日経新聞の世論調査によると、
「憲法改正でなく憲法解釈の変更によって集団的自衛権の行使を容認することに「賛成」の回答が28%、「反対」の回答は51%。集団的自衛権行使自体に関しては「使えるようにすべきだ」が37%で「使えるようにすべきではない」は47%」であったそうです。日本国民の多くはまだ十分に冷静にかつ平和を守る立場で考えていることを示すものであり安心するとともに嬉しく感じました。
阿倍首相が良く考え、知恵を出し、すごく努力して政権運営を行っていることは理解しますが、根本のところで「危うい」と考えるのは私だけではなく多くの一般人が感じているようです。「靖国参拝」を強行して「従軍慰安婦問題」を蒸し返した後、「集団的自衛権行使容認へ」それも「憲法改正ではなく内閣の憲法解釈変更によって」というのはあまりにも「嘗て通過した危ない道」を思い起こさせます。
集団的自衛権行使に向けて審議会を立ち上げて世論に訴え、中国・韓国との和解を難しくする一方で、かなり非現実的な具体的発動状況を想定して国民に危機感を抱かせています。更にフィリピン・ベトナムが中国と「領土問題で揉めている」ことを利用して日本の立場の正当性を声高に主張し「中国の武力に拠る領土拡大戦略」を避難しています。
しかし「尖閣列島」についてはアメリカでさえ日本の施政権は認めても領有権は認めていないのです。元々「尖閣列島問題」は「問題所在の問題」でした。日本は正々堂々と国際司法裁判所で争う手順を踏めば、中国の今日の行動は世界中から非難されていたはずです。このような難しい領土問題は日本こそが「平和的解決」に向けた道筋を提示すべきだと思います。それが先の第二次世界大戦での日本の戦争責任を果たす絶好のチャンスではないかと思うのです。終戦時の日本の国家・国民の決意をもう一度しっかり噛みしめるべきだと思います。
自宅のある武蔵浦和には「ロッテ」の大きな工場があります。この工場ではチョコレートを作っているようで風向きによっては美味しそうなチョコレートの匂いが漂います。現在古い工場を取り壊して「7階建て」の大きな工場等を建設中です。最新式設備が導入されると美味しそうな「匂い」は消えてしまうかも知れません。まだ工場見学したことがないので、最新式工場が完成したら見学したいと思っています。(見学制度が継続すればの話ですが)
「ロッテ」工場の南側には「ロッテ浦和球場」があってロッテ2軍の練習やら試合が行われるようです。一軍の球場は幕張にある千葉ロッテ球場ですが二軍球場は武蔵浦和にあるのです。今日(日曜日)少し遅めの朝の散歩で球場を通ったところ、球場入り口付近に選手を待ち受けるファンの集団がかなり大勢集まっていました。日程表で確認すると、今日25日は「ロッテ対日本ハム」の試合が午後1時からあるとのことでした。試合3時間以上前からファンが集まるような人気であるととはついぞ知りませんでした。午後2時ごろ試合の様子をもう一度見に行ったのですが狭い観覧席は満員で結構篤い声援が送られていました。
一軍の試合は当然面白いのでしょうが、将来一軍で活躍しそうな選手を若手の頃から探し出すのも面白いのかもしれません。熱心はファンの方々が選手名鑑を見ながら目当ての選手を捜している様子が随所で見られました。
| 2014年05月24日(土) |
UEFAチャンピオンリーグ決勝 |
UEFAチャンピオンリーグ決勝を見ながらこの日記を書いています。試合はスペインマドリードを拠点にする「レアル」と「アトレティコ」。前半の半分が過ぎましたが「アトレティコの強さ」の理由が分かりました。レアルのようなスター選手こそいませんが、フィールド選手10人の緊密に連携した非常に厳しいプレッシャーと拾いまくる執拗なサッカーは凄いです。
この種のサッカーはJリーグサッカーの対極にあると言えます。レアル選手が少しでもトラップをミスするとボールは取られるし、ドリブルしようとする選手は複数の守備で潰してしまいます。試合前にレアルのアンチェロッティ監督は戦力的にアトレティコに劣ると言っていましたが、アトレティコの執拗なサッカーは今のところレアルを押さえ込んでいます。
31分:レアルのベイルの決定的チャンスですがシュートは左にそれました。身体能力を生かしてタイミングをずらしたシュートでした。このミスが試合を雰囲気を決めてしまいそうです。アトレティコから決定的なチャンスを作るのは容易ではありません。
36分:アトレティコが先制ゴールしました。密集でのヘディングボールが大きなループを描いてレアルゴールキーパー「カシージャス」の頭の上を越えてゴールインしました。非常に幸運なゴールですがアトレティコの豊富な運動量が生んだゴールだと思います。
