン」を罵り「ウィルソン」に向かってパンチを浴びせかけてきた。ブラウンのパンチを顔面に2発受けたウィルソンは3発目を食らうとひどいことになりそうだと怖くなった。この時車には「スタンガン」は積まれておらず、「ウイルソン」は警棒や発煙筒を使おうかと思ったが役に立たないだろうと考えた。そのため「ウィルソン」は拳銃を取り出し、「下がれ、さもないと撃つぞ」と「ブラウン」に警告した。しかし「ブラウン」が拳銃を掴みそれをひねってウイルソンの腰あたりまで押し込めてきた。そして「ウィルソン」に向かって「お前なんかに打たれてたまるか」と声を荒げて罵ってきた。(ウィルソンの証言)

このため「ウィルソン」は車内から一発発砲した。「ブラウン」は一旦後ろに下がったものの再び飛びかかってきた。「ウィルソン」が再度発砲すると「ブラウン」は走って逃げ去ろうとした。「ウィルソン」はパトカーから降りて「ブラウン」を追いかけ始めた。通りを横切った「ブラウン」はそこで止まり「ウィルソン」の方を振り向いた。「ウィルソン」は「ブラウン」に向かって「地面に手を着いてしゃがめ」と叫んだが、「ブラウン」は言うとおりにしなかった。素早く警戒の姿勢を取った「ウィルソン」は何発か発砲を行った。「ウィルソン」は「ブラウンが私に掴み掛れば彼に殺されるかもしれないと考えた」と証言したとのこと。撃たれた「ブラウン」はうつ伏せに倒れた。「ウィルソン」は「ブラウン」が死んだことを理解していたと言う。数分後警察の応援が駆け付け、巡査長がウイルソンに何があったのか尋ねたところ、ウイルソンは「私は彼を射殺しるしか方法がなかった」と答えたと言う。これがウィルソン警官の証言かから辿った事件の概要です。

これに対し「ブラウン」と一緒に歩いていた黒人少年の「ドリアン・ジョンソン(Dorian Johnson)」は次のように証言しているそうです。「警官が一発発砲したのでブラウンと私は道の向こうまで走って逃げた。背後から一発銃弾を受けた「ブラウン」は逃げるのを止め、警官の「ウィルソン」を振り返って両手を空中に挙げた。しかし「ウィルソンはそのブラウンめがけて数発拳銃を発砲した。更に「ブラウン」の遺体を検視した医師は「右腕・右手・右側頭部に数発の銃創があり、右手の銃創は手を空中に挙げている際に打たれたものと考えられる」との見解を示している。

「ブラウン少年」はひょっとして両手を上げてブラウン警官に抵抗の意思のないことを示したのかもしれません。しかし「ウィルソン警官」の指示は「両手を地面についてしゃがめ」というもののようでした。「ウィルソン警官」の声が十分大きく「ブラウン」に聞こえていたとすると、警官の指示に従わなかった「ブラウン」は更に抵抗しようとしていると思われても仕方が無いかもしれません。現在のアメリカでは警官のこのような行動は「訴追」の対象にならないということが非常に大きな課題を抱えていることを示していると思います。



2014年11月24日(月) 長野県北西部で地震

先週土曜日の夜10時過ぎに「妻のスマホ」と「私の携帯」が殆ど同時に「緊急地震速報」を知らせました。暫くするとゆっくりとマンションが揺れ始めました。速報受信から揺れの開始までかなり「時間」がかかったので震源は首都圏から遠く離れてているのだろうと思っていました。その想定通り地震の震源は長野県北西部で震源付近では震度6強の揺れがあったとのテレビの臨時ニュースが流れました。翌朝明るくなると地震の被害が次第に明らかになってきて震源地付近では多くの家屋が倒壊していたことが判明しました。これだけの被害があったにも関わらず人命が失われなかったことは非常に幸運な事態だと思います。

震源は「長野県北西部の糸魚川」沿いを南北に走るフォッサマグナに沿った断層だということです。震源が沖合の海底であれば震源付近には人は住んでいなくて、遅れて揺れがやって来る地域に緊急地震速報で地震到来を知らせればある程度の覚悟ができます。しかし震源が内陸でしかも人の住んでいる地域であれば緊急地震速報は殆ど役に立ちません。今回倒壊した家の下敷きとなったりして多くの人が怪我をしましたが、震源地近くでは避難する時間がなかったのだと思われます。津波警報とか緊急地震速報制度とか地震被害を軽減する対策は徐々に進んでいますが、内陸直下型地震に対しては自ら日頃から心構えをしておく必要を強く感じました。

家具への耐震対策・懐中電灯を複数準備しておくとか、一人暮らしのお年寄りの所在把握とか地震発生時に地域社会で被害を少なく抑える対策はしておくべきだと思いました。長野にある実家には5年前くらいまで母が一人住んでいましたが、行政主導で家具の倒壊対策がなされていました。ともすると鬱陶しくなる田舎の近所付き合いは、地震などの緊急時には非常に有力な救援組織となるのでしょう。今回の長野県での地震で被害の規模に比して人的災害が少なくて済んだのは、地域社会の人達の経験とか知恵から来る日頃の備えが大いに役立ったのだと思います。そういう地域社会の「力」で言えば「都会」は非常に貧弱ではないかと思われます。



2014年11月23日(日) 「酒のやまいち」実店舗閉鎖

今日数週間ぶりに「酒のやまいち」にワインを買いに行ったところ、店のシャッターは閉まっていて、向かいの倉庫では倉庫内の整理をしていました。整理していた人にどうしたのか尋ねてみると「10月末で実店舗は閉鎖しました」という答えが返ってきました。「やまいち」さんでは実店舗の他にネット上にショップを運営しているので、そちらでの営業に絞るようです。

家の近くでワインの品揃えの豊富な酒屋さんがまたひとつ減ってしまったのが残念です。ずっと昔武蔵浦和駅の直ぐそばに「T&T」という酒屋さんがあり、ワインの品揃えが豊富なことに加えて「出羽桜」を揃えていたので非常に重宝しました。その場所は今「ドコモ」が入っています。それから南浦和には地域で有名な「玉喜」がありましたがある日突然閉鎖されてしまいました。その後ワインを買うためには「やまいち」さんが非常に便利だっただけに非常に残念です。武蔵浦和駅前に「カルディー」が再開する予定ですが、ワインの品数では酒専門店には適いません。

高級ワインを安く買う、あるいは飲み慣れたワインを大量に買うためにはネットショップは便利ですが、安くて美味しいワインを探すにネットショップは適していません。いきなり大量に買うような危険を冒すことはできません。新規入荷ワインを1〜2本試しに買って、美味しければ「お好みリスト」に入れ、そうでなければ次の銘柄を試すというワイン探しは非常に楽しいものです。そして盆・正月等の大量消費時期には「お好みリスト」から数本の候補を選んで購入するということになります。このようなワイン選びの楽しみができなくなることが寂しい限りです。なお前回「やまいち」さんに行ったときに溜まっていたポイント全部使っておいたのがラッキーでした。




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