KENの日記
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2014年08月09日(土) 高校同窓会

高校卒業40周年の同窓会が長野市で開かれたので出かけて楽しい時間を過ごしてきました。10年前卒業30周年の同窓会より参加人数が減ったとは言え160人余りの出席を得て盛大な同窓会となりました。私のクラスの担任だった物理のN先生もお元気に出席されました。恩師との「年の差」について高校時代は随分かけ離れたように考えていましたがこの年になると非常に身近に感じられます。

高校時代に所属していた「吹奏楽班」の面々も多く参加していました。私達の年代は入部者数が多く前後の世代を見ても人数面では強力な世代だったと思います。同期入部のクラリネット族6人(男性3人、女性3人)の全員顔を会わせました。卒業40周年ですから高校のクラブで顔を合わせてから43年ということになります。それぞれユニークな個性をもっていた面々でその名残りははっきり残っている一方で、40数年の人生経験の円熟身が加わって、昔の仲間と非常に心地良い時間を過ごすことができました。



2014年08月08日(金) 株下落、円上昇

今日の東京株式市場は久しぶりの大幅下落。昨日に比べて454円安で日経平均終値は15000円を大幅に下回りました。そして「円」が買われて、株式市場が閉まる頃では対ユーロで前日に比べて「約2円高」程度の水準に達しました。これはウクライナ情勢、シリア・イラク情勢、イスラエル対マハスの戦闘など各地の地政学リスクが増大したことによるとのことです。

先進国通貨の中で、これらの影響が最も少ないと見られている通貨が「円」だということで、円の上昇率が最大となっているようです。海外売り上げの換算や輸出では「円高」は嫌われますが、逆に海外旅行をする上では「円高」の効果は非常に大きいものがあります。来月に旅行を計画しているので、何時頃「ユーロ」買うと有利となるのか注目していきたいと思います。



2014年08月07日(木) 宮崎龍介の母

NHK朝の連続テレビドラマ「花子とアン」で「蓮子さん」の駆け落ち相手の宮本龍介(実名は宮崎竜介)の母が登場しています。タイトルロールより「蓮子」さんとか「伊藤伝右衛門」が話題になっていますが、この宮崎龍介の母「宮崎槌(ツチ)」さんも十分に物語になる背景をお持ちなのです。テレビでは庶民の暮らしを知らない「蓮子」さんをチクチク苛める「姑」のキャラクターを与えられていますが、これから別なエピソードが語られるのでしょうか。

まず、「宮崎槌」さんは「孫文」を支援して辛亥革命に貢献した「宮崎滔天(本名虎蔵)」の奥さんです。この「滔天」という人はもっぱら中国革命に情熱を燃やしましたから、正業を持たず「家」にも帰らずに中国・日本各地を駆け回るという生活をしていたので「婦人」の槌さんが様々な仕事をしながら子供を育てました。更に「滔天」の活動を助けて中国からの留学生(革命の志士)の世話をしました。辛亥革命で中心的な役割を果たす「黄興」「宋教仁」などは「ツチ」さんの世話になった代表的な革命家です。この中国革命家支援は長男の龍介も手伝いました。因みに「滔天」は辛亥革命後は浪曲師になって師匠と全国を回る生活に入ってしまいます。この時も「ツチ」さんは家で子供達を一人で育てることになりました。

こう書くと「宮崎槌」さんは小さいときから苦しい生活を送った苦労人のように想像しそうですが、実は「宮崎槌」は熊本県玉名の名家「前田家」の次女として生まれました。前田家の豪邸は有名で熊本赴任中の「夏目漱石」が滞在したことがあり、その時の模様から「草枕」が生まれました。因みに草枕に登場する出戻りの旅館のお嬢さんは「槌さん」の姉の「卓(つな)さん」がモデルだそうです。

この前田家には「滔天」の関係で「黄興」も一時身を寄せていたことがありました。「卓(ツナ)」さんも「弟さん」も後に中国人の革命志士の世話をすることになります。「槌さん」は姉弟・子供も動員して中国革命の支援をしたのでした。「宮崎滔天・槌夫妻」は多分現在でも中国でもっとも尊敬されている「夫婦」だろうと思われます。中国との関係がギクシャクしている時期ですから、是非この「宮崎滔天・槌夫妻」のことを、ドラマのどこかで触れて欲しいと思います。



2014年08月06日(水) 暑い夜が続いています。

梅雨明け直後の暑さが続いています。昼間も暑いですが夜の暑さも半端ではありません。これまで「クーラー」をつけずに我慢してきましたが、さすがにこの暑さで夜中に眼を覚ましてしまい、睡眠不足になりかねないのでクーラーを運転して寝ることにしました。クーラー無しの時には「蚊」を見かけませんでしたが、クーラーで部屋を冷しいると早速「蚊」がうるさく飛び回り始めました。夏の暑さで「蚊」も元気が無かったようです。

