KENの日記
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2013年03月07日(木) 「主権回復記念日」?

安倍首相が4月28日を「主権回復記念日」として制定しようとしていることに少し違和感をおぼえました。この日はサンフランシスコ平和条約の発効した日だそうです。新聞報道による首相の発言は「我が国による国際社会の平和と繁栄への責任ある貢献の意義を確認するとともに、これまでの経験と教訓を生かし、我が国の未来を切り開く決意を確固たるものとするため、4月28日に政府主催で記念式典を行うこと」と言うものであるようですが、何を目的としているのか真意が分かりません。

というのも、まず「回復された主権」は如何にして失われたのかということに関して内外からの納得感が得られるような説明がなされないまま、「回復」を祝うというのは難しいと思うからです。もっと明確に言えば、日本の東アジアへの進出および太平洋戦争が、「日本の独立自尊のために止むを得なかった戦争だったのか」「日本の侵略戦争であったのか」ということです。私にはまだ無条件降伏した当事国の日本は「おとなしく」している時期が」しばらく続くのではないかと思われます。

戦勝国から押付けられた「憲法」を変えたいとか、中国・韓国との領土問題に決着をつけたいとか、北朝鮮・中国の軍事力の脅威に対抗するための軍備を備えたいとか、韓国が拘っている従軍慰安婦に関する日本軍の関与の問題を丸く収めたいとか、対応の難しい様々な問題を抱えてはいますが、そうした問題の解決の基盤を築くために「回復された日本の主権」を据えたいというのであればやはり時期尚早だと思います。多分現在のアジア外交の拗れは、過去の事実関係を明らかにすることで解消されるのではなく、現在・将来の日本の行動によってのみ解決されるものであると思われます。

もっともこの日を何かの名目で国民の休日とし、ゴールデンウィークを1日長くしようというのが本当の意図であれば大歓迎です。



2013年03月06日(水) ラフール・ガンジーの悩み

インドの有力な次期首相候補である「ラフール・ガンジー」の意見表明が注目されています。以下はBBCインターネット報道からの抜粋です。

"The prime minister's post is not my priority. I believe in long-term politics," he was quoted as telling party MPs at a meeting on Tuesday by the Press Trust of India news agency.

インドの国民会議派(Indian National Congress)のリーダーは殆ど自動的に首相となりインドの政治指導者となります。インド独立後はそのポストには独立の功労者のガンジー・ネルー家出身者が座ることが多かったし、そうなることが当然のように受け止められています。現在国民会議派のNo.2のポストにある「ラフール・ガンジー」が次期党大会でリーダに選出され、首相に就くことは当たり前だとインドの多くの国民が考えています。以下は戦後のネルー家出身の党首です。

 1951−1954 ジャワハルラル・ネルー
 1959−1959 インディラ・ガンジー(ネルーの娘)
 1978−1984 インディラ・ガンジー
 1985−1991 ラジヴ・ガンジー(インディラの長男)
 1998−2014 ソニア・ガンジー(ラジヴの妻)
?2014− ラフール・ガンジー(ソニアの長男)

この「ラフール」の発言を知って大変頼もしく思いました。インド国民会議派においては、嘗てインド独立前においてその党首選出はかなり激しい選挙戦が行われたと認識しています。というのも1938年には、非暴力の独立運動を展開しようとするネルー(ガンジーの支持)に代わって強硬路線のスバッシュ・チャンドラ・ボースが二度に渡って党首に選出されたのでした。ボースはその後国民会議派から除名され、国民会議派とは別に殆ど単独でインド独立戦争を戦うこととなったのでした。(ボースは終戦直後に台湾で死亡しその遺骨は日本にあるのですが、インド政府は現在でもそれを本当の遺骨とは認めていません。詳しくはホームページをご覧ください)

インド独立運動において「ガンジー・ネルー」の非暴力主義とボースの強硬主義が分裂し、ボースが頼みとした「日独伊枢軸国」が戦争に敗れたために、イギリス側を支持したネルーがインド独立の立役者となりました。ネルーは独立後の初代首相に選出され、ネルー家の子孫が国民会議派の重責を勤めリーダとなることが当然のようになってきたのだと思われます。敗戦国の日本としては複雑な立場ですが、世界各地でのイギリスの節操の無い戦略を見抜いていたと言う点でネタジの行動は評価されても良いと思います。