前半終了です。ロナウド・ベイルを中心とするレアルのスピードサッカーはスピードを上げるためにある程度の「スペース」を必要とするのですが、アトレティコの守備はその「スペース」を消しています。それはスマートなサッカーでは決してなく、抜かれそうになった時に最後に身体をぶつけるとか、相手の靴を踏むとかいうものです。それは他のチームの守備より相手との距離を短くして圧力をかけるサッカーです。そうした接触プレーにレアルがペースを掴めていません。その分イエローカードの枚数も増ええいますが。ここまでは完全にアトレティコのペースで試合は進んでいます。レアルがどのように試合を打開するのか。
それにしてもスペインサッカーの多彩さ・激しさには驚きます。今日行われているサッカーは前回ワールドカップでスペインが見せたパスサッカーではありません。ワールドカップチームはバルセロナ主体といっても良いと思います。今日はまた別なレアルの「スピードサッカー」とアトレティコの「全員アグレッシブサッカー」の激突です。鍛えぬいたしなやかな肉体が広いグランドの上で躍動しています。この試合は6月に行われるワールドカップの行方を占うものと言えると思います。
試合後半です。
これまで何回かドリブル突破を見せたアルゼンチン代表の「デ・マリア」のドリブル切り込みが再び決定的なシーンを作りました。今日はロナウド・ベイル・ベンゼマは活躍できませんが「デ・マリア」のしなやかな動きはアトレティ守備を突破しています。アトレティコは身体で突破を防ぎました。ロナウドのフリーキックは惜しくも長身キーパに弾かれました。その後のコーナーキックからの攻撃でもレアルは徹底的にロナウドに合わせますがゴールならず。今日はベールもロナウドもゴールから嫌われている感じです。
17分:セルヒオ・ラモスのセンタリングにロナウドとベンゼマが合わせるもゴールならず。レアルは玉離れを少し早くしてアトレティコの執拗な接触プレーから逃れる作戦に出たようです。それにしてもアトレチィコの執拗さはすごいです。全員が徹底的にカバーしあっているので運動量はすごいことになっています。しかしまだその運動量は全く落ちていません。一点リードを守り抜こうという執念が感じられます。
28分:ロナウドからのベイルへのパス。ベイルの左足のシュートはゴール右に外れました。29分ロナウドのアクロバティックなシュートはゴールポストの上でした。次第にレアルがシュートまで持ち込むようになりました。アトレティコ選手のスタミナが落ち始めた感じがします。
32分:ベイルのドリブルからの突破。早いです。今日はじめて見せるベイルの突破力シュートはゴール右にそれました。アトレティコは「したたかな」プレーを始めました。倒されるとなかなか起き上がらず、時間稼ぎに入りました。レアル選手には「あせり」が見え始めた感じです。
後半ロスタイム3分過ぎに対にレアルが同点に追いつきました。劇的なロスタイムでの同点シュートです。セルヒオラモスのヘディングがゴール左隅に決まりました。レアルが生き返りました。決勝は延長に入りました。。
延長前半終了。アトレティコはイエローカード6枚もらっています。後一枚で退場と言う選手が6人いることになるので「当たり」が少し弱くなった感じです。しかしアトレティコの執念はすごい。それにしてもアトレティコ監督「シメオネ」は目立ちます。物凄い形相で選手を鼓舞します。サポータに応援を求めます。
延長後半に入りました。今日大活躍の「デ・マリア」の突破から遂にベイルがヘッドでシュートを決めました。ぎりぎりゴール右上に決めました。これまでシュートを外しまくっていたベイルが決めました。やはり今日気を吐いていた「デマリア」の突破からでした。このままレアルが勝てば「デマリア」が最優秀賞でしょう。
延長後半13分にレアルのマルセロが3点目のゴールです。ここでの「デ・マリア」が敵を撹乱する動きを見せました。14分14秒ロナウドのペナルティゴール。4対1レアルが勝利を確実にしました。「シメオリ」監督の場内乱入。試合が終わったのかどうなったのか?混乱しています。まだゲームは終わっていないのに場内混乱です。「シメオネ」退場。そして試合終了。レアルが10度目の優勝を飾りました。
両チームの殆どの選手はこれから祖国に帰ってワールドカップで闘うことになります。しかしウェールズ出身のベイルにとってはワールドカップは全く関係のない他人のお祭りです。歓喜に包まれるレアル選手の中で「ベイル」は少し寂しそうでした。