先週の土曜に2日のことですが、別所沼散歩の帰りの「浦和西南桜散歩道」で「クマゼミ」の声を聞きました。大阪に住んでいるときの「クマゼミ」の鳴き声の大音響を経験しましたが、関東に住んでいるときには「クマゼミ」の声を聞いた記憶はありません。いよいよ「クマゼミ」が「さいたま市」にも進出して来ました。



2014年08月05日(火) 小保方さんの上司の笹井さんの死

SATP細胞で世間を騒がせている小保方さんの上司である「笹井芳樹さん」(理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの副センター長)が自殺しました。小保方さんを含む関係者に宛てた複数の遺書が残されていたということから覚悟を決めての自殺のようです。「STAP」細胞問題でついに人命が失われてしまいました。

「笹井さん」の置かれた立場を週刊誌的にいうと、「IPS細胞」でノーベルを受賞した山中京大教授は「笹井さん」の後任にあたり、山中教授のノーベル賞受賞はライバルの「笹井さん」にとって非常に悔しく何とかして挽回したいと考えていたと思われます。そこに現われたのが「STAP細胞」を信ずる「小保方さん」でした。「笹井さん」は「IPS」細胞より製法が簡単で優れていると言われる小保方さんの「STAP細胞」のアイデアに飛び付き、詳細な検証をしないまま世の中に大々的に発表してしまったという構図でした。

4月に会見した「笹井副センター長」は優秀な学者らしく非常に冷静でした。しかも肝心な「STAP細胞製造」に関する責任は上手くかわすなど、世間に付き合いでも非常に対応上手であることを示していました。その時は「STAP細胞」の存在についても完全否定をしていませんでした。「STAP現象を前提にしないと説明できない部分がある」と発言して「STAP細胞存在の含み」を残していました。また「STAP細胞」騒動の渦中にあった3月には「上原賞(賞金2000万円)」を受賞しました。STAP細胞問題から辞退の可能性が喧伝される中で、自信があったのか辞退せずに賞を受け取りました。線の細い秀才タイプの学者であったらとても世間に顔向けできないだろうと思っていましたが、これらの対応を見ていると結構「太太しい面」を持ち合わせているのだなと感心していました。

しかし、その「太太しい面」が最後にこういう結末に繋がってしまったのだと思います。勉強は出来るけど「運動が苦手」とか「女性に弱い」とか、「秀才笹井さん」は自分の弱点を認めるべきだったと思います。あるいは「失敗」を素直に認めるべきだったと思います。4月の会見は一見謝罪したように見えますが、本当は「強がり」を通す苦しい言い逃れ会見だったと思います。「笹井さん」に助言するシニアの研究者がいなかったのでしょうか。



2014年08月04日(月) サイトウ・キネン・フェティヴァルが名称変更とのこと

「サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)」が来年から「セイジ・オザワ・フェスティバル」に名称が変わることになったそうです。来年小沢征爾さんが80歳になることからそういう動きになったようですが、残念な思いを禁じ得ません。個人的に小沢征爾さんの演奏は好きではありませんが、世界的に有名であることは否定するものではありません。しかしだからといって生前に「名前を冠する」行為を受け入れてほしくはなかったです。

チェリストで音楽教育家の「斎藤秀雄」は沢山の優秀な音楽家を育てました。もちろん指揮者小沢征爾さんもそのひとりですが、現在の日本の弦楽器奏者が世界的に活躍できている背景としては「斎藤秀雄」の「スズキメソード」の存在が非常に大きいと思います。師「斎藤秀雄」が亡くなってから大分経って、弟子達が世界的に活躍しはじめ、ゆかりのある音楽家が集まって同窓会的に開いていたのが「SKF」です。それが何時の間にか「小沢征爾」を聞く音楽会に変質してきたのだと思います。病気を克服して恒例ながら第一線に復帰した小沢征爾は周囲からの勧めを受け入れたようです。しかし小沢征爾さんには峻拒して欲しかったです。亡くなってから、あるいは病気等で引退してから惜しまれて名前を貸す程度にしておくことが奥ゆかしい行為だと思います。

80歳を超えた小沢征爾さんの指揮は相変わらず演奏家と聴衆に「緊張」を強います。我が家にはSKFの音盤として初期の「ブラームス4番」が唯一ありますが、何回も聞く気持ちにならない迷演です。その後も多少SKFの演奏を聴いてきましたが遂にファンにはなれませんでした。

阪神大震災直後に「ロストロポーヴィッチ」の仲介で小沢征爾さんはNHK交響楽団との再演を果たしましたが、その後不仲が解消したという話は聞こえてきません。斎藤秀雄の弟子の「徳永次男」はNHK交響楽団のコンマスを長く務めNHK交響楽団の黄金時代(勝手に解釈しています)を築きました。その音楽スタイルは小沢征爾と正反対で聴衆に「安らかさ」「心地よさ」を与えてくれる非常に貴重な音楽家だと思っています。80歳を超えた小沢征爾のはそういうような音楽を演奏して欲しいと思うのですが。