「インディラ・ガンジー」はネルーの一人娘ですが、インディラがパルシー(拝火教徒)の「フェロージ・カーン」と結婚する際にカーンはマハトマ・ガンジーの養子となって、ヒンズー教徒となると同時に「ガンジー」という神通力のある姓を得たのでした。インディラは「父ネルー、夫フェロージ」の亡き後に国民会議派のリーダとして政治の表舞台に引っ張り出されてしました。

今回の「ラフール」の「躊躇い」も尤ものように思えます。嘗てのように「志ある党員」が努力してリーダシップを磨き、正々堂々と選挙戦を戦って党首を決める国民会議派になることがラフールの目指す所ではないでしょうか。世界最大の民主主義を誇るインドですが、そのリーダが殆ど世襲で決まってしまうのでは画竜点睛を欠きます。ラフールの発言通りに若い世代が切磋琢磨して、民主的な方法でリーダを選ぶことになれば良いと思います。そうなれば日本に眠るチャンドラ・ボースの遺骨もインドに帰ることとなり、インドの独立運動の歴史の空白を埋めることになると思います。

ところで、「インディラ、ラジヴ、ソニア」のラフールの祖母、両親の3党首は、それぞれその夫・母の突然の死に際して唐突に党首に選出されました。この3人は何れも元々政治に関わることを峻拒していたようで、取り巻きおよびインド国民の「声」によってリーダに祭り上げられました。そうしている中に政治活動が面白くなるようですが。ラフールもこの先輩達の轍を歩むつもりなのかもしれません。アジアでは一旦固辞するのが尊いとされることがありますから。私は夫ラジヴを政治活動で失った冷静な母の「ソニア」が適切なアドバイスをしてくれると信じています。



2013年02月22日(金) 安倍首相訪米

BBCの報道から

Mr. Abe, who was elected in December, has said US support is "critical" in Japan's dispute with China. China has fiercely criticized Mr. Abe for comments made before his departure.

He had told Washington Post newspaper that China had a "deeply ingrained" need for conflict with Japan and other countries in the region, using disputes to bolster nationalism and support for its authorities.

Foreign Ministry spokesman Hong Lei said Beijing was "astonished" by the report, saying it was rare for a country's leader to insult its neighbor, China's Xinhua news agency reports.

安倍首相の訪米直前の発言が北京政府を苛立たせています。中国では昨年共産党総書記に選出された「習近平」氏が来月5日から開催される「全国人民代表大会(全人代)」で国会主席に選出され、「習政権」が正式に発足しようとしています。「習政権」を取り巻く中国国内の情勢は、改革派・保守派・軍の意向等の微妙な力関係の上に成り立っていると言われるだけに、習主席が大胆な決断ができるとは思えません。そんな中国の内情など全く感知しないかのように安倍首相がタカ派の発言を繰り返しています。

野田政権の「勇み足」の尖閣列島国有化方針と、その考えを引きずる安倍政権の「日中間に領土問題は存在しない」とする強硬姿勢は中国をずっと刺激し続けています。今回安倍首相がアメリカでオバマ大統領にあった際にオバマ大統領は日本の考えを支持してくれるとは到底思えません。

オバマ大統領から発せられるであろう「領土問題は日中間で解決してくれ」というコメントは、実質的に日中間には領土問題が存在することを認めていることと同義です。オバマ大統領はそれ以上踏み込んだ発言をするはずがありません。今回は首脳会談後の共同記者会見も予定されていないみたいです。オバマ大統領から突き放された時に、日本は自力で領土問題を解決しなければならないのです。(これは元々分かっていたことです。民主党が日米関係を傷つけたといっても、それは日中関係とは基本的に関係の無い話です)

