KENの日記
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2014年07月15日(火) 指揮者のマゼール死去

指揮者のロリン・マゼールが無くなりました。享年84歳でした。フランス生まれですがアメリカで音楽教育を受け、小さいころから音楽の才能を示した天才肌の指揮者でした。私はバイオリンを弾きながら指揮する写真をみたり、来日公演のテレビ放送でスコアを置かないで「暗譜」で指揮する姿を見て才能のある指揮者だなと考えていました。

実際には学生時代にパリ管弦楽団の横浜公演で楽器運び・ステージ設えのアルバイトをやった時の印象が強く残っています。アルバイトの「恩典」として「幻想交響曲」の「ゲネプロ」を客席で見せてもらったのでした。演奏会本番はともかく「ゲネプロ」ではスコアを置いているだろうと思っていたのですが、指揮台の前には何もないのです。そして二楽章の「ワルツ」の途中で何度もオケを止めて、スコアを見ないで「ハープ奏者」に幾つか注文を付けていました。全パートの楽譜が頭に入っているのかしらとびっくりした記憶があります。

マゼールについてはもうひとつ印象深い話があります。それはカラヤン亡き後のベルリンフィルのシェフの選考のことです。当時既にウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場の指揮者を経験したマゼールはカラヤンの次の常任指揮者の最有力候補だったようです。ところが選ばれたのが今年1月に81歳で亡くなった「クラウディオ・アバド」だったのです。

気合の入ったアバドのベルリンフィルとの最初の演奏会での「ブライチ」は録画してありますが、勝利者アバドの晴れ姿が映っています。しかしベルリン・フィルのアバド時代が終わってみると、常任指揮者アバドの選択は正解であったのかどうか。個人的にはその後のアバド・ベルリンフィルの関係はあまり良くなかったという気がしています。ではアバドの代わりにマゼールを常任指揮者に選んでいればどうなっていたか。残念ながらこの組み合わせも頭の中で想像する限り大成功に至らなかったのではないかと思われます。ベルリンフィルとの演奏で成功するためには楽員から(音楽的にも人間的にも)尊敬され愛される必要があると思いますが、どうもこの二人はそういうタイプでは無いように思えました。では誰が良かったか。残念ながら当時誰も誰も居なかったというのが正解のようです。



2014年07月14日(月) サッカーワールドカップはドイツが優勝

ワールドカップサッカー決勝はドイツが「1対0」でアルゼンチンを破り優勝しました。南米開催のワールドカップでヨーロッパ勢が優勝するのは初めてとのことです。前回優勝のスペインはどちらかというと歩雑書んサッカーで南米風のサッカーでしたが、今回のドイツ優勝はヨーロッパの機動力サッカーが南米流サッカーを完全に凌駕したことを示すものだと思います。

私個人的にはアルゼンチンの「デ・マリア」に期待していて、メッシのパスを受けてデ・マリア決勝ゴールを決めアルゼンチンの優勝を予想していました。残念ながらその「デ・マリア」は足の故障が思わしくなかったようで決勝戦での出場機会は遂に訪れませんでした。「デ・マリア」不在でドイツはメッシだけをマークすれば得点機会を潰すことができたのでした。

「デ・マリア」欠場と対照的に、決勝戦で途中出場したドイツ期待の新人「ゲッツェ」は延長後半に決勝点を決めました。36歳のクローゼ、24歳のミュラーを押しのけて22歳の「ゲッツェ」が決勝戦のヒーローになりました。ドイツの黄金時代はまだまだ続きそうです。

アルゼンチン敗北の理由を「ひとつ」上げるとすれば、それはドイツのギールキーパの「ノイアー」の守備力だと思います。ドイツのバックス陣の守備力もすごいのですが、それを突破しても「ノイアー」が立ち塞がるという構図はドイツと対戦した各国が苦しんだものでした。メッシも何回かのチャンスを潰しました。今回のブラジルワールドカップの最優秀選手には「メッシ」が選ばれ「ノイアー」は最優秀GKに選出されました。しかし私は「ノイアー」こそ最優秀選手に相応しいと思いました。自分の役割を果たせなかったメッシは無冠が相応しいと思いました。



2014年07月13日(日) 滋賀県知事選で自公候補が敗戦

滋賀県知事選挙で自公推薦の「小鑓候補」が前民主党の「三日月候補」に僅差で敗れました。三日月候補が「現嘉田県政」を継承して「卒原発」をアピールしたことも勝利の要因でしょうが、私は自公政権が「集団自衛権行使閣議決定」を推し進めたことが大きく影響したことは間違いことだと思います。

