KENの日記
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2014年11月07日(金) マンチャスターダービー。

11月2日に行われたイングランドプレミアリーグのマンチェスターダービーの「シティ×ユナイテッド」の試合をNHKBSで見ました。前半38分にこの試合二枚目のイエローカードのユナイテッドのバックスのスモーリングが退場処分となってその後は何時シティが先取点を取るかという試合経過になりました。後半62分シティはアグエロの見事なゴールで待望の先取点をあげました。後半は一人少ないユナイテッドもアグレッシブな攻撃をしましたが、結局スコアはそのまま「1対0」でシティの勝ち。マンチャスターダービーは直近シティが4連勝しているとのことで、ユナイテッドの低迷脱出の光明はまだ見えません。

アルゼンチン代表のシティの「アグエロ」が非常に生き生きとプレーしていたことが目立ちました。アルゼンチン代表チームではメッシ、ユナイテッドのデ・マリアと並ぶ中心的な選手で、今日はユナイテッドのデ・マリアより輝いていました。メッシ、デ・マリアに比べると「暴れん坊で雑なイメージ」が強いですが、ゴール前の得点能力は非常に高いです。現時点でプレミアリーグ得点ランクではトップだそうです。

イングランド代表のルーニーはユナイテッドの司令塔として攻撃の軸となっていましたが、ボールがルーニーに集まることを知っているシティが徹底的にマークするためにチャンスはかなり摘み取られていました。それでも決定的な場面を何度か演出できるのは大したものです。「増毛」した頭は頭頂部が再び薄くなってきています。そろそろ「ロッペン」みたいな決断も必要かもしれません。

ユナイテッドではベルギー代表の「マルアン・フェライニ」が目立つアフロ頭で目立つ動きをしていたのが印象的でした。194センチという長身ですがボールテクニックもあり自陣からのロングパスを常時に受けてチャンスを作っていました。11人になってからはかなり運動量を増して守備にも貢献していました。レアルから鳴り物入りで移籍してきたデ・マリアはまだ本領発揮していないようです。ユナイテッドの連携プレーに慣れていないようでした。

優勝争いには必ず絡んでいた「ユナイテッド」が低迷しています。ネットでは「レアル」の「ギャレス・ベイル」を獲得する動きがあると報じていました。現在ユナイテッドベンチには副監督として同じ「ウェールズ出身」のギグスが座っています。ベイルがユナイテッドにくると面白いことになりそうです。



2014年11月06日(木) アメリカでは民主党惨敗

オバマ政権二期目の中間の今年は“中間選挙”が行われました。今回はの中間選挙では上院100議席の中の36議席、下院435議席の全議席が改選、全米50州のうち36の州知事選挙が行われました。結果は非改選議席を含めて共和党が上院と下院でそれぞれ52議席・243議(6日午後9時現在)を確保しました。オバマ大統領にとっては非常に厳しい選挙結果でした。

この状況を見て昨日の日本株は引き続きの大幅高で円は値下がりしました。これは基本的には共和党の勝利は「日本経済への追い風」と捉えた行動であると思います。確かに二期目に入ったオバマ大統領は、ウクライナ問題、シリア・イラクでのISIS対策において「弱腰」の対応をしたと思います。また日・中・韓の東アジアの対立構造についても冷ややかな態度でした。日本の安倍首相の「タカ派的」なスタンスがむしろ目立っているように思えます。

しかし、アメリカが「タカ派的」になって「世界の警察アメリカ」の再登場で揉め事が収まるとは思えません。アメリカがロシアと対立し、中東シリア・イラクに大規模な陸軍部隊を派遣して現在の二つの地域紛争を簡単に解決できるはずはありません。そしてそういう状況になると日本・EUに対してアメリカの作戦支援を強く求めてくるのは必定です。集団的自衛権を容認した日本には何を要求してくるのか。軍事力で貢献できないとすれば経済で協力するしかありません。そうするとTPPだとか悠長な交渉をしている余地など全く無くなることでしょう。



2014年11月05日(水) 「尊厳死」

末期の脳腫瘍と診断された米国の女性「ブリトニー・メイナードさん(29)」が医者の処方した薬で自殺(尊厳死)したというニュースがありました。メイナードさんは今年4月に医師から「悪性脳腫瘍で余命半年」と宣告されて、「尊厳死」が認められていないカリフォルニア州から尊厳死が合法化されているオレゴン州に移住したのだそうです。そして医者の見立てに合致したかの如く「11月1日」自殺したのでした。