安倍首相は「レーダー照射」問題を念頭において強気に発言をしているのでしょうが、この「レーダー照射問題」は野田政権の「尖閣国有化宣言」と同じような中国の「勇み足」だと思います。お互いに「まずいことをしてしまった」と思っていても外交上なかなか謝罪・取り消しはできません。

「お互いに互いの勇み足を大声で咎めることは止めにしよう」という態度がどうして取れないのでしょう。実際には発言のトーンを柔らかくしていくことだと思います。大多数の国民は指導者の冷静な対応を理解するはずです。しかし、この安倍発言は中国の拗れた関係を沈静化させようとしている期待を裏切る形となってしまいました。

これとは別に今日は韓国と揉めている「竹島の日」で島根県では記念式典がありました。韓国との関係が拗れなければ良いのですが。更にロシアには森元首相が訪問してプーチン大統領と首脳会談の調整をしています。中国・ロシア・韓国、(勿論北朝鮮も)との外交関係をどのように立て直していくか、どうも明るい期待は持てません。



2013年02月20日(水) イングランドプレミアリーグの若手注目株

イングランドプレミアリーグはシーズン38試合の2/3の試合を終了しました。現在のところリーグトップはダントツでマンチェスターユナイテッド。2位のマンチェスターシティに対して10ポイント以上の差をつけています。3位がチェルシー、4位がトッテナム、以下アーセナル、エバートン、リヴァプールと続いています。

マンチェスターユナイテッドの首位は予想通りですが、マンチェスターシティ、チェルシーに脇の甘さがあって少し取りこぼしが多いことと、4位のトッテナムに勢いがあることが今年の特徴だと思います。トッテナムはこれまでのプレミアリーグ成績は昨年の4位が最高位ですが、今シーズンは現時点で3位チェルシーとのポイント差はまだわずかに「1ポイント」なので3位以内も十分に有り得ます。

トッテナムの快進撃の理由は様々あると思いますが、ミッドフィルダーの若手「ギャレス・ベイル」の成長が著しいことがあるようです。現在プレミアリーグで得点ランキングでも「5位」に食い込んでいます。ミッドフィルダーとしてアシストも多いですが、得点力もあるということでチームへの貢献は相当なものだと思います。

最近知ったのですが、この若手注目株のベイルは、イングランド出身だと思っていたらウェールズ出身なのだそうです。従ってワールドカップで伝統のイングランドのユニフォームを着ることは出来ません。彼は当然ウェールズ代表に選ばれていますが、ウェールズがワールドカップに出ることは殆ど不可能なので、彼の姿をワールドカップで見ることはできないのです。ユナイテッドのルーニーなどと一緒に戦ったらイングランドは相当強力だと思いますが非常に残念です。

その代わりオリンピックの「イギリス代表」で戦うという方法が残っています。昨年のロンドンオリンピックにはベイルと同じウェールズ出身のユナイテッドの「ライアン・ギグス」がナショナルチームに招聘されました。イングランドのユニホームを着ることができない名選手ギグスへのプレゼントという意味もあったと思います。ベイルも次ぎのオリンピックでイギリス代表として活躍して欲しいと思います。



2013年02月17日(日) 献血100回目

今日100回目の献血をしてきました。最初の献血は大学入学早々(1970年代前半)に学内に献血バスがやってきたときに献血をしたものですから、それから後約40年間で100回に達したことになります。もちろん海外勤務のときや献血に不便な地方勤務の時には全くその機会さえなかったので、コンスタントに献血している時期はもっと短い期間です。

昔は200CCの全血液献血が普通で、巡回する献血バスで献血したり、事業所に献血担当の方々がやってきてそこの会議室などを借りて従業員が献血したりしていました。当社は定期的に献血するなんて考えられない時代・環境でした。成分献血と400CC全血献血が始まったのは1980年代後半とのことで、身体に負担の少ない成分献血の導入で献血間隔が非常に短くすることができました。そして大都市の主要ターミナルに成分献血ができる小奇麗な献血ルームができたことで、定期的に献血する人達に大きな利便向上をもたらしました。私は長らく新橋勤務だったので「有楽町献血ルーム」にお世話になり、最近は池袋・新宿の献血ルームにお世話になっています。

