インドの友人が昨日から会議にために来日しています。彼にとっては4年振りの日本で前の来日の時と同じ愛宕山東急インに泊まっています。今日はホテルまでいって彼に合ってきました。彼の名前は「ズビン・シッドゥア」。インドのムンバイ生まれのパルシーです。
私がインドで事務所を開設したときに最初ムンバイで3人、ニューデリーで5人のインド人従業員を採用したのですが、ズビンはムンバイの二人目の社員でした。非常に優秀で人格円満な青年で、自宅に何回か招待され、奥様の「クッシー」とも親しくさせていただきました。彼のアパートはムンバイの下町の古いアパートを改装した小奇麗な住宅で、人見知りの激しい猫を飼っていました。
私の去った後にインドではバンガロール・チェンナイにもオフィスを開設し今では従業員20名を超えているようです。相変わらインドの景気は好調のようで日系企業の進出のテンポも落ちていないようです。一方でインドの物価上昇は非常に酷い状態で、給料の上昇が物価の上昇に追い付かない状態のようです。
今回彼とムンバイ事務所の「ペレーラさん」(最初に一緒に働いたインド人)のためにお土産を準備していきました。池袋の「宮城県物産館」に行って「鳴子こけし」を買いました。日本からの土産は様々あるのですが、木材を使った伝統工芸品の「こけし」は喜ばれると思っています。宮城県物産館ができたので東京で本場物が買えるの便利になりました。

再来週アメリカ出張を予定しています。ラスベガスで開催される世界最大の映像通信に関する展示会を見てこようと考えていて、そのついでに仕事で関係する二箇所の会社に行って打ち合わせをしてこようと考えています。
ひとつはカナダモントリオールにある通信会社のオペレーションセンター。ここは我が社のテレビ会議サービスの北米のパートナーです。日本から毎日のようにそこのオペレータとやり取りしているのですが、これまで一回も訪問したことがないのです。仕事の課題の整理や我が社の紹介をしてこようと考えています。次の訪問地は同じ会社のデンバーのコールセンタ。デンバーといっても少し北の「ウエストミンスター」というところらしい。そこにはその会社の本社もあります。
デンバーからラスベガスは直ぐ近くのようです。ラスベガスには大きなコンヴェンションセンターがあり、カジノ客向けのホテルも豊富なので世界中から集まるのに便利なのでしょう。その展示会には世界の主要なメーカが結集するので、一箇所で多くの人と会うことができます。映像関係機器・ソフトの会社は少し変わっていて、我が社と取引のある会社は、イスラエル、イギリス、ノルウエー、イタリヤ、アメリカです。これらの会社の主だった方々が集まるのですから便利ですね。
明日の日曜日職場の同僚の結婚式なので用事を片付けることができないため、小雨の降る中を自転車で走り回り懸案事項を何件か処理しました。
ひとつは県立図書館から借りていた「将門の本」を返しに行くこと。本当はもう少し味わいたかったのですが大急ぎで読了してしまいました。やはり自分の本のようにゆっくり・じっくり読むわけには行きません。
県立図書館は浦和駅から遠くない場所にあるのですが、図書館に自転車を置いて直ぐ近くにある「Wめがね」に注文した「めがね」を取りに行きました。実は先々週の日曜日に「遠近両用のめがね」を作ったのです。
電車の中で本を読む時には本と目が近いので、「めがね」をしているとぼやけて見えないのです。これが老眼ですね。勿論机の上のパソコン作業する時にも「めがね」を外すようになっていました。電車の中で「めがね」を外して胸にポケット入れていたら、埼京線の混雑の影響からか「めがね」のツルが壊れてしまったのでした。不便を解消すべくいよいよ決心したというわけです。遠近両用はレンズの上半分が近視で下が遠視です。まだ慣れませんが慣れてくると「めがね」を外さずに電車の中で本が読めるはずです。
「めがね」を注文してしまってからですが、今週同じ「めがね屋」さんから誕生日割引の葉書が届きました。その葉書を持っていくと「3%」割引してくれるというもの。葉書到着前に既に注文してしまったので割引を適用してくれるかどうか不安はありましたが、親切にも割引してくて3%分の現金を返してくれました。予想外の幸運でそれを原資にして酒屋さん「南浦和の稲荷屋さん)で焼酎を買ってしまいました。
最後に駅によって定期券の更新をしてきました。私が現在の後楽園の職場にかわって丁度一年経ちます。明日から2年目に入ります。

今年もアマリリスの大きな花が咲きました。凄い成長力でぐんぐん茎を伸ばしひとつの茎に大きな花を4つもつけます。さぞ重いことでしょうが頑張って支えています。大したものです。
| 2008年05月29日(木) |
平将門(新潮文庫確保)読了 |
浦和県立図書館からお借りした「平将門(新潮文庫)中・下」を読み終わりました。色々な方のホームページで名作だといわれているだけあって、素晴らしいものでした。このような名著の文庫版が絶版になっていて、手軽に読めないことにびっくりしましたし、出版社は何をしているのだろうと思います。図書館に関しても、埼玉県立図書館の「中・下巻」はかなり古くて汚れが酷いもので、これから何回も貸し出せる状態ではないし、南浦和のさいたま市立図書館には文庫本の蔵書さえない状態です。本当に寂しい限りです。