この間メイナードさんはネットで情報発信し続けました。「Bucket List」という単語が印象的でしたが、メイナードさんの最後の望みは「グランドキャニオン」に行くことで、旦那さんと一緒にグランドキャニオンに登り夢を果たしました。残り少ない「時間」をできるだけ有効に使おうと本人も周りの家族も一生懸命過ごしたようです。残された家族にとって悲しい思い出のようにも思えますが、残された家族にはメイナードさんのいない人生が始まりますし、メイナードさんの最後を有意義に看取ったことで気持ちの整理もできるだろうとと思いました。

このように「死が間近に迫っている」ということが発覚した場合、まず医者・家族が本人に知らせるのかどうかという問題がまずあります。本人には知らせずとも本人が薄々察知することはありますが、病人本人はハッキリ宣告されない限り「一縷の望み」を持ち続けることは可能です。そうした望みを持ちつつ闘病することと、死を宣告された後の期間を自分のやりたいことを実行して過ごすことのどちらが幸せなのか難しいところです。

しかし明白な状況は、医学は進歩して人間の延命措置はどんどん進歩します。さらに製薬会社はどんどん新しい薬を開発してこれまでは治療が難しかった病気の治療を可能としていくことになります。そして医療費・薬代はどんどん高額になっていきます。メイナードさんの場合は延命措置が長続きしないほど進行の早い病気のようですが、本人・家族が望めば更なる高価な延命治療が行われたと考えられます。ベッドで高価な延命治療を続けるか、その「金」で愛する人と「憧れの場所」にいって存分に楽しんで自殺するのか。それぞれの患者で考え方が違っていて良いと思いますが、アメリカのように「尊厳死」を合法とする地域があるということは患者に選択の幅を与えることとなっている点で評価できると思います。

がんの末期患者のように時を置いて襲ってくる激痛を抑えることはできても、死を迎えるまでそうした激痛が何度も何度も襲ってくるという精神的な「恐怖・苦痛」を除去することはできません。日本では患者はこのような恐怖・苦痛のフルコースを経た後に死ぬことになるのだそうです。そうした恐怖・苦痛を一定期間ではっきり拒否し、それまの時間は「思い切り自由に使う」という発想は決して後ろ向きの行為ではないと思います。



2014年11月04日(火) 地籍調査

午前中に須坂市役所の「地籍調査」がありました。地籍とは「所有者・地番・地目・面積」を確認して記録する事業だそうです。今年は実家のある地域の「地籍調査」が行われると言うことで、当該地区の375筆の土地が一筆ごとに確認されていきました。

母親の死亡後に相続手続きをして不動産については私が相続したのですが、相続した土地の四隅に設置されている「境界杭」を確認するのは初めての経験でした。マンションのだと区分所有なのでどの範囲が自分の所有か分かりませんが一筆毎の土地だと隣との境界が「杭」で決められていることをはっきり認識することができました。

この作業に立ち会うことが今回の帰省の目的の一つでした。そしてついでに庭の草取りを二日間に渡って「数時間ずつ」行った結果一応「草取りをした」ような雰囲気にはなりました。しかし殆どの雑草は花の時期が過ぎて種を周囲に撒き散らした後の草取りのため、来年春は再び新しい草を目を出すことは確実です。雑草が花をつける前に刈らないと意味がないことを実感しつつの草取りとなりました。そのあと無人の家の「越冬対策」として、水道・ガス・電気の始末をつけてしっかり戸締りをして埼玉に帰ってきました。



2014年11月03日(月) 松本山雅J1昇格

長野県に帰省していますが、こちらのテレビや新聞では「松本山雅」のJ1昇格の話題に溢れています。「松本山雅」は長野県松本市、塩尻市、山形村、安曇野市をホームタウンとするJ2サッカーチームです。実家のある須坂市とか県庁のある長野市の「北信」とは少し離れた「中信」に拠点を置くチームですが、長野県唯一のプロサッカーチームということで全県的に人気があるようです。11月1日の福岡で行われたアビスパ福岡との試合に勝利し「J2での2位」を確定させて来シーズンからJ1で戦うことになりました。

「松本山雅」のチームの創設は1965年に遡り、チームのメンバーがタムロした喫茶店の名前が「山雅(ヤマガ)」だったことから「松本山雅」と命名されたよいうことです。その喫茶店は松本駅前再開発で既に消滅しているのだそうです。Jではヘンテコな外国語を使っているチームが多い中、漢字の「山雅」を使っているのは面白いと思います。

2012年に「J2」に昇格してからわずか3年間での「J1」昇格です。幸いと言うか不幸にと言うか、J1の試合には依然として「消極的なポゼッションサッカー」がまだまだ蔓延っています。「J1」新参チームでも、スピードを保ったアグレッシヴなサッカーをすれば上位を破ることは十分に可能です。ぜひ「J1」のサッカーに新鮮な戦い方を持ち込んで新風を吹き込んで欲しいと思います。