長崎医科大学の「永井隆教授」が被爆直後の自らの被爆体験を綴った「長崎の鐘」と共に収録されているのが「マニラの悲劇」です。「長崎の鐘」はGHQの検閲によって出版が許可されず、GHQから日本軍によるマニラ大虐殺の記録集である「マニラの悲劇」との合本することとされて1949年に出版されたのでした。ということで今回借りた「人間愛叢書(2009年発行)」でも「マニラの悲劇」との合本となっています。私もそうでしたが日本人読者としては「長崎の鐘」を身近なもので熟読するのですが、「マニラの悲劇」の方は読み飛ばすことが多いのではないでしょうか。
私は会社の仕事の関係で何回かマニラ出張の機会があり、何回目かの出張の折に仕事が早く終わったのでサンチィアゴ要塞を見学したことがありました。サンチィアゴ要塞はマニラ歴史地区「イントラムロス」の北側にあってマニラ観光のポイントにもなっています。そしてそこには日本軍によって多数のフィリピン人が殺害されたことを記した碑が建っていました。この碑のことはこのサンチァゴ要塞にあるリサール記念館の「オセイサン」の肖像画とともに私に引っ掛かっていたのでした。今回「長崎の鐘」を読んだことによってマニラでの「引っ掛かり」が少し解けました。
1941年真珠湾を攻撃した日本(帝国)軍は直ぐにアメリカ植民地フィリピンの攻略に取り掛かりました。当時台湾は日本の領土であり台湾基地からフィリピンルソン島はそれほど遠くはありません。そしてフィリピンを守備していたのがマッカーサーであり、日本軍の侵攻を受けてオーストラリアに逃れたマッカーサーが「I shall return」という言葉で日本軍に対して再起を期したのでした。1945年太平洋の拠点を一つ一つ攻略してきたアメリカ軍はフィリピン奪還作戦に着手しました。マニラに拠点を置く日本軍は徹底抗戦を決めて多数のマニラ市民を戦禍に巻き込んだのでした。そこで発生したのが「マニラ虐殺」でした。敗戦濃厚となった日本軍が野蛮で無慈悲な行動に出たことは十分あり得たことです。アメリカ軍は軍人・マニラ市民・キリスト教関係者からの日本軍の行動に関する証言を聴取し詳細に記録しました。その証言集が「マニラの悲劇」なのです。
日本(帝国)軍は敗戦に際して各所で記録を焼却したり捕虜を殺害したりしました。戦争の記録とか記憶を基に作られた戦記ものでは日本軍が全滅したとか日本軍が英雄的に戦ったとかいう日本側の話は多く残っていても、日本軍が現地で行った蛮行が記録されていることは少ないと思います。この種の記録は抹殺されることが多いことは容易に推測できます。証拠を消してしまうのですからある意味で当たり前だと思います。しかしここでは日本軍首脳部の発した命令が確認されており作戦はその通り実行されました。
1945年2月13日「大隊命令」 「比島人を殺すときは、一箇所に集めて之を行い、弾薬および人力を過度に消耗せざるよう配慮すべし。死体の処置は困難多きにつき、焼くか、若しくは破壊を予定されある建物に彼等を集めるか、あるいは河中に誘導すべし」 1945年2月13日「小林軍団命令」 「日本軍将兵、日本軍一般人、特別建設班を除き、戦場にある者は全て殺すべし・・・」
「永井隆教授」が長崎の記憶を作品に留めたことと同じようにマニラでは現地の証言が残されました。「長崎の鐘」を読んで受ける衝撃と全く同じように、日本人は「マニラの悲劇」をキチンと理解し反省しなければならないと思います。一部に「マニラの悲劇」はアメリカ軍の無差別爆撃が原因の一つであるとするような向きをあるようですが、他人の行為によって自分の罪は軽減されないことは明らかです。自分達の同胞が犯した犯罪を知っておくべきですし、自分にも同じような行動を起こしかねない血が流れていることを自覚すべきだと思いました。
戦後70年が近づいています。平和社会を維持するためには同胞の犯した戦争犯罪に正しく向き合い必要があると思いました。忘れたり、隠したりすると人間は何を始めるかわかりませんから。
5月21日、福井地裁は関西電力「大飯原発3、4号機」の運転差し止めを命ずる判決を言い渡しました。福井地裁判事の判決の内容は以下のようです。
「求められる安全性」 原発の稼働は法的には電気を生み出す一手段である経済活動の自由に属し、憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきだ。自然災害や戦争以外で、この根源的な権利が極めて広範に奪われる事態を招く可能性があるのは原発事故以外に想定しにくい。具体的危険性が万が一でもあれば差し止めが認められるのは当然だ。