「海音寺潮五郎」は鹿児島県出身なので幕末・明治にかけての「薩摩人」を描いた小説が多いのです。特に「西郷隆盛」に対する思い入れが深いようです。何となくですが「平将門」は「西郷隆盛」に通ずるところがあるように思えます。「時代の流れ、周囲の人々との関連等」からどうしても逃れることのできない運命に翻弄されていく姿は悲壮なものです。稀に出現する傑出した人物が一方で「不器用さ」「頑固さ」を併せ持っていることで運命が変わっていく現実が非常に悲劇的に描かれてますし、歴史的に見れば、そのような英雄は結局「早く生まれ過ぎた」だけという風にも考えられます。
海音寺潮五郎の小説には「将門記」から何箇所か引用されています。この「将門記」は将門の時代に書かれたもので、現在では写本でしか残っていないようです。この「将門記」が大したもののようで、歴史書として非常に価値の高いもののようです。時の朝廷に反逆したのですから当時は「極悪人」として扱われたはずですが、将門記の作者は冷静に歴史を綴っているようです。(本当のところは知りませんが)
| 2008年05月26日(月) |
スリランカ内戦激化(10) |
今日(26日)スリランカ時間の夕方5時少し前ですが、多くの通勤客を乗せた通勤列車がコロンボ南部のデリワラ駅で爆破されて多くの死傷者がでた模様です。デリワラはコロンボからゴールに向かう幹線鉄道の四つ目の駅で、海岸に面したホテルで有名なマウントラビーニア駅のひとつ手前です。この線は南のゴール方面にむかうのですが、線路が海際を走っているので非常に景色のよいことで有名でした。
"Bomb rocks busy Sri Lankan train" The aftermath of February's attack at Colombo's main station. At least seven people have been killed and 62 injured in a bombing during rush hour on a packed Sri Lankan commuter train, the military says. The blast hit the Colombo-Panadura train in Dehiwala station, in a suburb of the capital Colombo, Brigadier Udaya Nanayakkara said. He blamed Tamil Tiger separatists for the attack, the latest in a string targeting public transport.
スリランカ政府軍の陸軍・空軍の攻撃が激化し、反政府組織の「LTTE」の支配地域がジリジリと狭まってきている中で、首都コロンボ近辺でのテロは活発化しています。
浦和の県立図書館に頼んでいた本を受け取りにいきがてら、妻と一緒に少し車で遠出をして彩の国さいたま芸術劇場に隣接する「ビストロやま」でゆっくり昼食をとりました。浦和の中心部から与野本町の「さいたま芸術劇場」までは非常に分かり難い道でした。特に埼京線・17号大宮バイパス近辺では道が細くて直交してなくと、何時の間にか分からなくなってしまいました。結局17号バイパスに出て漸くたどり着きました。演奏会のときは電車なので便利なのですが。
ビストロやまのホームページ
ビストロ「やま」は確か浦和駅西口の伊勢丹の裏あたりにあったはずです。インターネットで調べてみると2006年2月に現在の「さいたま芸術劇場」に移転したとのこと。人通りの多い浦和駅前から、正直言って交通の不便な「さいたま芸術劇場に移転して正解だったのでしょうか。現在の場所に駐車場スペースが7台分あるとはいえ遠くから食事にくるには少なすぎますね。「コンサートの後にディナーはいかが」という狙いは分かるのですが、自宅に帰ることを考えると「ゆっくり」はできませんね。
今日は二人でワンプレートランチを頂きました。玉葱入りのパンとサラダ、温野菜、魚、肉は美味しくて中年夫婦にとっては適量でした。グレープフルーツのデザートは美味しいのですが量が多すぎの感じもしました。私は最後の紅茶が気に入りました。渋みが出ないギリギリの非常に美味しい紅茶でした。妻がカメラを忘れたので写真は無し。
| 2008年05月18日(日) |
平将門(新潮文庫確保) |
前から読みたかった「平将門」に関する本です。海音寺潮五郎の新潮文庫版で「上・中・下」の三巻。新潮文庫では絶版になっていて新刊本は手に入りません。五月の連休で信州の田舎に帰省した時、我が家の本棚に「上」だけ発見したのでした。「上」を読んでしまうとどうしても「続き」が読みたい。ということでずっと「中・下」を探していました。
