| 2011年11月27日(日) |
イタリアンレストラン「バンビーナ・バンビーノ」 |
南与野駅近くのイタリアンレストラン「バンビーナ・バンビーノ」に行って来ました。埼大通り沿いにあるものの少し入りにくい場所にありますが、敷地も駐車場も広く店内も広々としています。少し高台にあるので窓からの眺めがいいです。レストランに入って直ぐの所に大きなピザ焼き窯(ガス)が据えつけられていて本格派の雰囲気を醸し出しています。
バンビーナ・バンビーノのホームページ
ランチとして、シーザースサラダ、マルゲリータピザ、パスタ一品とホットコーヒーを頂きました。店内はほぼ満席でしたが、調理場も配膳もスタッフが豊富なようで、かなり多くのテーブルがあるにもかかわらずスムーズに食事が進んでいるようです。サラダ、ピザ・パスタ、コーヒーはタイミング良くサーブされたので待たされた感じがしません。最初のシーザースサラダがやや多めの分量で、おいしいチーズソースなので満足感が高かったのです。マルゲリータピザのチーズの溶け具合・チーズの香り、トマトソースの絡み合いは大変バランスがよく、かなり丁寧に作っていると創造されました。
このバンビーナ・バンビーノの本店は与野にある高級フランス料理店だそうです。ホームページで見る限り本店はかなり高級で何か特別な機会に利用するような格式で、ちょっとやそっとでは入り難い程の感じです。こちらのイタリアンのバンビーナ・バンビーノはカジュアルで親しみ易いです。これからも是非利用して見たいレストランでした。
| 2011年11月17日(木) |
BS日本「こころの歌」 |
最近BS日本月曜日夜10時から放送している「BS日本・こころの歌」に凝っています。昔の歌謡曲から軍歌、青春歌謡といった懐かしいというか、既に歴史になっているというか、とにかく昔の有名な歌を、プロ(クラシックの)の歌手の皆さんが一生懸命に丁寧に歌う番組です。歌っているのは「フォレスタ」というグループ。
フォレスタのホームページ
テレビの放送はスタジオ録音ですが、グループで歌うというのに、一人一人が離れているのです。声の大きさのバランスとかマイクの上げ下げとか揃えるのが難しいだろうなと思いますが、なかなかどうして見事な合唱になります。私は男性の合唱で歌われるのが好きです。とくにバス・バリトンにソロが回って来るアレンジはいいですね。
先週の日曜日に大阪のホールで行われたコンサートの模様がテレビで放送されていました。驚いた事にホールは満席。当然ながら年配のお客様が多かったのですが、お客様が真剣に歌に耳を傾けていたのが印象的でした。コンサートは本番一発なので大変だろうと思いました。まず沢山歌われる曲の歌詞を憶えなければなりません。昔の曲を3番まで歌詞を憶えるのは大変なはずです。ピアニストも暗譜で弾く場合があります。その辺はさすがプロ。スタジオ収録と遜色のないステージでした。12月には東京でもコンサートがあるみたいです。
BSでチャンネルが増えてこういう地味ですが、ほのぼのとする番組が放送されるのは良い事です。高視聴率は望めないものの、一定の確実なファンがいます。頑張ってほしいと思います。
| 2011年11月13日(日) |
マルゲリータピザ3種 |
最近はまっている「マルゲリータピザ」ですが、武蔵浦和駅近辺で3種類見つけたので全部買って食べて見ました。妻と二人では3枚は多すぎるので夕食に娘も誘いました。結局私が一番多く食べたのですが。

これはスーパーマルエツにいつも売っている廉価版のマルゲリータ。価格は一枚「278円」。株式会社トレビTKの製造。これと言って特徴はないのですが安さが魅力。サラミソーセージとかチーズをトッピングすることによって更に美味しくいただけます。

これはカルディで売っているマルゲリータ。値段は一枚540円です。なんでも世田谷にあるピッツェリア・トニーノのナポリ出身のシェフ「DI MASSA ANTONIOさん」がプロディースしたピザだそうです。包装袋には「イタリア参モッツァレラチーズ使用」と書いてあります。トマトソースが美味しくて本格的な味がします。

最後は「ちょっと贅沢なピザ」。マルエツで購入。値段は一枚699円。「デルソーレ」というブランドのピザです。イタリア参モッツァレラチーズを仕込み時に10%使用したと記載されています。このピザは値段が高いだけあって本格的な味です。但し電子レンジだと高温で極短時間で焼く事が出来ないために、素材が生かし切れない恨みがあります。これが家庭料理の限界でしょうか。家庭用ピザ焼き機が欲しくなります。 デルソーレさんのピザ紹介ページ
| 2011年11月05日(土) |
ピッツァのサルバトーレ・クオモ |
