KENの日記
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2014年10月18日(土) 帰国後4週間経過で献血

イタリア旅行から帰国して4週間が経過したので池袋まで献血に行って来ました。最近の状況として「代々木公園のデング熱」と「アフリカのエボラ出血熱」の脅威がありますが、日本の献血事業では「デング熱」の方が圧倒的に関心が高いようです。「エボラ出血熱」に関しては水際で進入を防いで、是非とも国内での感染者発生を防いで欲しいと思います。

結果は水曜日頃には判明するはずです。今回の旅行では比較的軽めの食事・野菜を多く食べることに心掛けたのでそれほどの悪化にはなっていないのではないかと思っています。ただ結構「ワイン」を飲んだし、日本に帰ってからもアルコール摂取量は減ってはいないので、アルコールの「糖」による影響があるかもしれません。あまり効果はないですが午後からの献血に先立って午前中にプールでしっかり泳ぎました。運動で血液内の「糖分」が必要になれば「糖と結合したアルブミン」が「結合した糖を吐き出し」、結果グリコアルブミン比率が少しは下がるのではないかという素人考えです。

池袋に出たついでに「西武デパート」のBOSE売り場で、修理から帰って来た「IPODスピーカ」のチェックをしました。私の古い「IPOD(第3世代)」には給電しないのですが、もっと新しい「IPOD(5ボルト給電)」なら正常動作するのではないかという推測です。売り場にある新しいIPODを装着してみると「予想通り」正常に動作しました。修理されたIPODスピーカの給電ボルト数は「12ボルト」から「5ボルト」に変更されたことが判明しました。



2014年10月17日(金) BOSEのIPODドック

昨日修理に出していた「BOSE」のIPODドックが修理終了したとのことで宅配便で帰って来ました。故障箇所を特定したら修理費がいくらかかるか連絡するという話だったのですが、修理費内訳書を見てみると「無料修理」ということでした。まずは「BOSE」の太っ腹に驚くとともに無料修理なので有難く思いました。

ところが自宅のIPOD(第3世代という古いモノです)を装着してみると、音はするものの「給電」ができないのです。更にドックにIPODを装着したままIPODを操作すると、おかしな動作をし凍り付いてしまいました。なんとかIPODは復旧させたのですが、修理が完了したはずのBOSEのIPODドックはまだどこか故障が残っているようなのです。

今日「BOSE」のサービスセンターに電話をして、修理完了して到着した「IPODスピーカ」から給電されない旨を連絡し調べてもらうことにしました。午前中に連絡をとったのですが夕方に連絡が来て本日中には対応できない旨を知らされて「BOSE」サイドでも対応に苦慮しているのかなと想像しました。

というのも、ネットで調べてみると「IPOD」への直流給電ボルトが変更されているという事態が分かってきたのです。私の持っている「第三世代IOPD」はアップル社がUSBに対応する前に機種でインタフェースは「ファイヤ・ワイヤ」と言うらしく、IPODへの給電は「直流12ボルト」なのです。ところがこの世代より少し後のIPODは「USB対応」が可能となり、パソコンからの情報・給電が可能となったのですが、その代わりに直流ボルト数は5ボルトに変更になったようです。

私の推測では、私の「IPODスピーカ」の動作確認を比較的新しい「5ボルト給電」のIPODで行った結果、古い12ボルト給電装置では給電されないことから「故障」と見なされ、給電機構そのものを「5ボルト」に変えてしまったものと考えられます。しかし返却された「5ボルト給電IPODスピーカ」は私の「12ボルト給電」IPOD]には対応していないことになってしまったということではないでしょうか。もし、そうだとすると少し厄介な状況になります。



2014年10月16日(木) 株暴落、不安増大

今日の東京証券取引所の株式相場は300円以上の大幅下落でした。日本の株式市場はアメリカの株価、ドル金利に連動する円相場に敏感に反応しますが、「アメリカの株価下落・ドル安」を正直に反映して予想通りの下落でした。ネットではこれまで世界景気を牽引してきた「アメリカ経済」に対する不安の声が大きくなっています。とは言ってもアメリカ経済を原因とするものではなく、今回の不安は「ISIS」「エボラ出血熱」の二つの社会不安によって引き起こされていると思います。これらの二つの社会不安は実に複雑にアメリカ社会と絡んでいるので厄介です。