インターネットオークションに中古品が出品されていますが、「中・下」両方一緒に出品している人は少ないです。あっても「品質」が今一歩であったりしました。日曜日に出勤した時に「神田」の古本屋を探しましたがありませんでした。そもそも中古文庫本を扱っている店が殆どないことが分かりました。もちろん会社の近くの「大亞堂(古書店)」は何度も覗いていますがありませんでした。そもそもこの古書店は自分の店にどういう在庫があるか殆ど把握できていないようで、殆ど趣味で店をやっています。
最後の手で図書館で探しました。まず比較的近い「南浦和のさいたま市立図書館」に行きましたがありませんでした。次に埼玉県立図書館にいき漸く探し出すことができました。久喜の分室にあるようなので取り寄せてもらうことにしました。いよいよ念願の続きが読めます。
(追伸)

「平将門(新潮文庫)全3巻」です。
上巻(我家所蔵) 昭和51年 2月発行 第24刷 中巻(県立久喜図書館蔵) 昭和45年 1月発行 第 6刷 下巻(県立熊谷図書館蔵) 昭和46年12月発行 第 9刷
昔の新潮文庫の表紙は「いい味」出してますね。中巻、下巻のカバー絵は「中尾進」さん、上巻のカバー絵は「辰巳四郎」さんの作です。
| 2008年05月17日(土) |
スリランカ内戦激化(9) |
16日金曜日、スリランカの首都コロンボのビジネス街で爆弾テロ事件がありました。今のところ死者9名、90人以上の怪我人が出た模様です。場所はコロンボのフォート。嘗て植民地の商館があった場所で今はビジネスの中心地となっている場所です。私が勤めていたスリランカ・テレコムの直ぐ近くです。以下は機能のホームページの報道です。
Suicide attack in Sri Lanka capital kills 9, injures over 90 Friday, May 16, 2008, 10:42 GMT, ColomboPage News Desk, Sri Lanka.
May 16, Colombo: A suspected LTTE suicide attack in the heart of the Sri Lankan capital, Colombo killed 9 and injured over 95 people today.
Military sources little while ago confirmed that an LTTE cadre on a suicide attempt has driven a motorcycle into a Police bus near Sambuddhaloka Viharaya in Fort at 12.05 p.m., today.
Seven out of the 9 killed were police personnel. Sixty two (62) civilians, 30 Police and 3 Army personnel were among the casualties received at the National Hospital, hospital sources said.
The explosion in front of the Colombo Hilton and in the close vicinity to the Presidential Secretariat and the Ministry of Finance seriously damaged several vehicles traveling in the area at the time.
The blast comes in the eve of the Vesak week, which was declared by the government starting from today. Sri Lanka Defence Ministry starting from yesterday enforced special security measures in the country for the upcoming Vesak festival.

「田酒」を作っている西田酒造(青森県)のもうひとつの看板の「喜久泉」です。南浦和の稲荷屋さんで購入。
西田酒造のホームページ
西田酒造では醸造用アルコールを全く入れていない「田酒」と適量の醸造用アルコールを入れた「喜久泉」の二つのブランドを送り出しています。こちらの喜久泉も芳醇で香りが高く非常に美味しい酒です。冷でも良いし「燗」でも非常に美味しくいただけました。
この吟冠・吟醸造・喜久泉は青森県産酒造好適米「華吹雪」を60%まで精米したものです。上のクラスだと「山田錦」をつかったものもあります。でもこちらでも十分美味しいです。
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