埼玉新都心にできた「ナポリピザ」の店「サルバトーレ・クオモ」に行ってきました。これまでの宅配ピザはピザ文化がイタリアからアメリカに渡りアメリカナイズされた調理法に変化したピザの宅配として人気を博して来たのですが、「サルバトーレ・クオモ」は本場ナポリのオリジナルなピザを食べさせる・宅配するというコンセプトの店なのです。
サルバトーレ・クオモさんのホームページ
店の中には大きくて、非常に高温での調理が可能な「ピザ焼き窯」が据えられています。当然窯は薪で焼かれています。また素材についても、水牛のモッツァレラチーズ、オリジナルトマトソース、健康な無農薬ハーブが使われているのだそうで、本場ナポリのピザをそのまま届けるというコンセプトを貫いています。モッツァレラチーズには「レギュラー」と「プレミアム」があり、「プレミアム」は水牛からの搾乳を一日一回に限定した高級素材だとのこと。「プレミアム」は+400円です。
今日は、マルゲリータとマリナーラを頂きました。マリナーラピザはマルゲリータピザの「モッツァレラ抜き」ピザで、4種類のトマトを使っているのだそうです。その4種類とは「通常のトマト、チェリートマト、ミディトマト、セミドライトマト」だそうです。マルゲリータもマリナーラも高温窯の威力で短時間で調理されたもので、淵のクリスピーな感じと具が瑞々しいまま高温で焼かれた感じが交じり合ってとてもおいしかったです。
ただ土曜日はランチサービスがないので少し割高の感じがしました。土日はピザの値段はマルゲリータ \1,280/G \1,580、マリナーラ \1,080/G \1,280。ウィークデイのランチは1,280円でピッツァに前菜とサラダ・デザートが付いてきます。ウィークデイは仕事でこの辺りに来ている人がターゲットで、土曜日曜はこの近辺に住む住民がターゲットでしょう。埼玉新都心辺りに住んでいる人が相当なお金持ちだと考えているのかしら。都内の主要ターミナルの状況なら理解できますが、埼玉でこの値段設定はちょっと勘違いしているのではないかと思われます。
先週昼御飯を食べたピザレストランのホームページです。
「ピッツァーラツィッツョ」さんのホームページ
我が家からは少し遠いのですが、さいたま市商工会議所の地域紹介ホームページで知りました。さいたま市東部リサイクルセンターに用事があり近くまで行ったのでランチを食べに寄って見ました。
渋滞の激しい街道に沿った住宅街のお店です。車で行くの便利そうなので、アルコールの入る夜のディナーよりはランチが主力になるのではないかと思われます。お店の街道側に大きなピザ焼き窯が見えます。薪も蓄えられていて本格的なピッツェーラの雰囲気を醸し出しています。

注文したのはもちろん定番のマルゲリータピザ。焼き加減は文句なし。お昼前にレストランに到着したのでランチ客としては最初の方だと思いましたが、窯は十分熱く準備されていたようです。ここのマルゲリータの特徴はチーズとトマトソースが独立して主張しているところでしょうか。口の中で交じり合うところが面白かったです。別に注文した塩味のパスタ料理もおいしかったです。大満足のランチでした。
10月8日の献血の検査結果が到着しました。最近の食事制限の成果がようやく現れたようです。GA比率が「16.9」に低下しました。最近の動向は下の状況です。
私のGA比率の推移
2011年 10月08日 16.9% 2011年 9月19日 17.5% 2011年 9月03日 18.9% 2011年 8月17日 19.0% 2011年 7月02日 17.8% 2011年 6月18日 17.7% 2011年 6月04日 18.7% 2011年 5月03日 20.1% 2011年 4月17日 21・9% 2011年 2月13日 20.0% 2011年 1月09日 19.5% 2010年 11月21日 17.9%
今回8月末に行った人間ドック直後から食事制限を強化した結果、これまでにない16%台の数値となりました。それ以前の食事制限は、「主食の御飯の量を減らして野菜を多く摂る」というものでした。一方で3食の他の楽しみなアルコールだとか「オヤツ」の量はそれなりに許容してきたのでしたが、それでは抜本的な改善には繋がらないことに思い至った次第。
そこで、今回はアルコールの分量を減らし(さすがにゼロではない)、間食の量もできるだけ減らすことにしました。その結果体重は約1kg減り血糖の値もこれまになく低下しました。次の献血は1週間後です。
| 2011年10月10日(月) |
31回目の結婚記念日 |
