KENの日記
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2014年07月30日(水) 西アフリカで「エボラ出血熱」の被害拡大

西アフリカ(ギニア・シェラレオネ・リベリア)で感染が広がっているエボラ出血熱ですが、今年2月以降今月23日までの約半年にの被害の状況が発表されました。感染が確認されたり疑われたりする人が1200人、死者の数が672人になったとのことです。感染規模・死者数とも過去最悪となっているようです。23日現在の国別死者数はギニア319人、シェラレオネ224人、リベリア129人。更にナイジェリアの首都ラゴスで死亡したリベリア人男性についても「エボラ出血熱」が疑われています。

「リベリア」はアメリカで解放された奴隷がアフリカに帰って入植した国という関係で、今でもアメリカとの交流が残っているようですが、リベリア支援に現地に渡ったアメリカ人男性医師(33)と補佐していた女性の米国人計2人がエボラ熱に感染したことも判明しました。ナイジェリアで発病・死亡したリベリア人もアメリカ国籍だとのこと。

「エボラ出血熱」が空気感染をしないことから患者に接触しない限り殆ど感染の可能性が少なく、発症すると急激に重篤な症状を呈するので患者隔離が比較的に容易なので爆発的な感染拡大には至らないと考えられているようです。その背景には「エボラ出血熱」の病原性が強毒のためかなり高い致死率であることがあります。つまり「エボラウイルス」の組成する猛毒は「ホスト(この場合人間)」を早期に死に至らしめる場合が多く、そうするとウイルス自らもホストの体内で長生できないことになります。発病した患者を素早く隔離し、患者の血液や体液に触れないように治療していくことで、次第に被害が収まってくるのを待つという方法です。

現在「エボラウイルス」に効果のあるワクチンはありません。ウイルスの感染源動物(ホスト)も見つかっていません。現地に住んでいる「コウモリ」ではないかという仮説があるようです。エボラウイルスの毒性が変化したり感染経路が変わらない中に、感染源を突き止めワクチン開発を進めて欲しいと思います。



2014年07月29日(火) 都市対抗野球決勝は「西濃運輸」が勝利

都市対抗野球は太田市富士重工業と大垣市西濃運輸との決勝が行われ、西濃運輸が2対0で富士重工業を破り優勝しました。太田市と大垣市ということで後楽園が満杯になることは無かったようですが、地方都市の球団が全国の頂上を目指して決勝を闘うという地方の時代の象徴のような組み合わせとなりました。

この試合は天皇・皇后両陛下がご覧になる展覧試合でした。天皇・皇后両陛下は様々な「国民の楽しみ」に興味を抱いていることが分かってとても親近感が沸きます。皇太子一家も見習って欲しいと思いました。NTT東日本が昨日の準決勝で勝っていれば展覧試合を観戦することができたのに残念でした。

順々決勝で東京ガスを1点に抑えた西濃運輸の佐伯投手が決勝戦でも完封勝利しました。こういう短期決戦では絶対的エースの存在は非常に重要でした。NTT東日本は準々決勝までは投手陣が非常に安定していたようですが、準決勝の富士重工業戦では投入した投手の殆どが安定感を欠いていました。また来年に期待しましょう。



2014年07月28日(月) 東京ドーム「都市対抗野球」準決勝

今日は午後6時から東京ドームで「都市対抗野球準決勝」が行われました。NTTグループの「東京都代表NTT東日本」が大会を勝ち進んで準決勝に進出して太田市の富士重工業と対戦しました。グループの縁で応援の寄付もしましたので、せっかくの銃決勝ですので東京ドームまで応援に行ってきました。試合の結果は9対3の大差でNTT東日本の負けでした。東京都代表ということで在東京のNTTグループの社員が大勢駆けつけたので、応援席の人数はNTT東日本が富士重工業を完全に圧倒していましたが。

都市対抗野球は応援合戦も有名です。広い東京ドームの中では試合時間の午後6時から午後9時までは全くといっていいほど静かな時間はありませんでした。物凄い音量の応援合戦でした。正直いって声が枯れてしまいそうです。しかし多くのグループ社員が集まって同じ目的で大声で応援するというのは楽しいものです。スタンドでの応援合戦はグループ社員の連帯感を確固とする作用を持っていました。改めて実業団スポーツの魅力を感じました。試合に勝っていればもっと高揚することができたと思いますが。



2014年07月27日(日) NHKのドラマが好調?

