| 2014年04月11日(金) |
WindowsXPサポート停止 |
マイクロソフト社は4月9日をもって「Windows XP、Microsoft Office 2003、Internet Explorer 6 」のサポートを停止しました。この組み合わせのソフトウエアは長期間生き延びたので、個人ユーザでも相当の利用者がいるはずです。企業ならセキュリティ対策で新しいソフトウエアに移行するでしょうが、個人ユーザにとっては「危険」が実感できないため、暫くは使い続ける人が多いのではないでしょうか。我が家のパソコン数台(妻と私の個人パソコンと家庭供用パソコン)もXPを使っていますが暫くは様子を見ようと思っています。
私の個人利用XPパソコンは2001年にスリランカに赴任するにあたって急いで買った富士通の「FMV−BIBLO MG8/75](2001年冬モデル)でした。比較的完成度の高かった「98」の後は「Me」「2000」など短命のヴァージョンが続き、「XP」を買ったときもそれ程長く使うことにはならないだろうと思っていました。そして赴任前で忙しかったのであまり馴染みのなかった富士通で手を打ったのでした。ところがこれが思いの外長持ちして、XPパソコンをずっと使い続けることにありました。「FMV」はスリランカから帰国した後更にインドに渡って活躍し、その後日本に帰ってきても活躍しました。数年前からスペックが少し上で性能の勝るIBMのX40を使っているところです。
昔からのパソコン履歴は妻の「パソコン記事」に途中まで記載されています。最初の「PC8800」以来かなりの数のパソコンを使ってきました。その中でOS「XP」はダントツの長期間使っています。最近のパソコンは処理能力が早く記憶容量も飛躍的に増加しましたが、「用務ソフトウエア、通信(インターネット・メール)、外部装置との接続(入出力)」などの基本機能はXP時代に完成したものばかりだと思います。今「XP」から乗り換えるとすると「7」か「8」になるのでしょうが、正直言って中高年利用者の一人としては「XP」で十分用は足りてます。
最近「食事の量」とか「運動量」に大きな変化が無いにもかかわらず体重が増加傾向でした。その体重の増加は直ぐに血糖値に表れて、献血時にチェックしてもらう「グリコアルブミン濃度(GA)」は連続3回(2月2日から)18%台を下回ることができませませんでした。GA濃度は「HbA1C」の3倍程度を示すものなので、GAが18%を超えているということはHbA1Cは6%を超えていることになります。正月の食べ過ぎ時期は既に過去のものなので、何が原因なのか悩んでいたのでした。
今日その原因の一つと思われる事態に気づきました。それは以下のような油断があったのでした。
〇会社で注文する仕出弁当の量が多すぎると感じ、また「おかず」に生野菜も少なかったので、数ヶ月前から妻に「野菜サラダ」を作ってもらって持参し、通勤途中のコンビニで「おムスビ(二個)」を買って昼食としていました。
〇偶には気分を変えようと思って、「おムスビ二個」を「パン二個」に変えてみました。料金は同じようなものです。そして野菜サラダ用ドレッシングを見つけたのでドレッシングをコンビニで調達することにしたのでした。それまでは会社備え付けの醤油・塩で味付けしていたのでした。
〇今日、その「パン二つとドレッシング」の総カロリーを調べてみたところなんと800Kcalを越えていることが分かったのです。おムスビとパンとでは同じ値段でもカロリーは随分違うし、コンビニで売っているいる小分けのサラダドレッシングはすごい高カロリーでした。
気づかないうちに昼食が非常にカロリーが高いものとなっていたのでした。早速明日から変更しようと思います。異変に気づいたのは毎日体重を量って(50g単位に)記録していることと、定期的なペースで献血して血液検査してもらっているからでした。こうした継続的な取り組みがひどく悪くなる前に警告を発してくれるものですね。
STAP細胞に関する論文で「理研」から「不正があった」と認定された「小保方晴子」さんが今日午後記者会見を開きました。夜のニュースで大きく報じられています。ニュースを見る限り「疑惑」は更に深まったと言う状況でしょうか。
〇小保方さん曰く「STAP細胞は存在する。自分は200回位作成に成功している」。「200回」というとすごい数ですし、アバウトな言い方には現実味が感じられません。他の研究者がトライしても成功しないのに、小保方さんなら簡単に作ることができる? 一回一回苦労して作っているのらもう少し詳しい回数(端数まで)憶えていてもよさそうなものです。また記者会見に備えて想定問答が準備されていなかったのかしら。