2014年11月02日(日) 須坂に帰省

11月になりました。実家のある須坂市の市役所から実家の敷地の境界線確認作業に立ち会って欲しいという話があり、田舎の「お寺さん」への挨拶とか、病気療養中の姉の「見舞い」とかいろいろ用事が残っているいたことに加え、実家の「冬対策」もしなければならないので連休を利用して帰省しました。市役所の立会いは「4日」なので1日有給休暇をとりました。

昼過ぎに「さいたま」を出発して、工事中の「上尾道路」を走って「圏央道」の「桶川・北本インター」から高速道路にはいり、関越・長野道を通って「長野・須坂東インター」で降りるといういつものパターンの帰省です。上尾道路は工事が進んでいて16号分枝から「桶川・北本」まで2社線の道路が通ずると非常に便利になりそうです。昼食をインターの少し北にある「イタリアンレストラン」で食べようと考えたのですが、レストランに行ってみると午後1時を過ぎているのに多くのお客さんが並んで順番待ちしていました。たぶん美味しくて人気があるので打と思いましたが時間がないので今日は諦めました。レストランには立派な薪釜が設置されていた。マルゲリータピザは次の機会に持ち越しです。

関越で埼玉から群馬に入り、更に長野県に入っていくに連れて道路近隣の山々の紅葉は彩りが見事になっていきます。これまでは「夏休み・冬休み・春の連休」に帰省することが多く、秋の紅葉シーズンの風景をみるのは久しぶりです。須坂に住んでいたころは何とも思わなかった紅葉ですが、暫く暖かい関東等で暮らしていたので見事さに驚かされました。

武蔵浦和駅から北に伸びる「桜並木」が茶色に紅葉したかと思ったら、直ぐに落ち葉となって散ってしまう状況に比べ、信州長野の紅葉は「赤・黄色」の鮮やかに変色した葉が暫くの間人間の目を楽しませるかのごとく枝に留まっているいるようです。長くて厳しい「冬」までの短い時間ですが精一杯「オシャレ」をしているようです。多分それは人間も同じで、秋に稲刈り・収穫等の集中作業を終えた農家の人達はこの見事な秋を十分に味わい・身体を休めるのだと思います。都会に暮らしていると「秋」の意味合いがだんだん分からなくなっていたようです。



2014年11月01日(土) 「BOSE」iPODドック修理完了

故障していた「BOSE」のIPODドックの修理が完了しました。紆余曲折がありましたが、私の第三世代IPODの電力供給に対応させるためには「FIREEIRE」充電機能が必要でしたので、その機能にセッティングしてもらったドックが到着しました。早速IPODで音楽を聴いてみましたが充電・再生ともOKでした。

最近のIPODはすでべUSB電力供給(パソコンからの直接給電)対応なので、IPODを買い換えれば使えなくなることは分かっていますが、「古いIPODと古いBOSEのドックの組み合わせ」によって暫くは音楽を聴いていくことにしました。MP3などの圧縮形態については「再生音質」が飛躍的に向上することはないでしょうし、好んで聞く音楽は古い演奏家の録音が多いので、一定のステレオ音質が確保されれば十分であるからです。

欲を言うと、以前書きましたが、嘗ての名演奏家のモノラル音源が「ステレオ化」され、MP3などの圧縮音源でも臨場感ある音質で再現できれるようになって欲しいと思います。



2014年10月31日(金) 日本の株価暴騰

今日10月最後の東京証券取引所のでは午後2時過ぎから株価が暴騰しました。結局今日の日経平均終値は「16,413.76円」で前日終値に対して「755.56円」の上昇となりました。これだけの上昇は私は記憶になりません。大暴落はあっても大暴騰は無いのですが今日の状況は非常に稀な現象だと思います。

昨日アメリカが量的拡大金融緩和策を終了するという決断をし、アメリカの金利が今後上昇するだろうという予測がなされたので、私は今日の相場は少しは上昇するだろうと予想していましたが、日本で日銀が金融緩和策を強化するという情報がなされた後に急激に円安が進行し株価も連動して上昇した模様です。夜家に帰ってネットの情報をみて一瞬目を疑いました。

今晩のどこのニュースはこの株価暴騰・円安進行のニュースを1番に取り上げていましたが、警戒する意見も結構ありました。このまま一本調子で進むとは思えず注意は必要だろうと思いました。経済解説者たちには「消費税10%」のための「政府・日銀の阿吽の呼吸」の施策とする意見が多かったようです。基本的に政府や銀行の方々は「お金持ち」で財産を様々な投資先に分配していて当然「株式・投資信託」などの保有もあるでしょうから、株価の上昇には敏感なのでしょうが、多くの若者や子育て世代にとって「株価」上昇はそれ程の影響があるのか怪しいものだと思います。