最初の頃は手書きの献血記録カードが用いられていました。200ccが1ポイント、400cc成分献血が2ポイント(2回換算)でしたが、そのうち全て1ポイントに統一されました。手書きの記録カードがオンラインの記録カードに変わったので随分便利になりました。献血は採血時に血液検査してもらえることが非常に有り難いことです。数年前から血糖の状況を示す検査血(グリコ・アルブミン比率:GA比率)が追加となったので、短期的(約2週間以内)の血糖の状況が分かるようになりました。

献血回数100回となりましたが、献血の際に「針」を刺していただく瞬間の「痛さ」は変わるものではありません。「献血は痛いもの」というイメージは消し去ることはできません。ボランティアなのでそれくらいは我慢しようと考えていますが、もし「痛みを軽減できる方法」が開発されれば、献血者の数は飛躍的に増えるのではないでしょうか。看護士の方には大変な職場だと思いますが、少しでも痛みを軽減するような「針の差し方」を工夫していただきたいと思っています。採血可能年齢が引き上げられまだまだ献血ができるので、今後も献血を続けて行きたいと思います。



2013年02月16日(土) ロシアに隕石落下

2月15日早朝、ロシアのウラル地方のチェリャビンスクに隕石が落下しました。NASAによると隕石は直径17メートルで重さは約1万トン、広島型原爆の約30倍に相当するエネルギーが放出されたということです。

地球の軌道を回る人口衛星のスピードは秒速8Km程度だそうですが、今回の隕石のスピードが時速60000Km(秒速17Km)程度だということから、地球を周回する物体のスピードの倍以上の速度で大気圏に突入したことになります。ゴジラが身長50メートル、体重2万トンなのでゴジラの半分程度の重さと言うことになります。ゴジラの破壊力も凄いですが隕石も凄いです。

ネット上の情報では、恐竜を滅ぼしたユカタン半島に落下した隕石は直径10〜15Km、衝突速度は秒速20Km程度だったと推定しているようです。このように人間の力とか想像のとても及ばない現実があると思うと非常に敬虔な感じを抱きますね。

このような隕石落下の影響で地球環境が変わってしまえば人類も絶滅してしまう可能性があるわけです。地球上のあらゆる生物が全滅し、再び非常に原始的な生命から生物が進化の道をたどるとしても、その期間は宇宙の歴史に比べれば非常に短期間のサイクルでしかないのです。こういうことを何年かに一回考えることは良いことだと思います。日々の辛いこと苦しいことかた一瞬でも開放される感じがしますね。



2013年02月14日(木) 王羲之展

毎日新聞(ネット)のプレゼントコーナに応募して上野の国立博物館で開催されている「王羲之展」の観覧券があたったので妻と二人で見てきました。この観覧は一般観覧終了後の夜6時から8時までの夜間に特別に観覧でくるもので500名が当ったようです。昔は全くこの種の応募は当らないものと決め付けて無視していましたが、最近応募するようにしていると幾つか当ることがあり今回も見事に当たりでした。これまでの例でいうとレストランの昼食(二人)が当ったものが最大だと思います。

書道に特に興味があると言うわけではないですが、世間で有名な物で自分達が知らないものについては機会があったら触れてみたいと思っています。こういう機会は非常に有り難いものです。特にお金を払って出掛けようとまで思わないものでもプレゼントで当れば何かの縁ということで興味も深まります。

昔学校の歴史で少し学んだ「王羲之」です。王羲之が生きた時期は西暦四世紀、生まれは西暦303年で361年に亡くなったのだそうです。日本はまだきちんとした歴史の証跡がない次代です。そんな昔の書道家の書がそれ以降現代までの書道の手本となっていることに驚きを禁じえません。「王羲之」以降の書道家は一体何をしていたのでしょうか。展示されている書は驚くほど現代の字に通ずるものがあると思いました。ということは既にその時代で漢字が既に確立されていたことを示していると思います。