「原発の特性」 原子力発電技術で発生するエネルギーは極めて膨大で、運転停止後も電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならない。その間何時間か電源が失われるだけで事故につながり、事故は時の経過に従って拡大する。これは原子力発電に内在する本質的な危険である。
【大飯原発の欠陥】 地震の際の冷やす機能と閉じ込める構造に欠陥がある。1260ガルを超える地震では冷却システムが崩壊し、メルトダウンに結びつくことは被告も認めている。わが国の地震学会は大規模な地震の発生を一度も予知できていない。頼るべき過去のデータは限られ大飯原発に1260ガルを超える地震が来ないとの科学的な根拠に基づく想定は本来的に不可能だ。
今丁度「長崎の鐘」を読了した時期であり「長崎の鐘」作者の永井隆教授の考え方に心を動かされていたので今回の福井地裁判決に対する私の感想を記載しておきます
永井教授(長崎医科大学放射線科教授)は長崎医科大学で放射線物理を研究し、1930年代には医師として従軍し、帰還後にはキリスト教に入信(浦上天主堂神父により洗礼)し、1945年8月9日長崎原爆爆心地近くで自ら被爆し、自ら重症を負うも被爆直後の緊急救護活動に医師として従事し、戦後は執筆活動を続け1951年に亡くなりました。隠れキリシタンの子孫である奥様の「緑」さんは永井教授が宿泊業務のため8月8日に永井教授を8日に送り出しそのまま9日爆心地近くで被爆し亡くなられました
永井教授は、研究者としてアインシュタインの「相対性理論」を理解し、放射線医学者として「原子力の平和利用」の方法を研究し、戦争の最前線の態様・戦争の悲惨さを十分理解し、執筆活動を通してキリスト教の立場から人間社会を見通してきた人物でした。
「長崎の鐘」においては、「人類が発見した原子力は途方もないものだが、それを制御するのも科学者に課せられた宿題である」との考え方が貫かれています。永井教授は原爆被爆以前から放射線を浴びて身体を壊し始めていましたし、奥様の安否を確認することなく被爆直後から救急医療活動を続けられました。まさしく自分の「身」を削って「原子力」の威力・人間への影響を記録を残されたのでした。
人類祖先が大昔「火」を知って「火」をコントロールできるようになって随分と社会・生活が変わりました。生活が便利になる一方で「火災」で命を亡くしたり、「火薬」を使った武器によって戦争の悲惨さは増しました。原子力の発見・利用に伴い「原子爆弾の被害」「原発事故」で従来では考えられないような被害が発生することも分かりました。しかし科学者として永井教授は「原子力利用」の人類への貢献を「多」としました。
原子力の発見は「火」の発見に披見しうる程のものかもしれません。少なくとも永井教授は多少の犠牲を払っても科学者として平和利用の道を開き将来の人類に大きな貢献できると考えていたと思います。ここは難しいところですが、発見の効果が大きければ大きいほど人類への恩恵は大きいし、悪用されれたり事故が発生すると人類への被害は大きいと思います。
しかし「知力」「探究心」を授かった人類は「発展」を目指して歩むことを止める訳には行かない運営にあると思います。それは能力を備えた人類の宿命だと思います。如何なる困難が待ち受けようともそれにチャレンジすることを運命付けられていると思います。その場合に採るべき手段は発展を止める手段は、発展を止めることではなく、被害を最小に留める手段を講ずることだと思います。
来月14日(土)兵庫県西宮での結婚式に招待されています。最初は私と妻の二人で出席と考えていたのですが、ここにきて息子と娘も出席することになったので急いでホテルを探し始めました。ネットの「楽天トラベル」やら「じゃらん」眺めてのですが、神戸市内の便利そうなビジネスホテルの「土曜日」はひどく混雑していることを知りました。
ビジネス客が多いのなら「土日」は空いているだろうと勝手に想像していたのですが、神戸は逆で「土曜日」が非常に混んでいて、日曜日・月〜金なら空きのあるホテルが多いです。神戸ってそれほどの観光地にだったのかと認識を新たにしました。大阪市内はさすがにビジネス客が多いらしく「土曜日」でも空きがあります。西宮なら新大阪近辺からも便利なので、差し当たり大阪北部の宿を押さえておこうかと思っています。でも前に書いたようにこの機会を利用して舞子の孫文記念館を訪問しようと思っているので、できたら神戸方面で宿を取りたいと思っています。便利そうなホテルにキャンセル空きが出ないかフォローしていくつもりです。
| 2014年05月20日(火) |