NHKの朝の連続テレビドラマ「花子とアン」と日曜夜の大河ドラマ「軍師官兵衛」が人気が出てきて高い視聴率を得ているようです。「軍師官兵衛」は最初の頃こそ視聴率が低迷していたそうですが、「本能寺の変」あたりの激動時代に入ってから視聴率が上昇してきたようです。さらに「花子とアン」では「白蓮事件」が非常に話題性があり「白蓮ブーム」を起こしそうな勢いです。

このNHKの二つのドラマで共通していることと言えば、主人公よりずっと話題が多くて有名な「脇役」を登場させ、その役は主人公を演ずる役者よりずっとベテランの俳優が演じているので、その「脇役」の魅力で視聴率を稼いでいるということです。

「花子」の友人の「柳原白蓮」は大正から昭和にかけての有名人で、華族出身で財閥に嫁いだ美人女性の「駆け落ち」事件は今の時代ならワイドショーのネタとして大きな話題となっている代物です。女性の権利確立とか社会進出が少しずつ実を結び始めてきた頃の話なので、今の風潮にもあっているのかもしれません。

「官兵衛」の主君「羽柴秀吉」の「備中高松城の水攻め」、「中国大返し」「山崎の合戦」については大河ドラマで何回演じられたか分かりません。秀吉の天下取りの名場面です。この場面をドラマに組み込めば高い視聴率を確保できることは目に見えています。

二つのドラマとも「白蓮」「秀吉」のかかわった有名な事件に、主人公を上手に絡ませてあたかも主人公がキーパーソンとして活躍したかのようにストーリーを展開させていますがちょっと「やり過ぎ」の感が否めません。視聴者としてはドラマを楽しむことが出来ればよれで良い訳で、脇役が主役を食ってしまっても構わないので、もう少し自然に話しを進めてもらいたいところです。



2014年07月26日(土) 「新宿エイサー祭り」と「鯵ヶ沢フルーツ」

久しぶりの献血なので、土曜日の午前中は空いている可能性のある新宿東口の献血センターにいきました。献血センターは予想通りで比較的すいていましたが、新宿三丁目からアルタあたりまでのメインストリートでは「新宿エイサー祭り」が行われていて非常ににぎやかでした。梅雨明け後・夏休み突入後の土曜日とあって、太陽がギンギンに照りつける中で多くの踊り手と観客が集まっていました。

賑やかな音楽・派手な衣装・激しい動き動きの「エイサー」は強い日差しの中では大変な重労働のように思えました。多くの団体が沖縄から遥々と来たのかなと思っていたら、東京や東京近県に「エイサー」を踊る団体があってこの新宿エイサーに出演していることを知りました。「阿波踊り」もそうですが、地元だけでなく地元を離れた東京などで愛好するグループが増えているようです。

朝の散歩の帰りに武蔵浦和の駅前の広場で「青森の鯵ヶ沢」から来たという農家の方が「野菜・果物(メロン)・果物ジュース」の販売会を行っていました。昨夜車で青森で出て朝埼玉のい到着したとのことです。東京まで行かずに「さいたま市」で即売会するところが非常にユニークです。はてして売れるのでしょうか。美味しそうだったので、パプリカのセットと美味しそうなメロンを購入しました。気をつけて青森に帰って欲しいと思いました。



2014年07月25日(金) 中国の巨大昆虫

中国の四川省で新種の巨大な昆虫が発見されたというニュースが伝えられました。下の写真が「CNN」で報じられたものですが、大きさを比べているのが普通の卵なので有に人間の顔くらいの大きさがあります。


ニュースによるとこの昆虫は、「ゴキブリ」、「クワガタ」、「トンボ」を混ぜこぜにしたような奇怪な姿をしているそうです。一見「凶暴」そうに見えますが、人間には「噛み付かない」大人しい性格なようです。それにしても中国には珍しい生き物が住んでいるものですね。



2014年07月24日(木) 飛行機遭難

ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜されて乗客乗員298名全員死亡した事件に続いて、23日には台湾で離島の向かった旅客機(復興航空)が着陸に失敗して墜落炎上し50人近くの犠牲者を出しました。そのニュースに驚いていると、24日の夕方にはアフリカの「ブルキナ・ファッソ」の「オガドーグー」からアルジェリアのアルジェに向かっていたアルジェリア航空の旅客機(乗員・乗客116名)が消息を絶ったというニュースが飛び込んできました。

3月のクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機(乗員・乗客239名)のインド洋での遭難事故から5ヶ月あまりの間に立て続けに4件の遭難事故が発生したことになります。この4件の事件・事故の犠牲者の合計は700名を越えることになります。飛行機事故はれんぞくして発生することがあると思いますが、今回の連続事件・事故は歴史に例が無いほどのものだと思います。実は9月に夏休みをとって海外旅行を計画しているところなのですが、ちょっと気後れしています。