〇小保方さん曰く「他の方も作成に成功している」。その人に是非表に出てきてもらって証拠を示して説明して欲しいものです。既にこの問題が発生してからかなり時間が経っていますから「まともな」研究者なら当の昔に証言しているはずです。それができないような「研究者」であるならば非常に怪しいものです。小保方さんが留学していたハーバードの「恩師」のことであるならば、今後はアメリカも巻き込んだ謎解きになりそうです。
「小保方さん問題」の真偽は兎も角、日本最高クラスの権威を持つ研究組織の「内情」が明らかになって、税金を払っている国民としては腹立たしさを禁じえません。これを機会にキチンと組織を立て直して欲しいものです。これをトリガーとして早稲田大学の「博士論文認定問題」にも飛び火しそうです。
少し前のクラシック音楽界の「佐村河内さん事件」もそうでしたが、突然それまで信じていた権威がグラグラとグラついてしまう状況です。ストーリーとしてはまずマスコミが大々的に仰々しく「業績を賛美」するところから始まります。その報道の中では「Pundit(消息通)」の発言が一般庶民を信じ込ませることに一役買います。しかし事情が変わると、マスコミは逆に「叩き始め」消息通は後ろに隠れてしまってでてきません。そのたびに視聴者はニュースに釘付けになります。これってマスコミが視聴率稼ぎのために自作自演しているのはないかしらと疑りたくもなりますね。
| 2014年04月08日(火) |
外国人が日本を旅行するための11の武器 |
CNNニュースページに面白い記事がありました。初めて日本にやってくる外国人が事前に準備しておくべき11か条(中途半端!)。東京オリンピックに向けて解決すべき「課題」のヒントとなると思います。日本人はあまり気付かないのではないでしょうか。
1.ワイヤレスルータを入手せよ。 (どこの国でも普通に買えるプリペイド式SIMカード。自分のスマホを現地国内通話料で使うには必須アイテムです。しかし日本では入手困難。従って仕方が無いのでワイヤレスルータを買ってインターネット活用)
2.日本到着前に「JAPAN RAIL PASS」予約せよ。(海外で予約する必要あり) (日本国中にネットワークを張り巡らしたJRの乗り放題チケット。グリーン車7日間乗り放題$374$、普通車7日間乗り放題$280)
3.日本に着いたらPASMOかSUIKAを入手せよ。 (大都市圏のJR・私鉄・地下鉄・バスに簡単に乗ることができる。日本で外国人が目的地から鉄道を選び、降りる駅までの切符を買うことはほぼ不可能。)
4.「Hyperdia」をダウンロードしておくこと。 (30日間無料の英文日本鉄道乗換検索アプリ。日本はタクシー代がバカ高いので公共交通機関を利用すべし)
5.外国人向け「ディスカウント国内航空運賃」を活用すべし。 (ANA外国人向け国内運賃:5路線まで$96(1万円)、JAL「ようこそ日本チケット&103から)
6.選べるなら成田でなく羽田から入国すべし。 (羽田→東京駅間は28分で$6、成田→東京駅間は58分で$25)
7.成田から東京は「成田エクスプレス」が快適で安いぞ。 (成田→東京(片道だけ)は通常の半額の$14で乗ることができる。京成より乗り換えが少なく空いているぞ)
8.グーグル翻訳をダウンロードしておく。 (日本国内は驚くほど言語の壁が高いことを痛感するはず。Andoroid2.3ならカメラ入力で翻訳可能。)
9.日本での滞在場所の住所をプリントアウトしておけ。 (これは他の国でも同じ。日本のタクシー運転手は日本語は完全に分かるし、地理は詳しい)
10.両替場所を把握すべし。 (日本で両替商・外国のカードで円を下ろせるATMを探すのは恐ろしく困難。セブンイレブン、郵便局、CitiバンクのATMは使える。日本に来る前にキャシュッカードを海外で使えるよう登録しておくことも必要)
11.もしもの時の避難先は「KONBINI」だ。 (日本のコンビニは大変便利だ。携帯チャージャーから、下着、コンサートチケットまで売っている。食べ物も豊富でフライドチキンを始め日本食の「うどん」「焼きそばサンド」も売っている)