明日11日は私達の31回目の結婚記念日です。と同時に○○回めの妻の誕生日でもあります。年一回の貴重な機会なので気合を入れて美味しい物を食べるました。レストランは武蔵浦和駅前の「アズーリ」。アズーリは武蔵浦和近辺では抜群に美味しいイタリアンレストランですが、ここのピザ(特にマルゲリータ)は滅多に出会わない感激物のピザなのです。アズーリの広報誌「ディアボラ」に武蔵浦和アズーリのピザ職人の「渡辺文雄さん」の記事が出ていたので紹介します。
アズーリの入り口近くににピザ焼き用の大きな窯がありますが、朝の窯への薪くべで仕事が始まるのだそうです。渡辺さんのピザは500度の窯で1分30分焼くのだそうですから、窯をいつでもピザを焼ける状態に保っておくことは大変なことだと思います。一度もピザの注文が無かったどうするのかしら。
マルゲリータはイタリヤ国旗の色に合わせたトマトソース、バジル、モッツァレラチーズで作られますが、モッツァレラには水牛の乳から作られる「モッツァレラ・デ・ブッファラ」と普通の乳牛の乳から作られる「モッツァレラ・デ・ラッテ」があり、この二つは味わいが全く違うのだそうです。マルゲリータの場合には水牛の方を使うのだそうです。
アズーリのマルゲリータはモッツァレラとトマトソースの混じり度合いが絶妙なのです。モッツァレラとトマトソースがそれぞれ自分を主張するピザも美味しいのだけれど、それが程よく交じり合って更に複雑な味わいを醸し出すのがアズーリのマルゲリータの特徴のようです。
マルゲリータピザはナポリ名物ですが、ナポリピザに関してはこのようなホムページがありました。
真のナポリピッツァ協会
このページにナポリのマルゲリータピザの特質のことが記載されています。
「「真のナポリピッツァ」の呼称の使用は、ピッツァ・マリナーラ(トマト、オイル、オレガノ、ニンニク)およびピッツァ・マルゲリータ(トマト、オイル、モッツァレッラあるいはフィオル・ディ・ラッテ、オイル、バジリコ)の2種類のピッツァに限られ、なおかつ作業の工程、最終製品の官能的、商品学的特徴、ならびに原材料と調理・加熱の方法が、本規約に定められる必要条件を満たしている場合においてのみ認められる。」 これに続いてマルゲリータピザの原材料とか作り方が詳細に記載されています。そのとおりに作れば非常においしそうなことは分かります。
ピザというと「宅配ピザ」が手軽で簡単に色々なピザを注文していつでも食べられるのですが、今、本場イタリアの現地仕様のピザが流行し始めています。本格的なナポリピザは窯の準備からして手間ひまがかかるもののようです。
| 2011年09月11日(日) |
ウィーンの森バーデン市歌劇場「カルメン」鑑賞 |
昨日10日、川口駅前のリリアホールで「ウィーンの森バーデン市歌劇場」のカルメンの公演を見てきました。会場は大体6割くらいの入りで、昨年の埼玉文化センターの「ラ・ボエーム」よりは賑やかな公演となりました。
「ウィーンの森バーデン市歌劇場」という演奏団体は、現在のネット全盛時代にインターネットで情報検索ができないという変わった団体ですが、1996年から毎年日本公演を続けていて、今年のカルメンは16回目の公演です。私達は一昨年の「ドン・ジョバンニ」と昨年の「ラ・ボエーム」を見ています。ヨーロッパの有名な歌劇場の来日公演は一人数万円もするのですが、この劇場の公演は手頃な値段で、そこそこの本場の味を味わえることから、ある意味「お得感」のあるオペラ公演なのです。今年も早々にチケットを確保したのでした。(因みに公演は都内では殆どないみたい。首都圏は埼玉・千葉・神奈川がせいぜいで後は地方を回っています。)
さて演奏ですが私の評価としては色々あって一言で言い表せないものだったと思います。まず良い面では、タイトルロールを歌った「マイラム・ソコロヴァさん」が最後まで豊かな声で魅力的なカルメンを演じていたことをあげなければなりません。どちらかというと低いメゾなので、ソプラノ陣との掛け合いは面白かったです。そして少ない歌手陣が歌う一方で、ダンサー張りに踊ったりして一人で何役もこなし、それなりの舞台を見せていたことは評価すべきと思いました。
会場のプログラムを見て分かったのですが、昨日は今回の日本公演の初日なのでした。初日の緊張感があるもののオケがこなれていなくて残念でした。今年は全国20公演あるので、最後の方ではたぶんアンサンブル・歌手陣とのコンビネーションは随分よくなるのではないかと思います。昨年の埼玉文化センタ公園は最終日の前日公演でした。
歌手陣で「ミカエラ」役を歌った「ニコラ・プロクシュマルティニクさん」にはちょっと疑問符。他の主要な主要歌手陣とちょっとレベルが違うかなという感じ。何回も歌うと違って来るのかもしれません。
一番不満に思ったのは日本サイドの準備不足です。プログラムは無料なので文句を言うのは気が引けますが、いつもの通り楽譜を載せるのであればキチンと乗せるべきです。昨年のラ・ボエームではしっかり最後まで書かれていました。一昨年のドン・ジョバンニでは今年と同様ひどい空白の五線譜が何ページもあったのですが、今年のカルメンも空白が多い五線譜だらけでした。