まずは「デフレ脱却」ということは分かりますが、嘗ての高度成長時代には「家電・自動車・住宅」等への旺盛な需要があり、それに対してメーカーは安くて良い製品をどんどん開発・導入しました。庶民は望みの生活を手に入れるために、まずは貯金しました。その頃金利が現在の10倍以上ありましたので、一生懸命働き節約すれば良い暮らしが手に入ったのです。現在は金利が安いので貯蓄インセンティブは殆どゼロですが、その代わり乱高下する株価・便利になった為替取引でも金融取引で財産を増やす方法がちられていますが、こちらはリスクも伴います。

人口が減少し、日本企業の新製品開発力が以前よりも大分落ちている現状で、株価・金融商品取引が活況を呈するというのは如何にも不健康な感じがします。東京オリンピックが控えていますが基本的には使えるものは最大限利用して節約して行うことがベストだと思います。借金して大規模なインフラを構築して将来の日本国民が借金を返せるのか怪しいと思います。



2014年10月30日(木) きのこ御飯弁当



JR系コンビニ「NEWDAYS」の「きのこ御飯弁当」です。税込みで390円です。NEWDAYSの弁当では「ひじき御飯弁当」(税込み360円)がヒット商品でしたが、10月下旬に新発売となったこの「きのこ御飯弁当」もなかなかの味だと思いました。微妙な30円の値段の差はありますが。

「きのこ御飯」では御飯が「ひじき御飯」よりあっさりしていて健康に良い感じがします。またオカズはデミグラハンバーグが美味しくて野菜も食べ安いと思いました。400円をギリギリ切る「小さめ」のお弁当は女性向けだとは思いますが、カロリーに気を使う中年サラリーマンも隠れた需要層です。400円を切る小さめコンビニ弁当では「NEWDAYS」がダントツに良い商品を出していると思います。これからも新商品開発に期待しています。



2014年10月29日(水) 韓国のフェリー事故

韓国で貨客船「セヲール号」が沈没したのが今年の4月16日でした。昨日28日のダイバーによる捜索で1名の遺体が発見されたそうです。この結果「セヲール号沈没事故」での犠牲者は「295名」、行方不明者数は「9名」になりました。沈没から既に半年以上経っていますが海底に沈んでいるセヲール号船体の浮上作業は「遺族」の反対で頓挫しています。遺族は捜索のための客室キャビン部分の解体には了承し、ダイバーの捜索はそれまでより随分容易にはなったものの「事故証拠保存」の観点から船体引き揚げには強硬に反対しているようです。従って韓国政府は海底に沈んでいる船体の「ダイバー捜索」をずっと続けることになっています。

前から不思議に思っていたのですが、どこかの時点で「船体引き揚げ」に踏み切ることはできなかったのでしょうか。これから冬を迎えると海水温は低下し、海域天候は荒れるでしょうからダイバー潜水による捜索は不可能になるでしょう。暖かい夏に期間に船体を引き揚げて浅い地点まで曳航して徹底した捜索を行うという考えはなかったのでしょうか。これから無理をすると捜索するダイバーも危険に瀕することになります。

「遺族」の悲しみ・無念さは想像を超えるものであると思いますが、セヲール号運行に携わった関係者の裁判が進んでおり「船長」には死刑の求刑がなされています。刑罰では亡くなった犠牲者は帰ってきませんが「遺族」はどのようにすれば慰められるのでしょうか。非常に難しい問題だと思いますが、韓国の人々が解決していかなければならないと思います。こういう事件をひとつづつ乗り越える経験・知恵が社会全体の熟成に繫がっていくと思います。

翻って日本を考えるとき「皇室」を存続させた意義は非常に大きいと思います。「日本国および日本国民の統合の象徴」天皇が災害に苦しむ国民を労う行為は非常に大きな影響を及ぼすと思われます。天皇がお見舞いすることは「全日本国民」がお見舞いすると言う意味合いを持っています。阿倍首相の地位は選挙で多数を獲得した結果ですが、「天皇」が登場する場合その後ろには、宗教や支持政党に関係なく全ての国民が連なっているという感覚が生まれるのです。「天皇」の存在によって戦争犠牲者・災害犠牲者の多数が精神的に救われているのでしょう。このことは民主主義とか統治制度とは違った「集団の気質」を左右する重要な仕組みであるのだと思います。日本だって天皇がいなかったら、もっと摩擦の多い難しい国になっていたかもしれません。




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