今から50年近く以上前1966年に静岡県清水市(当時)で発生した一家4人殺人事件の犯人として死刑の確定した「袴田巌さん」の再審開始の決定がなされました。検察はこの決定を不服としていますが袴田さんを有罪とする決め手となる新しい証拠は無く、証拠衣類の血痕DNAは袴田さんとも被害者とも関連がないとの結論が出ているようなので、袴田さんの無罪確定は間違いないと思われます。
袴田さんは出所後病院で療養中ですが、本人袴田さん(78歳)に代わって、マスコミに登場しているのが姉の「袴田秀子さん(81歳)」です。弟さんの無実を信じて死刑確定後も弟さんの無実を訴え続け今回の再審開始を勝ち得ました。袴田秀子さんは81歳とは思えないほど心も身体もしっかりしています。テレビのインタビューへの受け答えも非常に理路整然としていて非常に立派なな方だと思います。
現代とは時代が違うのかも知れませんが、検察の捜査と検察が裁判に臨む態度は非常に反省すべき点が多いと思われました。犯罪が発生すると警察・検察が「税金を使って」捜査し、物的証拠は警察・検察が権力で接収してしまいます。その証拠の中に被告人に有利な証拠があったとしても警察・検察の胸一つで隠されてしまう可能性があるわけです。
このような捜査の態度は「国」が被告となった場合には特に困ります。嘗て第二次世界大戦終戦前夜、日本でも海外戦地においても軍事書類などの戦争犯罪証拠品の焼却が、軍(国の)によって大規模・組織的に行われました。これは戦勝国進駐対策であったのでしょうが、国民に「真実を知らせないため」でもあったと思われます。軍(国)の行為の実態を示す確定的証拠を失ってしまった日本国民は戦争犯罪に対する冷徹な評価をする機会を奪われてしまいました。その影響は現在の日韓・日中関係にも影響を及ぼしているのだと思います。
話は袴田事件に戻りますが、「事件」で殺害された清水市(当時)の「みそ製造会社役員(41)の一家4人」の他に、家族の中で当日に別棟に寝ていた長女は難を逃れていたのでした。そして何とその長女の方(67歳)が「再審開始決定」の翌日3月28日に清水区(現在)の自宅で死亡していることが確認されたのだそうです。袴田さんの無実が確定すると「一家四人殺人事件」の真犯人は誰かということになります。事件当時18歳であったというこの長女の方が「袴田死刑囚再審開始」のニュースを知った上で亡くなったのかどうか分かりません。またこの事件で生き残った方が「犯人」につながる情報を持っていなかったのか気になるところです。
| 2014年04月06日(日) |
フライトレコーダ発見・ビデオ整理 |
オーストラリア東南のインド洋で遭難したマレーシア航空機のフライトレコーダからと思われる電波をキャッチしたようです。遭難から明日で30日経ちそろそろフライトレコーダの電池が尽きてしまいそうです。広いインド洋南部の深い海底に沈んでいると思われる「小さなフライトレコーダ」なので回収作業は困難を極めるものと思われますので、電池の消耗と捜索のギリギリの競争となりそうです。この事故を契機としてフライトレコーダの電池容量を増やすことも当然検討されることでしょう。
テレビに接続しているビデオレコーダの蓄積容量がそろそろ満杯になりそうなので、一部をディスクに書き出したり、もう一度見ることのないような番組を消去したりして空き容量を作り出しました。整理してみると我が家にある音楽ソフトはかなりの量がたまってしまいました。これまでに買ったビデオ・CDを含めると、全部を見たり聞いたりするにはかなりの時間が必要となります。
これからは購入はできるだけ控えて最低限にしようと思っていますが、幸いにも現代の音楽家で「どうしても買っておきたい」と思わせる人は少ないです。さらに現代音楽にはあまり興味を引く曲がないので欲しい楽曲が増えていくということは殆どありません。この状態ってクラシック音楽界にとっては良いことではないでしょう。本当は有望な若手演奏家がどんどん活躍して世間の評判になるような状況であって欲しいし、現代の作曲家がバッハやベートーベンに匹敵するような音楽を作曲してくれたら状況は全く違ってくるはずです。これからのクラシック音楽業界はかなり厳しくなるのではないかしら。
| 2014年04月05日(土) |
別所沼の「かいほり」 |
土日の散歩コースのさいたま市南区の「別所沼」は今「かいほり」の最中です。大分水が減って沼の底が見え始めていたのですが、昨日までの二日間の雨でまた水嵩がましてしまったようです。「かいほり」では沼の底を掘り返すために沼に住む「魚」を一時退避させることになります。そのために沼の横に大きな水槽が幾つも並んでいます。