今回の知事選は「集団的自衛権行使」に関する中央の情勢を反映する最初の選挙だと思いますが、今後のそのような種類の選挙においては各選挙民が自分達の意思をはっきり示すことになるだろうと思われます。今回の安倍政権の行為に対して、国会周辺などで「デモンストレーション」を行う人達がいますが、そうした人達の姿勢・行動に賛同する人は全国に沢山いると思います。そういう人達が「デモ」の代わりに「選挙」を待っているのです。

自民党にとって大きな票田であった高齢者の保守層も今回の阿倍政権の突出には「不信感」を抱いていると思われます。安倍政権は選挙民を侮ってはいけないと思います。第二次世界大戦の悲惨さを直に知っている高齢者の皆さんは今こそはっきり意思を表明して若い世代に教えて欲しいと思います。21世に生きる子孫達はそれほど賢くはないのです。若い世代もしっかり過去を認識して「一票」を投ずる必要があります。

残念なことは「反対票」を投ずることを決意しても、「信任票」を誰に投ずるのか悩んでしまうのでが現在の「野党陣営」です。「平和」を軸にして政界を再編して欲しいところですがそうも行かないでしょうから、安倍政権が早く民意に気づいて、政権交代の混乱・遠回りになる前に方向転換して欲しいところです。



2014年07月12日(土) 「夏」のような暑さ

台風が去って南の暖かい空気が一気に流れ込んで「真夏」のような暑さとでした。先週オープンした近くの「沼影市民プール」への多くの子供連れが押しかけたようです。さて「梅雨」は明けたのかどうか。この天気が続けば「遡って」今日が「梅雨明け」となるところです。しかしまだ慎重な「セミ」が鳴きません。「セミ」の判断はまだ「梅雨明け」ではないようです。



2014年07月11日(金) ベネッセで情報漏洩事故(事件)

通信教育大手の「ベネッセ」で大量の顧客情報が流出しました。大量の顧客情報を管理する業種ですので情報管理は徹底されているはずなのですが、今回委託先業者のオペレータが不正に情報を持ち出したようです。これまでの報道を見る限り、ベネッセ側には非が無く「情報の盗難」にあった状況のようです。世の中には「悪い人」がいますから、「悪い人」がコンピュータ技術者になって情報をオペレートする機会は無くなりません。

これから情報流出の様相が解明されてくると思いますが、基本的には「情報を管理する側」の責任を過度に考えないで欲しいと思っています。「情報を管理する側」の対策、「犯罪者の特定・逮捕、罰則」、「情報流通市場の管理」「管理すべき個人情報の範囲の適正化」などのバランスを考えながら慎重に「情報管理」を考えて欲しいと思います。極点に走ると非常に「匿名性が高く」「秘密だらけの」「堅苦しい」世の中になってしまいます。

今回「情報」の世界にも「古物商免許」のような制度を導入すべしという動きがあるようです。古美術品と同じで盗難事件を撲滅することはできませんが、その「取引市場」を監視すれば「悪い人」が悪事を働く機会を減らすことができるので犯罪を減らす効果は大きいと思います。昨年「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」がバージョン2013に更新されましたが、こういう「事件」があると「見直しあるいは追加措置」の必要性が浮上してくる可能性があります。「極悪人の存在」のために家の防備をどんどん強くしようという単純な発想は止めてどうかと思いますが。



2014年07月10日(木) サッカーワールドカップ決勝は西ドイツ対アルゼンチン

サッカーワールドカップは昨日・今日と準決勝が行われ、昨日西ドイツが7対1の大差でブラジルを破り、今日はPK戦でアルゼンチンがオランダを破り決勝戦に駒を進めました。昨日のブラジルはエースのネイマールを主将のチアゴ・シルバを欠いての戦いとなり、チームの組織が崩れてしまい歴史的な大敗となりました。この試合はブラジルサッカー界の汚点として長く記憶されることでしょう。

昨日の大味な試合とは全く別で今日の「アルゼンチン×オランダ」は両チームの守備が最後まで緊張感を持って守り抜き延長戦でも決着がつかずPK戦となりました。オランダはPK専門のキーパを用意しているだけあって、通常の正ゴールキーパは「PK戦苦手」を示した格好で、ブラジルキーパは二つ止めたの対し、ボールに触りながらゴールを許すなど最後は不甲斐ない負け方となりました。

この試合オランダがロッペン、スナイデルが予想通りの活躍をして惜しいシュートを放ったことに比べると、デ・マリオを欠いたアルゼンチンは攻撃力が落ちていたと思います。アグエロ、イグアインはメッシとのコンビネーションを100%活用できなくて、シュートチャンスを潰していました。しかしデ・マリア不在でも負けない試合ができるのですから守備力は相当なものだと思います。特に前線にいるメッシは速攻を食らっても大急ぎで戻って守備に参加するタイプではないのに、オランダを押さえ込んだのですから凄いです。