2014年07月23日(水) 別所沼のカルガモ親子

別所沼がベビーラッシュです。今年の冬から6月頃まで別所沼(さいたま市南区)は「かいほり」のために水が抜かれていました。この間沼に住む「魚」(在来種)は池の傍に作られた水槽で飼育され、この沼に住む鳥達(カルガモ、クイナ)はどこか別の場所で暮らしていたようです。

「かいほり」が終わって水のある沼に戻った鳥達にとって産卵シーズンを逃してしまったのかなと思っていたところ、今秋月曜日にはカルガモとクイナが生まれて間もない「雛」を育てている様子がうかがえました。下の写真はカルガモの親子です。「雛」はまだ逆立った産毛をしていますので孵化してから数日のようです。クイナの方も小さな雛を沢山連れていました。両方の雛が無事に大きく育って欲しいと思います。




2014年07月22日(火) 巨大な台風が連続発生

去年もそうでしたが、今年の巨大な台風(Typhoon)が発生しています。7月に入って台風8号(Neoguri)、台風9号(Rammasun)、台風10号(Matmo)が発生しました。「ノグリー」はフィリピンに上陸して大きな被害を出しました。先週は「ラマスン」が中国南部(香港・広州)を襲いました。中国の記録では30年ぶりの巨大台風の来襲ということで大きな被害を出しました。

現在は台風9号(マッツモ)が台湾に上陸してからその後中国南東部を通過しようとしており、台風の進路にあたる地域では厳戒態勢が取られています。日本に上陸しないと日本国内での報道は極端に少ないですが、日本も十分に注意が必要だと思います。というのもこの三つの巨大台風は不気味にも進路がだんだん北上していることです。
もし巨大台風が日本列島にまともに上陸すれば想像を絶する大きな損害を与えることになると思われます。

現在マンションに住んでいるので、建物の構造は木造家屋に比べて強固だと思いますが、マンションの居室の南側は大きなガラスで壁が構成されていて、ガラス戸のガラスもかなり大きいのです。そのガラスは室内を明るくするのに大いに役立っていますが、もしこのガラスに風で飛ばされた木とか重量物の破片などがぶつかったら大変なことになります。小さい頃に伊勢湾台風を経験しましたが、その時は木造家屋のガラス戸には外側から気の防護を施して台風の強風をしのぎました。「東日本大震災」の経験からも言えますが、「想定外」の事態が有りうることも考えておくべきだと思います。



2014年07月21日(月) 「犯罪」と「戦争」

イスラエルの陸軍部隊が南部ガザ地区に侵攻しました。ガザ地区からイスラエル領土へ武器輸送用の秘密のトンネルが幾つも掘られていて、今回のイスラエルの攻撃はそれを破壊することが目的だということです。しかしそのトンネルは一般民家や商業施設等の床下から掘られているので、結局一般人の住居・商業施設等が破壊の対象になっています。ですからかなりの一般市民の犠牲者がでるわけです。

今回のイスラエルのハマスへの攻撃は、そもそも6月中旬に3人のヨルダン川西岸地区ユダヤ人入植者の若者が誘拐され、30日に遺体で見つかったことに端を発しています。パレスチナ自治区におけるユダヤ人入植者とパレスチナ人との対立は「一触即発」であったことは確かですが、この事件に対するユダヤ人の感情が沸騰しで報復の殺人事件が発生し、さらにパレスチナ人の報復がなされ、報復合戦がどんどん拡大してお互いに戻るに戻れない状況になってしまったのでした。

本来はパレスチナ人サイドが若者同士のこうした諍いを厳正に処罰すべきでした。パレスチナサイドが処罰を渋っている間にユダヤ人の報復がなされ、事態は「犯罪」ではなく「戦争」になってしまいました。その戦争はヨルダン川西岸地区からガザ地区に拡大し、市民の死者は既に500人を超えています。こうなっては最初の3人の若者殺害事件の真相究明は吹き飛んでしまいます。

ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜された事件でもそうですが、どこまでが「犯罪」でどこからが「戦争」なのかをはっきりさせる努力を続けるべきだと思います。「戦争」となると「殺人」は裁かれません。しかし「裁かれない殺人合戦」に事態が進展しないよう、紛争のきっかけとなりそうな「事件」は冷静に厳粛に「裁く」ことが対立する双方にとって大切であるということを全世界が認識すべきです。日本の過去の歴史ではどうしても身内に甘くなって過激分子に国全体が翻弄されました。マレーシア航空機撃墜事件では撃墜された航空機のフライトレコーダが回収され、撃墜時の状況を把握する手がかりとなりそうです。国際社会の紛争対処力が試される事件だと思います。




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