「ISIS」に対してアメリカのシリア拠点空爆、その他の連合軍のイラク国内拠点空爆が行われてきましたが、「ISIS」の勢いは止まらず、イラクの首都バクダットにじりじりと近づいています。アメリカは地上軍の派遣に大変慎重ですが、頼りにしていた「イラク軍」があまりに弱体であるために「ISIS]の侵攻は止められないのです。この地上軍の「強さの差」は当たり前に思えます。

「イラク軍」は緊急寄せ集め部隊で、アメリカがフセインを追い出して混乱させてしまった「祖国」を防衛することを強いられています。「ISIS」軍は欧米の既存社会から脱落し、家族をも捨てた「命知らず軍団」で、「イスラム教」に入信し戦闘で死んだら天国へ行くことがきると信じて闘う集団です。この二つの集団が戦ったら勝負の行方は明らかでしょう。アメリカはクルド系住民救援の名目がある「トルコ」を地上戦に引き込みたいのですが、トルコも非常に危険な「ISIS」との戦いには躊躇しているのが現状です。つまり非常に破壊力のある「ISIS地上部隊」を封じ込めることができないのです。

これと似ている状況ですが、世界は致死率の非常に高い「エボラ出血熱」の流行の封じ込めに成功するか、失敗するかの瀬戸際に来ています。「リベリア」はアメリカ大陸に連れてこられた黒人奴隷がアフリカに戻って建国された国です。建国当初はアメリカは相当リベリアの国家建設に関わっていました。しかしリベリア国内の民族対立等で政権が安定せず、革命も勃発したのでアメリカはさっさと手を引いてしまったのでした。その結果として国内秩序は乱れて、国は発展するどころか貧困が進んでしまったのでした。そうした社会での「エボラ出血熱」の発生なのです。

こういう歴史がありますから、リベリア国民の中にはアメリカに親戚いる人もいるでしょうし、アメリカのボランティア団体はリベリア救援に向かうことに躊躇しません。しかしこの救援作業はきわめて慎重に行わないと、アメリカ人の犠牲者を出しますし、二次感染が背渦中に広がる惧れがあるのです。

アメリカはこの際「ウクライナ問題」でプーチンと争っている余裕はありません。そしてヨーロッパ諸国も日本も韓国も中国もまずこの危機に対処しなければならない時がきていると思います。安倍首相はオバマ大統領と緊密に連絡し共同歩調を取っていますが、更に踏み込む必要があるのではないかと思います。それは東日本大震災の際に世界から寄せられた救援への「お返し」でもあります。今こそ「軍事力」ではなく日本の「科学技術力・人間力」を結集して世界に貢献する時だと思います。



2014年10月15日(水) サッカー「ブラジル対日本」

シンガポールで行われたサッカー日本代表の練習試合は「ブラジル」に4対0で敗れました。日本とブラジルの力の差は歴然でしたが、ブラジルがワールドカップでの悪夢から立ち直っていることに対して、日本は当時の実力ほぼそのままで全くと言っていいほど進歩がありませんでした。世界各国が既に次のワールドカップに向けて動き出しているのに日本はまだ自らの実力を冷静に評価して何が必要なのか自覚ができていないようです。

ブラジルワールドカップで唯一活躍した「内田」が出場していないので日本代表の力はかなり削がれていました。唯一若い「武藤」が元気なところを見せていたのが救いでした。ワールドカップで惨敗したのに「Jリーグ」が殆どこれまでと同じような(プロレス的な)試合をしているのですからブラジルに通用するはずがありません。「日本のサッカー」が「お家芸のパスサッカー」等と言っている限り他国からは離されるばかりです。「Jリーグ上位チーム」がお互いに「”華麗な”パスサッカー」を誇っているのですからダメです。

ヨーロッパでは異変が起っているようです。サッカー欧州選手権では「アイスランド」がオランダを破って3連勝中なのだそうです。アイスランドはオランダに対しこれまで1分9敗だったとのことです。13日に行われたオランダ戦においては、アイスランドは徹底的に守備を固めて「オランダの攻撃(ロッペン、ファンペルシーの攻撃は世界トップクラス)」を完璧に防ぎ、カウンターで応酬し少ないチャンスも生かして「2対0」で勝利したのだそうです。ワールドカップにおける欧州枠には強豪国が犇いているのでアイスランドが勝ち残るのは大変ですが、是非とも頑張って欲しいところです。そして強豪国に対する闘い方を日本のサッカー関係者にも是非見せてやって欲しいと思います。