展示品には「王羲之」の手紙が多く含まれていますが、その字体もさることながら書かれている内容が結構木目細かいことに驚かされます。当たり前ですが親子の間・親戚付き合いの中で交わされる情報は昔も今も変わりがないということでしょう。その中のある手紙に王羲之自身が練習をもっと積めば上手になると言うようなことを書いているものがありました。やはり王羲之といえども練習の積み重ねによって上手になったことが伺われ少し親近感が沸きました。

夜の国立博物館に入る経験は始めてなので非常に興味深いものでした。ミイラが展示してあるような場所で夜間「肝試し」でもやったら面白いだろうなと思いました。



2013年02月03日(日) 川口「DowDow」(ビストロムッシュドウドウ)

川口駅近くの川口銀座商店街(と言う名称らしい)の北端にあるフランス料理の店でランチを頂きました。元々フランス料理のところをガス窯を設置してピザを始めたようです。ネットで「マルゲリータピザ」で検索して出てきたので期待して行ってみました。

川口リリアホールで今年6月に行われるオペラ「椿姫」のチケットを買うためにリリアのプレイガイドに寄った帰りに行きました。同じ埼玉県でも川口駅近辺は殆ど始めて散策でした。歩行者天国の銀座商店街は賑わっていましたが、伝統的な古い商店と最近のディスカウントストアタイプの店舗が混在する、何とも表現の難しい商店街でした。

レストランで注文したのは、妻と二人でトマト風味のスパゲッティとマルゲリータピザ。ランチなのでこれにサラダとコーヒーが付きました。このランチなら立派なイタリアンです。でも料理を食べ初めると「惜しい」「もう少しの所なのだけれど」という感想を持たざるを得なかったです。

それは素材(ピザならピザ生地、トマトソース、チーズ、スパゲッティならメン、野菜、トマトソース、ベーコンなど)の味は非常に良く、しっかり素材を選んで仕入れていることが分かります。しかしその「調理方法」の「決め手」のところで「もうひとつ」という感じを禁じえない。ピザでいうと「縁」と「中央部分」の厚さの違いが少なく、オリーブオイルの量が少ないようで「トマトソース、チーズ、オリーブオイル」の一体感が出ていないのです。もっともっとトロトロ感が欲しかった。

スパゲッティでもやはりオリーブオイルとニンニク風味(塩味も)が足りなくてパンチが利いていなくて、パスタの茹で具合はほんの少し長すぎるようで料理の「芯」の部分がはっきりしないのです。パスタについては茹で具合なのか、その後の炒め時間が長すぎたのかは分かりませんが。

こうした「今一歩」の理由はフランス料理とイタリア料理の違いが現れていのではないかと思われます。フランス料理はどちらかというとバターの味付けだと思います。塩分を含むバターを使用する場合バターの塩分を計算に入れて味を調えることになると思います。しかしイタリア料理では味の基本(仕上げも)オリーブオイルであり、これの風味付けにニンニクは欠かせません。さらにマイルドなオリーブオイルとトマトソースをシャキっとさせるための適量な塩分が必要になります。

そしてパスタの茹で具合、ピザの焼き具合がこれらの味の絡み方に関係してくるのだと思います。次に行く機会があったら今度はフランス料理を食べてみたいと思いました。



2013年01月29日(火) アベノミクス

昨年秋の衆議院議員選挙で安倍自民党が大勝してから、円価格の下落・株価の上昇が始まりました。それまで東日本大震災での追い討ちも含めて、リーマンショックによって引き起こされた世界不況に中で日本経済は長らく低迷を続けてきました。政権が変わったからといって実体経済に影響が現れるまでにはかなり時間がかかりますから、今回の円安・株値上がりは「三本の矢」を始めとする具体的な経済刺激策の効果の先取りであり、本当に経済再生が本格的に実現するかどうかは、それら施策の効果が本当に実体経済に現れてくるかどうかにかかっているといえます。

株価低迷・円高状況でかなりダメージを受けているため、個人的には今回の動きに期待しているところではありますが、懸念すべき事項が何点かあるので記載しておきたいと思います。