基本的に外来種の生物は駆逐されるようで、「かいほり作業員さん」の話では「大きなハクレン」が大量に駆除されたとのこと。住んでいる生物には悪気はないので少し可哀想な感じがします。沼に住む日本原産の「鯉」はハクレンに比べると大分小さいようです。少し前に行われた井の頭公園の「かいほり」では大量の自転車が掘り出されたようですが、さいたまの「別所沼」ではそういうことはないようです。
今週始めから急に暖かくなって横浜の桜は既に満開状態です。会社の庭の桜は海の近くなので少し開花が遅いのですがそれでも今日は花が散り始めています。来週金曜日では花が散ってしまいそうなので、今日のお花見となりました。数日前から天気が悪くなると予報されていましたが、幸い風はあるものの雨は降らず肌寒さも感じない程度の気温でした。
今年は冬の寒さが厳しかったので「春の訪れ」は非常に待ち遠しかったです。更に3月中に「耳鼻科の医院」にいって「花粉症対策」の飲み薬と塗り薬を入手して手当てしているので、今のところ「花粉アレルギー症状」が抑えられていることが「嬉しい気分」を益々大きなものとしてくれています。このまま症状が治まっていてくれれば良いのですが。私とは逆で妻はひどい花粉アレルギーに悩まされています。
| 2014年04月03日(木) |
マレーシア航空機未だ行方不明 |
3月8日に消息を絶ったマレーシア航空機の行方はまだ分かっていません。マレーシア政府・お隣のオーストリア政府は発見するまで捜索を継続すると宣言していますが、捜索に費やした費用は膨大なものとなっているでしょうし、捜索を継続するにしても財源が持たなくなりそうです。
フライトレコーダの電波発信用バッテリーは30日前後で使い切ることになるそうなので、ここ一週間の間にフライトレコーダの電波を捉えなければ、航空機の捜索はより一層難しくなってしまいます。そしてフライトレコーダが回収されなければ飛行機の遭難原因は永久に闇の中に閉ざされてしまいます。
嘗て大航海時代に、またそれよりずっと昔から海洋民族は海に船を漕ぎ出しました。通信手段の無い時代には出港したものの途中で難破してしまった船は消息知れずになっていました。そういう時代には出航する港では、家族や親しい人々が旅に出る冒険家との別れを惜しんだことでしょう。「旅」がずっと安全になり手軽なものとなった現代においては「見送り」という場面が殆ど少なくなってしまいました。遭難機に乗り合わせた乗員・乗客と残された家族は突然に嘗て頻繁にあった悲しみに直面してしまったのでした。
私はかつてスリランカ・インドに勤務していた関係で国際便の飛行機(国際大手の便ではなく)に乗った経験はありますが、これまで無事に過ごせてきたのも幸運なことだと思います。もし遭難時期機に乗り合わせてしまったら自分ではどうしようもないのですが、せめて搭乗直前には家族に出発する旨の電話連絡をするようにしてきました。またもしもと言うときに残された家族は便利だろうとも考え日頃から様々な整理を心がけています。そういう備えが無駄になればそれに越したことはありません。
| 2014年04月02日(水) |
武蔵浦和駅大改装工事開始 |
武蔵浦和駅の改札内のレストラン(ロッテリア・蕎麦屋さん)と駅に隣接する「ビーンズ」の食品店街・一階の服飾店街が4月1日から閉店して改装工事(新幹線と共用の高架構造物の耐震工事だとのことですが)に入りました。レストラン街は随分前から工事に入っていましたので、武蔵浦和駅に隣接するショッピング・レストラン街が随分とさびしくなり、不便になってしまいました。店舗にはシャッターが降りているので辺りは少し暗くなってしまいました。この状態が半年から1年継続するようです。
武蔵浦和駅は昨年区役所新庁舎が完成したし、高層マンションが随分増えたので乗降客は相当増えていると思います。高層マンションはまだ二つ程できる予定ですし、ロッテの工場の増築工事が進んでいるので駅を利用する人数は更に増えそうです。JRとしては増える乗降客客と武蔵野線・埼京線乗り換え客の「買い物需要」を狙っての大改装なのでしょうが、一度にこれほどの工事が集中すると、利用者としては非常に不便な思いをすることになりそうです。もう少し上手な工程を組めなかったのでしょうか。「食品・レストラン」街はともかく、改札外の二箇所のトイレが二つとも閉鎖されてしまったのは大変不便です。臨時のトイレを設置するとか対策を考えないと苦情が寄せられるのではないでしょうか。
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