祝「ESL−PODCAST」1000回達成 |
5月19日、「ESLPODCAST」のエピソードが1000回目を迎えました。ESL(English As A Second Language)アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く「Center of English Development」(実際は二人の大学教授が運営しているようです)が提供している番組です。1000回記念のエピソードではこれまでの長い道程を振り返って「これほど続くとは想定していなかった」と二人が感慨を語っています。
私の「IPOD」には800回目からの「エピソード(スキット)」と「English Cafe」(様々なテーマの英語番組)が溜まっています。これだけでも物凄い量なのですからまだこのほかに4倍の量のコンテンツを作ってきたのですからすごいです。
エピソードは10分から15分程度、「English Cafe」はアメリカの歴史・地理から題材を採った30分程度の紹介番組となっていて、月・金に「エピソード」が水曜日に「English Cafe」が更新されます。昨日公開されたエピソードは1000回目、先週水曜日の「English Cafe」は450回を迎えています。
この番組の魅力は、分かり易い英語、アメリカに関する興味深い話の内容、ポッドキャスターの「Jeff McQuillan」さんのユーモアを交えたスマートな解説が素晴らしいことだと思います。ストーリーは同じ大学教授の「Lucy Tse」さんが書いているようですが、世界中の視聴者から寄せられるお便りが題材のヒントになっているようです。「English Cafe」の題材には、アメリカ国内国立公園、歴代大統領・有名人の紹介、アメリカの歴史的遺物の紹介、アメリカ文化(音楽・映画など)の紹介が含まれていています。
例えば「アメリカ大統領」の紹介の中では、当然ですがその大統領に関わる事件・事案の説明がなされます。従って、独立戦争、インディアンとの戦い、奴隷問題、大恐慌、二つの世界大戦、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件等に触れることになります。アメリカインディアンへの迫害、黒人差別問題等における「Jeff」さんの解説からはリベラルで優しい人柄を知ることができます。
また「Jeff」さんは歌が上手でしばしば自ら声に出して歌を聞かせてくます。放送の内容から「Jeff」さんの追加的情報としては以下のようなことがあります。
〇ミネソタ州セントポール出身。ロザンゼルス在住。 〇お父さんは学校の先生で、同郷の「チャールズ・シュルツ」のサインを持っている。 〇大学(大学院も含めて)には随分長くいた。スペイン語を話す。 〇キャンプが大好き。 〇頭髪は残り少ない。あるいは殆ど残り少ない。 〇「お隣さん」との「関係」が微妙なことと。 〇「猫」が苦手。
妻がこれまで使っていた「スマホ」より新しい「スマホ」を手に入れたので、古いほうのスマホを使おうと思っています。といっても連絡手段としては「携帯電話(ガラ)」があるので、当面は「音楽プレーヤー」か「英語学習」用にと思っています。もう少し「無料WiFi」が増えれば使い勝手も良くなるのですが。
「携帯」はサムスン製です。携帯に音楽を入れるためのサムスン携帯の音楽ソフトの「サムスンKies」をパソコンにダウンロードしました。パソコンには「アップル」の「ITune」、「ソニー」の「Xアプリ」が入っていて、「サムスンキーズ」で三つ目になります。「ITune」は第3世代IPOD時代から使っていて一番長く使っています。「ITune」を標準に他のソフトを評価すると今のところ以下のようになります。
「アップル」「ソニー」の両社はコンテンツに強みを持っています。ソニーはCBSソニーを傘下に持つのでコンテンツに関する便利さではソニーの優秀さが分かります。大したことではないのですが「CD」の楽曲情報をダウンロードするときにソニーの方が整然としている感じです。ITuneで情報を取り出すと、演奏家の間違いや楽曲情報入力が省略されていたりして「クラシック音楽」への思い入れの少なさを実感します。でもPODキャストではアップルが本家なので素晴らしいと思います。ソニーはCDからMP3への変換がアップルより早い気がします。これには驚きました。