まず民主党政権から継続している中国・韓国とのギクシャク関係です。当面の経済再生という政治と長期的な国益とは別だと言えばそれまでですが、日本の経済再生において隣国の中国・韓国の存在は非常に大きいと思います。表面的な問題として中国からの観光客の数は最近大幅に減少していて、土産としての日本製品購入量は激減しているでしょう。政府・役所(外務省)は猛省すべきだと思います。「国内問題から目をそらすための外国への強硬姿勢」は、中国・韓国ばかりでなく日本でも行われているものだと思います。

次は日本の物価の水準です。「緩やかなインフレ」が好ましいのは分かりますが、その出発点として物価水準は果たして世界の中で妥当な水準かどうかということが気になります。アメリカの場合には雇用が流動的(終身雇用ではない)ことから経済停滞時には賃金調整が行われます。日本でもデフレで定昇凍結が続きましたから賃金の延びは抑えられたものの、果たしてサラリーマンの賃金の水準(特に中高年)は外国と比べて高いのか低いのか。またガラパゴス的な日本国内向け製品・サービスは国際競争力を回復しているのかどうか。長期的に「緩やかなインフレ」と両立する絶対的な水準の議論がないと不安にあります。

そのことと関係がありますが、日本の産業の競争力(品質と価格)が「緩やかなインフレ」の経済の中で成長していけるのかどうか。この議論もまだ始まっていません。アベノミクスの三本目の矢の「民間投資を喚起する成長戦略」ばかりが目立ちますが、市場を開放したら外国産物に席巻されかねない「農業」はどうしていくのでしょうか。外国との価格競争力のないまま国内産業を保護していては結局国際競争力は失われたままです。高齢化の進展、高い人件費・高額な医薬品で医療・介護分野の将来は確実に破綻することが見えていますが、これを解決しないで国民の生活は希望あるものとなるのでしょうか。

民主党政権が難しい問題にどっぷり嵌まり込んで、解決策を提示できなかったまま崩壊しましたが、自民党政権はそれらを一旦後回しにして景気浮揚から取り組み始めました。そしてそれへの期待だけによって一見「復活の兆し」があるように見えますが、本当は実態経済が効率化し活性化しなkれば経済再生は実現しないことをしっかり認識しておくべきです。



2013年01月25日(金) 難しい日韓関係

朝鮮日報のネット記事です。なかなか難しいですね。

Japanese Prime Minister Shinzo Abe has decided not to attend president-elect Park Geun-hye's inauguration on Feb. 25, Japanese media reported Tuesday. Kyodo News said Abe will not go because he has not been invited.

Park has invited no foreign leaders to her inauguration, only foreign diplomats in Seoul.

In 2003, the Japanese prime minister Junichiro Koizumi attended president Roh Moo-hyun's inauguration, while Yasuda Fukuda flew to Seoul to attend President Lee Myung-bak's inauguration in 2008.

Mindful of those precedents, Abe sent former finance minister Fukushiro Nukaga as a special envoy to Park on Jan. 4, and mulled attending her inauguration, according to Japanese media.

An official close to Park said no foreign leaders were on the list of invited guests. "We cannot stop foreign leaders attending if they want to, but there are no foreign leaders who have said they will come," the official said.

日本語に意訳すると以下のようなことでしょうか。

「タカ派として有名なミスター安倍は、朴女史の大統領就任式に「呼ばれてない以上行かないよ」といっているらしいね。ま、朴女史としてはソウルにいる各国大使あたりまでには声をかけ、表向きは各国首脳を呼んではいないけれど、これまの同じ自民党の小泉、福田の両首相は大統領就任式に来ていたことを考えれば、東京はすごく近いんだし来たっていいよね。」

「ミスター安倍は正月早々韓国とパイプのある「額賀議員」を韓国に派遣して、そのあたりの感触を探ったようだけど、結局参加しないということに決めたみたい。韓国政府だってミスター安倍が参加したいというなら断ることないのにね。だけど韓国政府の本音と建前の使い分けも外国から理解されていないらしく、日本だけでなく他の国からの参加希望はないけどさ。」




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