2014年08月03日(日) 第一次世界大戦回線から100年

1914年8月3日にドイツはフランスに開戦宣言しました。今日はその日から100周年の記念日です。ドイツ・フランスの指導者が「Vieil Armand cemetery」 (known in German as Hartmannswillerkopf) in easten France, which contains the remains of 12,000 unidentified soldiers)に会してセレモニーを行いました。ドイツとフランスは国境を接っしながら昔から争いの耐えない関係を続けてきました。第一次・第二次の二回の近代戦争を経験して今ようやく不戦の近いを固めています。

傍から見てもドイツとフランスは上手く付き合っていくのが難しそうに見えます。フランスからするとドイツは融通が効かない堅苦しい隣人で、付き合っても決して楽しくない人達でしょう。逆にドイツからするとフランスはとにかく「いい加減」で「癪に障る」存在なのだろうと思われます。それでも「隣人」という関係は変更できないのですから、過去を乗り越え、現実の「気質の差」を乗り越えて、揉め事のない「隣人関係」を確立するこことに努力していすのだと思います。

今年2014年は1894年の「日清戦争」から120周年記念の年でもあります。しかし日本と中国の関係はまだまだドイツ・フランスのようには熟していません。小さな尖閣列島の帰属問題やら、靖国神社の日本の指導者が参拝することの是非などをめぐって対立があります。日本・中国とも「人権」(国民の命)に関してもう少し突っ込んだ反省が必要な気がします。ドイツ・フランス首脳が墓地に出かけたという事実をもう少し省みる必要があるでしょう。

日本の戦争指導者がどれほどの一般国民の犠牲を強いたのか。現在でもテロリストの主要な作戦となっている「自爆」という非人間的な攻撃方法を考案したのは日本でした。天皇陛下・国のために命を捧げることを当然とした戦争指導者はまず国民から裁かれるべきだったのですが、それが行われないまま戦争犯罪者も「靖国神社」に祀られることになってしまいました。中国では「天安門事件」で民主化を要求した学生達を弾圧した事件は未だに国家のタブーとなっています。共産等独裁体制が優れているものならば、そうした「人権抑圧事件」についても他国の国民が理解できる解決方法を実現して欲しいものです。両国の指導者はその選出の過程は異なりますが、指導者としてできるだけ多くの国民が幸せになるような道を探して欲しいと思います。



2014年08月02日(土) 別所沼のカルガモの雛



さいたま市の別所沼のカルガモの「雛」は大分大きくなりました。4匹いた雛は3匹に減っていましたが、残った3匹は元気に育っていました。実は一匹他の雛より身体が小さかったので心配だったのですが、その雛が姿を消してしまったようです。この夏に餌を一杯食べて独り立ちできるように育って欲しいと思います。



2014年08月01日(金) カルガモ雛の姿無し

昨日の夕方まで元気な姿を見せていた会社の池のカルガモの「雛」は今朝から姿がありません。浮島のカルガモの巣にもすがたがありませんでした。結局その後すがたを見ることはありませんでした。今週の土曜・日曜が危ないと話し合っていたところですが、それを待たずに襲われてしまったようです。

実は池の縁に大きな木があるのですが、その木の枝に葉が生い茂っていてカラスの絶好の隠れ場所となっていたのでした。電柱は葉の少ない木にカラスが止まっている場合は、池のカルガモ(親鳥と何羽かの大人鳥)は結構注意しているようだったのです。カラスの姿を見ると親鳥が「雛」に声を掛けて注意を促したり、集まるように支持しているようでしたが、カラスの姿が見えないと油断するようでした。カラスは葉の茂みにいるときには声を立てずに身を潜めているようでした。カラスが一枚上だったようです。

今日一日池のカルガモの大人達は寂しそうに見えました。昨日まで「雛」も含めて、賑やかに暮らしていたカルガモは今日は「喪」に服しているようでした。



2014年07月31日(木) 会社の池のカルガモ親子



さいたま市の別所沼でカルガモが雛を連れていたのは先週ですが、今週横浜の会社の池でカルガモが二匹の雛を連れていました。今のところ雛は二匹。卵を猫かカラスに奪われて二匹しか孵化できなかったのか、時期遅れで卵の数が減少したのか分かりませんが、通常だと6匹ぐらい連れて歩くのが普通ですが二匹は少し寂しいです。

いつもそうですが、カルガモ雛が生まれると近くの木や電柱にカラスが止まって親の空きを狙います。また野良猫も遣ってきます。ウィークデイは社員がいて朝・昼休み・夕方と見回るのでカラスも大胆な行動に出ないようですが、土日には人間が来ないのでカラス・猫の狙い放題になります。今年の春に生まれた雛は3週目の土日に姿を消しました。この時期遅れの「雛」と親には頑張って欲しいと思います。




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