2014年10月14日(火) スリランカの鉄道

10月13日スリランカの北部へ伸びる鉄道が「ジャフナ駅」まで開通し、スリランカ大統領を招いてオープニングセレモニーが行われたそうです。スリランカ民族紛争前は中南部にある首都「コロンボ」と北部にある「ジャフナ」がスリランカの2大都市であったのです。コロンボは「多数派シンハラ人(仏教徒)の都」、ジャフナは地理的にインド南部に近く、その影響でスリランカ「タミール文化圏」の中心となっていました。この二つの主要都市の間を嘗ては鉄道が結んでいました。

「コロンボ」・「ジャフナ市」を結ぶ列車に「Yal・Devi」と呼ばれていた人気列車がありました。この列車には2等・3等の列車が連結されていて、貧しい人々も利用する「庶民の帰省列車」のような存在だったようです。しかしスリランカの20年以上続いて民族紛争(シンハラ人・タミール人の争い)で鉄道線路・駅舎は破壊され、スリランカの南北を結ぶ鉄道はスリランカ政府軍支配地域内だけを運行することとなり、それ以北のジャフナまでの区間については完全にストップ(1990年)していたのでした。

2009年の内戦終了後、徐々に鉄道復旧工事が進められて、ついに昨日「ジャフナ駅」まで鉄道が伸びたという訳です。そして昔懐かしい「Yal・Devi」列車も復活したのでした。スリランカ鉄道会社のホームページに13日からの時刻表が乗っていましたので紹介します。

「インターシティ急行」: 5時50分コロンボフォーと駅発 → 11時56分ジャフナ駅着(6時間)
「Yal・Devi号」: 7時15分コロンボフォート駅発 → 15時 4分ジャフナ駅着(7時間50分)
「インターシティ急行」:11時50分コロンボフォート駅発 → 18時15分ジャフナ駅着(6時間25分)
「夜行列車」     :19時45分コロンボフォート駅発 →  5時 7分ジャフナ駅着(9時間20分)

「コロンボ−ジャフナ間」の距離は339.9Kmです。「Yal・Devi」・「夜行列車の料金」は1stクラスの他に2ndクラス、3rdクラスが連結されているようです。因みにコロンボ−ジャフナ間の料金はそれぞれ820Rs(1st)、490Rs(2nd)、305Rs(3rd)だそうです。



2014年10月13日(月) 台風19号関東北部へ

台風19号は九州に上陸しその後四国・近畿を通過して関東平野北部を通って太平洋に抜けるようです。前回の18号でもそうでしたが、関東地方南部は雨・風こそ強いですが「巨大台風の直撃」という事態にはなりません。台風が通過する地域で甚大な被害がでているだけに「関東南部」の「運の良さ」は注目に値します。そもそも太平洋で勢力を強めた台風も九州は四国で日本列島に上陸すると「勢力が弱まり、速度も上げて」足早に通り過ぎてしまう感じです。

関東平野南部の現在の首都東京のある「地域」は広い関東平野の最南端で、関東平野は生産力の高い豊かな後背地であり、水利が良く自然環境も恵まれています。大きな自然災害といえば「関東大震災」が思い浮かぶくらいです。戦国時代にこの豊かな関東に「移封」されたのが徳川家康でした。NHK大河ドラマの「軍師官兵衛」は今丁度その当たりの話しに差し掛かっています。

小田原攻めに成功した豊臣秀吉は徳川家康に無理を言って関東に遠ざけました。実力では適わない秀吉の命令ですが、背けば合戦になって家康の勝ち目はありません。家臣団共々の愛知県岡崎から関東への引っ越しは大変だったと思いますが、徳川家康は秀吉の「無理な命令」に粛々と従って関東に移りました。

家康は関東移住についてはかなり「チャレンジング」ではあるものの、将来を見据えた長期的展望に立つ時「悪くはない」と考えていたと思われます。家康は少なくとも「武蔵の国の平将門、鎌倉幕府、足利・新田の出現、駿府での経験、北条氏小田原城」など色々情報を集めて考えていたものと思われます。その結果として京都・大阪から離れているため関東の地は、秀吉の指示命令を受けることなく自分の思い通りに開発することができると考えたと思います。

家康は「秀吉との年齢差、秀吉が後継者に恵まれないこと、秀吉家臣団の乱れ」を考え合わせれば、秀吉から遠く離れて地力を養うにためには関東は絶好の土地に思えたと考えられます。家康の関東入府は1590年、関ヶ原の合戦まで10年ありました。5年後の1615年には大阪夏の陣で豊臣家は滅亡します。そして家康は「天下取り決戦」まで10年間必死に関東を開発したのだと思います。