さて決勝はどうなるでしょうか。地力を比べると西ドイツが一枚上手の感じがします。メッシ、デ・マリア級のスーパー選手を多数抱えているで攻撃の幅が広がると思います。アルゼンチンに勝機があるとすれば全試合で一回あるか無いかのチャンスにシュートを決めきれるかどうかにかかっていると思います。メッシが徹底的にマークされることは確実なのでキーマンはずばりデ・マリアとなるでしょう。



2014年07月09日(水) 安倍首相とメルケル首相の

オーストラリアを訪問している安倍首相は7月8日首都キャンベラの国会議事堂で演説を行いました。さすがに6月のシンガポールでの演説のような高慢なものではなく、積極的平和主義を強調しつつも「戦後の反省」「東日本大震災でのオーストラリアからの支援への感謝」を大きく取り上げていました。しかし非常に気になったポイントがあります。それは第二次世界大戦の始末に関する発言です。

「Hostility to Japan must go. It is better to hope than always to remember.(日本に対する敵意は去るべきだ。常に記憶を呼び覚ますより未来を期待するほうがよい)。第二次世界大戦後に日本と新たな外交関係を始めるにあたって当時のオーストラリアのメンジーズ首相が語った言葉だそうです。安倍首相はこの言葉を引用し以下のように続けました(首相官邸ホームページ)。「再び日本国と日本国民を代表し申し上げます。皆さんが日本に対して差し伸べた寛容の精神と友情に、心からなる感謝の意を表します。私たちは、皆さんの寛容と過去の歴史を決して忘れることはありません。」

「過去を乗り越えて未来志向で行こう」という言葉は加害者は十分注意して用いる必要があると思います。特にそのようなに考えない国々が神経を尖らせているときには尚更です。迷惑を被った国々にはそのように考える国々もあれば、「過去はまだ乗り越えられない。あるいは以前はそう考えていたが最近日本の姿勢を見ているとそのように思い続けることができなくなった」という国々もあるのです。加害者たる日本はどちらのタイプの国に対しても同じように誠意を尽くして対応する必要があります。「過去を乗り越えよう」という国とだけ仲良くして、そうでない国に対しては厳しい態度を取ることは加害者としては決して許されないと思います。

丁度同時期に中国を訪問したドイツのメルケル首相は「過去の戦争に対する日本とドイツの戦後の取り組みをどのように考えているか」と問われて以下のように答えています(SCMPの報道から)

「Every one of us has to reflect on what we have done wrong," Merkel said of Germany's handling of the second world war, adding that many young Germans in the 1960s constantly asked their parents about life under the Nazis. "This is a painful process," she said. "But it is the right thing to do. The new generation also has to face history, and this is crucial to avoid repeating mistakes."

「すべてのドイツ人は自分達が間違ったことをしたことを振り返らなければなりません。1960年代に多くの若いドイツ人がナチ政権下の生活がどんなものであったのか自分の親たちにしきりに質問しました。それは非常に苦痛を伴うやり取りでした。しかしそうすることが正しいのです。若い世代も歴史を真正面から向き合う必要があります。そうすることが再び間違いを起こすことを防ぐために必須であるからです」

ドイツは第一次世界大戦の敗戦経験に懲りずに第二次世界大戦への道を歩みはじめ再び敗戦の悲惨さを経験しました。第一次世界大戦で連合国側について勝利した日本はまだ敗戦を一回しか経験していません。ドイツメルケル首相は「日本のことを念頭に発言しているのは無い」としていますが、二度の敗戦を経験した国民の代表の言葉私たちは重く受け止める必要があると思いました。



2014年07月08日(火) 大型台風8号沖縄に接近中

大型で非常に強い「台風8号」が沖縄本島に接近しています。異常気象の影響なのか分かりませんが、最近は過去の大型台風と比べても大型で何年かに一度来るような最大級の「台風」が毎年のように発生している来ている気がします。昨年11月にフィリピン南東部を襲った台風「Hayan(ハイアン)」(日本では台風30号)は物凄い高さの高波を発生させ、フィリピン東部の島々に壊滅的な大被害を与えましたことは記憶新しいところです。

ところで「台風の名前」のことですが、日本ではその年の発生順に「台風○○号」と日本語で読んでいますが、海外では国際気象機関のリストに基づいて命名される名前で呼ばれることが一般的なようです。昨年の台風30号は国際的には「台風Hayan」で通っています。フィリピンでの固有名は「Yolanda」と言うのですがインターネット英字ニュースでは統一して「Hayan」と呼ばれていました。