残念ながら「SamsungKies」はアップル、ソニーに比べると大分性能が落ちるような気がします。妻の端末が古いせいなのか分かりませんが、スマホの認識に非常に時間がかかります。また音楽コンテンツを操作するような機能は組み込まれていないようです。サムスンはアップル・ソニーとは目指す方向が違うのかもしれません。ソニーの果敢にアップルに挑んでいる姿は立派だと見直しました。
| 2014年05月18日(日) |
インド総選挙で野党が大勝利 |
インド国会の総選挙の開票作業が終了し野党が地滑り的な勝利を納めました。2004年の総選挙において「ソニア・ガンジー」率いる「インド国民会議党」がBJP党から政権を奪ったのですが、その時から10年を経てBJP党は政権を奪い返しました。BJP党の党首「ナーレンダ・モディ」氏が国会で首相に指名されることになります。
敗れた「国民会議党」ですが、選挙期間中から「ラフール・ガンジー」(副党首)の「線の細さ」が懸念され、一時妹の「プリヤンカ」を担ぎ出そうという動きさえありました。ネルー家の子孫の男系はどうも頼りないようです。これから国民会議党は野党に落ちるわけですが果たして「ラフール」の指導で党勢拡大ができるかどうか。母の「ソニア」も大変苦労しそうです。
政権に復帰するBJP党にとっても現在のインドは難問山積です。途上国がテイクオフするに際して「貧富の差の拡大→社会不安の増大」「急激な成長→インフラ整備遅れ・公害発生」などどの国も多かれ少なかれ通過する問題なのですが、大きな人口を抱える中国・インド等では問題は非常に深刻になります。一足先に成長した共産党独裁の中国に対して民主主義国インドがどのような解決策を提示できるのか。BJPに期待したいところです。
身近なところでは「日本に残されたチャンドラ・ボースの遺骨」の件ですが、ガンジー・ネルー王朝のインド国民会議党政権からBJP党に変わることで進展を期待したいところです。ネルー・ガンジーから袂を分かったチャンドラ・ボースはインド国民会議党からすると異端です。チャンドラ・ボースが英雄視されることは取りも直さず国民会議党本流の正当性への打撃となります。従って「英雄チャンドラ・ボースの遺骨」のインド帰還は好ましくなく「遺骨の信憑性」が疑われてきました。BJP党はむしろ逆に「チャンドラ・ボースの功績」を利用したいでしょうから、積極的に「遺骨の本国帰還」を進める方向に進みそうです。これと並行して「日印関係」も一層緊密になりそうです。
| 2014年05月17日(土) |
フィガロの結婚(1973年グラインドボーン音楽祭) |
妻が随分前にDVDに録画しそのまま見ずにいた「フィガロの結婚(1973年)を見ました。演奏は以下の通りです。
フィガロ:クヌート・スクラム スザンナ:イレアナ・コトルバシュ ケルビーノ:フレデリカ・フォン・シュターデ 伯爵夫人:キリ・テ・カナワ アルマビーヴァ伯爵:ベンジャミン・ラクソン バルトロ:マリウス・リンツレル
指揮:ジョン・プリッチャード 演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 合唱:グラインドボーン音楽祭合唱団 演出:ピーター・ホール
グラインドボーン音楽祭の実況録画ですが、劇場が小さいせいかあるいは明るいせいか、カメラワークが非常に上手く歌っている歌手の表情や仕草を的確に捉えています。歌手の顔が大写しになるので歌手達の丁寧な歌が「音楽」からだけでなく表情からも見て取れる非常に優秀な録画・録音だと思いました。部隊が小さいので非常に濃密な演奏になっていると思います。
歌手では「スザンナ」のコトルバシュが最後まで魅力的で可愛らしい「スザンナ」を好演しています。声はあくまでもソフトで透明であり発声法はしっかりしています。ケルビーノのシュターデは少し高音部が硬い思われましたが少年ケルビーノ役をを如何にも少年らしく好演しています。伯爵夫人のカナワは気品がありますが声は少し硬く感じました。男性人は皆芸達者です。
全体通しての感想は古典的な舞台装置・衣装で古典的な演出だろうと思われますが、それがオペラの面白さを際立たせていると思いました。領主夫妻と召使達の関係が、時には封建的で絶対服従要求するものであり、時には身分に関係のない人間同士の恋愛・義理人情であったりするところを丁寧に演出していたと思います。ポンテの台本が物凄く入り組んだ人間関係を描きモーツァルトはそれを楽しく音楽にした大傑作だと再認識しました。残念な点はオーケストラが伴奏が時に荒くなりバラついてしまうことですが、映像は古くともフィガロの標準版としては最適な演奏ではないかと思われました。
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