この「徳川家関東移封」はその後の徳川300年の安定を基礎となりました。しかし「大阪・京都」から関東に移ったことにより「九州・中国地方」からは却って遠く離れてしまいました。そこには「島津・毛利・黒田」などの一癖も二癖もある大名が居を構えていました。徳川幕府300年間に営々と力を養った鹿児島・山口の「島津・毛利」が次の時代を切り開くことになったのでした。



2014年10月12日(日) 電化製品の故障

ここ一ヶ月以内のことですが愛用の電化製品が二つ連続して故障しました。

一つはズボンプレッサー「CORBY」です。このズボンプレッサーはイギリス製で、非常に使いやすく気に入っていたものでした。説明書には「濡れたズボンは使用禁止」とあったのですが、ついうっかりして雨で濡れたズボンをプレスしてしまいました。ヒータ部分が「水濡れ」に弱いようでヒータが熱くならなくなってしまいました。

輸入代理店に電話で相談したところ「修理部品はまだあるのでズボンプレッサーを修理センタに送れ」とのことでした。この製品は非常に大きくて重いので近くのスーパーからダンボール箱をもらってきて、それを広げて梱包して修理センターに送りました。2週間程して奇麗に修理完了した「ズボンプレッサー」が到着しました。修理代は18000円程でしたが、新品を買うよりはずっと安く済みました。

もう一つはBOSEの「IPODスピーカー」です。この「IPOD]スピーカーはインドで購入したものです。小さいながら非常に良い音がするので便利に使ってきました。但し私の「第3世代IPOD」に対応している古い型なので、この「スピーカー」が修理できても「IPOD」が壊れてしまえば最新式のIPODは接続できないので使い道が無くなってしまうという代物です。

こちらは「IPOD」をマウントしてもIPODに電源が供給されなくなりました。当然ですが音も出ません。「電源アダプター」か「スピーカー本体」の故障のようです。池袋西武デパートに「BOSE」の営業所があるので電源コードとスピーカー本体を持ち込んで修理してもらうことにしました。今週中に直るのかどうか、費用はどれくらいかかるかを知らせてもらえると思います。直れば良いのですが。



2014年10月11日(土) イタリア鉄道会社「イタロ」



イタロ(Italo)はイタリアの新規参入鉄道事業者です。線路設備、駅舎設備等のインフラをイタリア国鉄(トレニタリア)から借りて、自前の最新式列車とサービススタッフを擁して営業しています。営業開始は2012年4月28日でした。私達の前回のイタリアの旅の時にはまだ営業を開始していませんでした。

現在はイタリア国内の主要都市を結ぶ3路線を運行しています。その路線は「トリノ−サレルノ線」、「トリノ−アンコーナ線」、「ベネチア−サレルノ線」です。イタリアは南北に細長い国で北部の北部イタリアの中心都市ミラノと中部にある首都ローマを結ぶ路線が主力ですが、世界遺産を多く抱えるイタリアの観光都市を結ぶ観光客を取り込むネットワークともなっています。3路線の停車駅は以下の通りとなっています。

Turin-Salerno, stops in Milan, Reggio Emilia (Mediopadana), Bologna, Florence, Rome and Naples
トリノ−サレルノ線:ミラノ、レッジョエミリア、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ

Turin-Ancona, stops in Milan, Reggio Emilia (Mediopadana), Bologna, Rimini and Pesaro
トリノ−アンコーナ線:ミラノ、レッジョエミリア、ボローニャ、リミニ、ペ−ザロ

Venice-Salerno, stops in Padova, Bologna, Florence, Rome and Naples
ベネチア−サレルノ線:パドヴァ、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ

ミラノ―ローマ間はノンストップ列車が一日3往復しています。所要時間は2時間40分です。ミラノ−フィレンツェ間は1時間、ローマーフィレンツェ間は1時間40分で結んでいます。南イタリアは終点がナポリではなく「アマルフィ」への玄関口のサレルノまで伸びています。「ボローニャ」は3つの全ての路線の列車が停車します。このネットワークを把握して観光順路や利用する飛行場を選ぶとイタリア旅行はより楽しくなりそうです。