台風の名前は台風情報を識別するために異なるアルファベットの頭文字の名前リストから採られるのですが、これは台風が複数の国に影響を与えるあるいは通過することとなるので、行き違いを無くすために共通した名称で呼ばれる必要があるからです。しかし日本は相変わらず日本固有の「台風○○号」を使っています。日本もそろそろ国際的に通用する名称を使うかあるいは「併用」する必要があると思います。

今年の春にフィリピン人船員を乗せたケーブル敷設船が横浜に寄港した時にフィリピン人船員と「台風被害」について情報を聞いたのですが、当然台風の名前は「Hayan」を使いました。多くの台風はフィリピンを襲った後中国大陸・朝鮮半島に向かうか、あるいは日本上陸というルートを取ります。周辺の「国々」と共通な話題となる可能性の高い「台風」はできるだけ各国共通の名称で呼ぶようにしておいた方が会話の役にたちます。

因みに、今回の台風8号の名前は「NEOGURI」と記され、発音は「ノグリー」です。韓国語で「タヌキ」の意味だそうです。昨年の「HAYAN」は中国語で「海燕」だとのことです。単なる数字より「記憶」に刻まれることが容易になると思います。



2014年07月07日(月) IBMノートパソコン故障

一週間目くらいからIBMパソコン(X41)のキーボードが故障していました。キーボード上の数字の「7」のキーが全く反応しなくなった他に、起動時にパスワード数字入力可能となるまで時間がかかるようになり、キーボード右側(「7」より右のキー)の反応が遅くなってしまいました。「7」を打ちたい時には英数で「しち」と入力して変換して対応してきました。この投入方法はかなり「疲れるもの」なのでいよいよ新しいパソコンの購入を検討しようかと考え始めました。

しかし妻が部品活用のために購入した「IBMノート」からキーボードを取り外して、故障したキーボードと取り替えてくれたのでこの問題は一気に解決してしまいました。部品活用のための「IBMノート」は秋葉原で安く買っておいたのですが、「液晶取替え」に引き続いて「キーボード」が活用されたことになりました。

「X41」の「XP」パソコンは非常に頑丈で使い勝手が良いので今暫く使うことになりそうです。しかしOSの「XP」がどこまで耐えてくれるか、「XP」用のウイルス対策ソフトがいつまで提供してもらえるのかにかかっていますので、そろそろ別のパソコンを物色しても良いかもしれません。



2014年07月06日(日) ワールドカップベスト4決定

サッカーワールドカップはベスト4が決まりました。準決勝は「西ドイツ対ブラジル」「アルゼンチン対オランダ」で戦われることになりました。これまでグループリーグでも好試合が多かったと思いますが、決勝リーグは本当に素晴らしい試合が続いていて見応えがあります。

日本代表チームのことを考えると、まだまだ世界トップチームと日本代表チームは大分差が開いている印象を受けます。日本代表チームが本田が「優勝を目指す」と宣言してワールドカップに望みましたが、本田が実感したきたヨーロッパのサッカーが本当に「日本が優勝できる程度」だとすれば、本田のセンスを疑わざるを得ません。ベスト4チームを見る限り、身体的にも精神的にも非常に逞しく限界まで自分を追い込むことが出来る凄いレベルのスポーツマンが揃っています。

ベスト4のチームを見てみると「攻撃力」と「守備力」の両方が高いレベルで充実していることが共通しています。守備陣ですが、ゴールキーパも含めて、身体が大きくて(背が高く身体がガッシリいている)、運動神経が良く(ボールコントロールは当然上手い)、かつ判断力・戦術眼に長けている選手が揃っています。そのようなバックスを有するチームが勝ち上がって来ています。バックスとは言えチャンスと見るや最前線まで走って攻撃参加するようなアグレッシブさを備えています。残念ながら日本の選手の中では殆ど見つけることが困難でしょう。敢えて言うと「田中 マルクス闘莉王」でしょうか。彼はブラジル出身ですが・・・。

グループリーグ終了後、選手は直ぐに帰国しザッケローニ監督はイタリアに帰りました。ワールドカップの決勝トーナメントが進む中で、日本選手はどのように過ごしているのでしょうか。選手・監督・コーチ等サッカー関係者はキチンと反省をし次の退会に向けて戦略を考えて欲しいと思います。前回スペインが優勝して日本は自分達の「パスサッカー」が世界に通用すると勘違いしました。その間南米・アフリカは守備を固める機動力サッカーに切り替えて今回非常に優勢に戦いを進めました。日本はドン底から這い上がる経験をしなければならないと思います。




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