さらに今年は「日本語字幕」が問題でした。舞台の進行と合致しない事があるし、有名なアリアは当然翻訳があるのですが、会話の「台詞」の部分はほとんど日本語訳を付けずに「と書き程度の説明」でお茶を濁すといったやり方です。今回の公演では「レチタティーボ」ではなく歌手達は「台詞(仏語)」で会話します。そこの部分がごっそり抜けて理解不能となるので、オペラの細かな筋が見えませんでした。ウィーンから来た歌手たちがせっかくフランス語で演技をしているのに、殆どの日本の観客には中身がわからない状態なのです。これは歌手達の申し訳ないことです。
今日はまだ19回の公演があるので、是非日本語字幕を改善して、観客に分かり易いオペラにして欲しいと思いました。
富士旅行社という旅行会社のページで以下の情報を見つけて申し込んでいました。
日 時:2011年7月2日(土)午前11時 2011年7月3日(土)(予定) 場 所:JR石川町駅 中華街口改札集合 講 師:符順和先生(日本華僑華人学会会員 元横浜山手中華学校教諭) 定 員:30名 参加費:資料代500円(昼食代は別途実費) ●コース予定:孫文の提唱で1898年創設された「横浜中華学院」(中華街内)→革命の盟友である「陳少白の居宅跡地」→「温炳臣の居宅跡地」→旧清国領事館があった山下町公園→革命組織「興中会」横浜支部の結成会場となった印刷会社・キングセール商会の跡地(神奈川芸術劇場そば)→解散 ※なお解散後、中華街で符先生を交えて昼食交流予定。
横浜中華街には「孫文」と関係の深い場所がいくつかあり、これまでも参加しようと思ってトライしたことがあったのですがチャンスを逸してきました。今度こそと思っていたのですが台風で延期になってしまいました。会社のメールアドレスに延期のお知らせが入っていたのですが、見過ごして横浜石川町の集合場所から主催会社に電話して中止を知りました。せっかく妻と二人で横浜まできたので、「港の見える丘公園」「元町商店」を散策して帰ってきました。
「孫文史跡めぐり」は気長に次の機会を待ちたいと思います。
| 2011年08月18日(木) |
チャンドラ・ボースの命日供養 |
今日8月18日はネタージ・スバッシュ・チャンドラ・ボースの命日です。毎年の事ですが、杉並に蓮光寺さんの「法要」に参加してきました。蓮光寺さんは望月教善住職の代になっています。66年前にボースの葬式を引き受けたのは先々代の住職でしたので、蓮光寺さんでは既に3代に渡ってボースの法要を営んできたこととなります。教善住職は「遺骨をインドに返すまで毎年法要を続け、しっかり守っていく」と決意を新たにしていました。
インドと日本とは今年日印自由貿易協定が発効し、経済上の結び付きが大変強くなります(関税は10年間に渡って少しずつ下がっていくようですが)。東京のインド料理レストランの数が増え、日本でのインド人の就業人口も増えているようです(電車でインド人風の方を良く見かけるようになりました)。でも「チャンドラ・ボース」の遺骨の故国インドへの返還しはとても実現しそうにありません。
経済の繋がりが強くなっても、相変わらず「入国ビザ」が必要な状況が変わっていないように、日本とインドの間にはまだまだ大きな障害が立ちはだかっているように思えてなりません。
それは「言葉と生活習慣」の二つだと思います。普通のインドの方は母国語の他に英語を話します。国内に複数の言語を持つ広大なインドでは英語が標準語のようなものとなっています。その英語が殆ど通じない国が日本です。生活習慣は「菜食主義文化」です。インドの菜食主義は「健康のため」なのでは決してなく「行き方」「生活そのもの」なのです。「身の回りの命」を大切にすること由来する菜食主義は、命あるものは全て平等に尊いものであることを実践していることを理解すべきです。「断食文化」にも通じますが、日本では最近全くそのような文化を目にすることがなくなりました。
今日も何人かのインド人の方が法要に参加されましたが、法要後軽食(懇親の場)には殆ど参加されませんでした。他の理由もあるとは思いますが、上の二つの理由が主だと思います。帰りの「東高円寺」駅の近くで、法要に参加していたインド人(たぶん)の方に会いました。彼らはベジタリアンで近くのレストランで家族だけで食事をしてきた帰りでした。
ボースの遺骨を早く故国インドに返すためには、政治だけではなく我々日本人がもう少し他人に対して細やかに心配りをする必要があるとつくづく感じました。
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