私達は今回のイタリア旅行で「ナポリーフィレンツェ」間でイタロを利用しました。所要時間は2時間30分で料金は一人42ユーロでした。イタリア国鉄特急列車の早割り切符に間無い会わなかったのでイタロにしたのですが、結果は大正解だった思います。朝8時15分ナポリ発の列車に乗ると11時前にはフィレンツェに着きます。その日は午後一杯フィレンツェ観光ができます。最高速度は300Km/hだということですが、この列車は250Km/hが最高のようでした。


8時15分ナポリ発の列車はあまり混雑していませんでしたが、9時20分頃到着したローマからは中国からの団体観光客らしい方々が大勢乗車してきました。皆さん大きな荷物を持たず軽装なので、旅行荷物をローマにおいての日帰りフィレンツェ観光のようでした。フィレンツェからローマに戻る最終列車はフィレンツェ21時33分発のローマ23時9分着なので、特急列車を利用すれば日帰りでフィレンツェでタップリ観光ができるようです。

イタロで更に付け加えておかなければならないサービスあります。一つは「駅の待合室」です。イタリア国鉄の駅舎の一部部分を借りて切符販売、出発までの休憩などのための小奇麗なスペースが確保されています。ここに集まっていれば乗車時間になると係員の方が列車まで案内してくれました。新規参入のイタロの列車には一番端の遠いホームが割り当てられていることが多いようです。更にナポリでは地元バス・鉄道会社とタイアップして「イタロ」切符を持っていれば、出発前・到着後「1時間」の交通機関が「無料」になります。

日本では地下鉄と私鉄・JRの相互乗り入れは行われていますが、JRの新幹線の線路を別の会社の特急が走るなどということは現在とても想像できません。東海道新幹線の運転間隔は非常に短くて別な会社の列車が走る余地はないでしょう。でもこれから新幹線網が拡大し「赤字ローカル新幹線」が出現するかもしれません。或いは貨物列車のように深夜に札幌から鹿児島まで列車を運行することが可能かもしれません。東京・大阪間のJR新幹線運賃の「高止まり」も気になるところです。競争導入の効果は大きいと思います。



2014年10月10日(金) 株が下落

アメリカの株式が暴落した影響をモロにうけて日本の株式を大幅に下落しました。欧米の評価は「アメリカの景気は良いものの、中国の成長率鈍化、欧州のデフレ傾向、日本の低成長が全世界の株式相場を押し下げている」と見ているようです。日銀総裁(阿部首相も)が必死にそうした見方を否定していますが、客観的には当たっているのではないでしょうか。

とにかく「3本の矢」といっていた、財政出動、金融緩和に加えての「成長戦略」について全く前進がみられないことが事実ですのでそういわれても仕方ありません。円安による企業業績好転も結局アメリカの高金利頼みですし、株式相場の一時的上昇も消費税増税で消えてしまいそうです。

世界規模で言うと、ウクライナ問題、中東問題(ISIS)、エボラ出血熱問題等、難しい問題が山積しています。これらの影響をモロに受けるのがヨーロッパですからヨーロッパのデフレは避けられそうにありません。こうした問題にリーダシップを取れない「アメリカ」はオバマ大統領が「レイムダック」となってしまって解決能力を失いつつあります。

来年は第二次世界大戦終了から70年・冷戦終了から25年です。パックスアメリカーナが限界に来ているとすれば次の世界の牽引役は誰が担うのか。来年2015年まで残り3ヶ月となりましたが、明るい希望が持つことができない非常に暗澹たる年末を迎えそうです。



2014年10月09日(木) 北朝鮮で何か進行中?

北朝鮮の「金正恩氏」が9月初旬を最後に姿を現していないようです。既に消息が途絶えてから一ヶ月が経ちます。今のところ公式には「膝の骨を痛めて治療・療養中」ということのようですが、あの国のことですから本当の所は何か異変があった可能性も捨て切れません。

この間「北朝鮮」絡みではこれまでに例の無いような唐突な動きがあったようです。ひとつは北朝鮮高官の突然の韓国訪問。この訪問団は南北対話の再開を話し合ったようで韓国側からは大歓迎されたようです。更に国連では北朝鮮の国連大使が北朝鮮の人権状況を説明し、その後記者からの質問にも答えたとのこと。こうした動きは之まで例のないことだそうです。また「金正恩氏」の妹の「金与正氏」(キム・ヨジョン)が代行の地位についたという噂もあります。

明日10月10日は朝鮮労働党の創立式典が行われるとのこと。この国家的行事に「金正恩氏」が現れるのかどうか注目されます。




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