KENの日記
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2006年09月09日(土) チェロの弦交換

弦交換の話題の前に文句を一つ。

午前中に「さいたま市立沼影市民プール」に行ったのですが、改修中で休みでした。張り紙によると、9月3日で屋外・屋内とも公開終了。10月1日から屋内プール公開開始。それまで屋内プールの屋根修理だそうです。しかし、どうして4週間も休むのでしょうか。確かに雨の日は雨漏りがするのは事実ですが、屋根の修理に4週間もかけるのでしょうか。民間のプールが4週間も休んだら潰れてしまいます。「さいたま市」はしっかりして欲しい。市民のための施設なのですから。

プールが休みなので「チェロ」練習をしっかりしようと調弦していたら、「A線」が切れてしまいました。この「A線」何時変えたのかはっきり記憶がありません。昨年11月にインドのムンバイでチェロの「大修理」をした時も昔の弦をそのまま着けました。修理のおかげで古い弦でも良く鳴ると感動したものでした。ですから2年以上交換してないと思います。そろそろ換え時なので、思いきって全部帰ることにしました。

自分でも変えられるのですが「駒」が歪んでしまう恐れがあるので、専門家に任せるのが良いだろうと考え、前にもお願いした恵比寿の「ゴーシュ」へ行ってきました。チェロ本体もここの店から買っています。忘れないように日記に詳細を書いておきます。

A線 Jargar (middle)  2380円
D線 Jargar (middle)  2520円
G線 Spirocore       3080円
C線 Spirocore       3430円

弦交換手数料400円を含んで合計12,400円でした。最近は丈夫で良い音のする弦も出てきているとのことですがそういう弦は非常に高いです。今回もいつもの組み合わせにしました。家に帰ってから早速弾いてみましたが、これまでと全く違う響きでした。弦は相当いかれていたようです。したの写真はゴーシュ楽器店の看板娘の「サリー」ちゃん。ものすごく賢い犬ですね。弦を交換している間、退屈な私の相手をしてくました。



2006年09月08日(金) コロンボのレストラン「ビーチワディヤ」

先月コロンボに出張した時、コロンボの海岸にあるレストランの「ビーチワディヤ」で食事をしました。このレストランは私がコロンボに住んでいるときにもよくいったレストランです。場所はコロンボ南部の「Wellawatte」。スリランカのカレー料理に参ってしまった胃には非常に優しいシーフード料理なのです。

ここの名物は魚の丸焼き、ロブスター、海老唐揚げ、カニ料理などです。実は何時もこの組み合わせしか食べたことが無い。魚はその時々在庫としてある魚を料理してくれます。イカ料理もあった気がしますね。スパイスを聞かせた味付けはあっさりしていて飽きがきません。

「ビーチワディヤ」は何といってもそのロケーションが素晴らしいのです。砂浜に建てられているのです。風通しの良い屋内もありますが、やはり砂浜で星を見ながら、そして波の音を聞きながら食事をするのが最高なのです。私達のいった先月29日も予約で満員だったそうです。イギリス人の団体が来ていたとか。
 


スリランカのコロンボの海岸というと「津波」の被害が思い出されます。今回の訪問は2004年暮れのインド洋の津波の後初めてでした。このレストランも津波で被害を受けたのでした。上の右の写真はその時の水の高さを示しています。1.8m程度の高さです。コロンボはスリランカ西海岸なので津波は「回り込んできた」ことになります。回り込んでも「1.8m」なのですから直接押し寄せていた津波は相当な高さであったのでしょう。

コロンボの同僚の話では「ビーチワディヤ」レストランも津波で破壊されたけれど、元々掘建て小屋に近かったので直ぐに再建されたのだそうです。こういうところは打たれ強いですね。近くに大きなホテルが建ったので、いっそう混雑しそうです。



2006年09月06日(水) 秋篠宮家に男の子誕生

本日朝天皇家待望の男の子が秋篠宮家に生まれました。何はともあれこれでひと安心ですね。午前中に新橋駅に出る用事があったのですが、駅前で「毎日・サンケイ・日経」新聞の号外をもらってきました。今回誕生した男の子は皇位継承順位第3位。おそらく確実に天皇陛下になられる方です。
現在の天皇家の皇位継承順位は7位まであります。つまり天皇陛下の他に7人の男性皇族がいらっしゃる。今回いきなり第3位の男の子が産まれたわけ。もし皇太子に男の子が生まれればいきなり第2位になるのですね。



2006年09月04日(月) ナーム・ラージャ健在

先週のスリランカ出張では色々な情報があったですが、象に関する情報を書いておきます。2006年4月11日の日記にコロンボの象「ナーム・ラージャ」が登場していました。そこにスリランカの正月のお祝いでチョコレートを食べ過ぎてダウンしているナームの写真を載せました。

ナーム・ラージャは「ルアン」の後を継いだ有名な象です。詳しくはホームページの「スリランカの思い出」を見てください。その記事にも書いていますが、象は立てなくなると呼吸ができなくなって急激に「衰弱」してしまうという話を聞いていたので、ナームの食べ過ぎも非常に心配していたのでした。

今回夕方に「ガンガラーマヤ」寺院を通ってみると、なんと「ナーム」が居るではありませんか。身体の張りは嘗て程ではありませんが、ちゃんと立って愛想を振りまいていました。夕方暗くて鮮明に撮れなかったのが残念です。




ナームの牙は不幸にもクロスしていて見栄えは悪いのですが、とっても気立ての良い象だと思います。長生きして欲しいものです。



2006年09月02日(土) しっかり水泳

久しぶりに週末をゆっくりしました。先週日曜日にスリランカ出張に出発したため土曜日は一日中準備に没頭していました。先週前半スリランカに居て色々なことがありました。これからその整理にかからなければなりません。


今日午前中は沼影市民プールに行ってしっかり泳いできました。最近ちょっと涼しいので午前中のプールは空いていてゆっくり泳ぐことができました。もう直ぐ外のプールが終了し室内だけになります。そうするとまた静かなプールが戻ってくるのです。


昼食は近所の「リンガーハット」に「ちゃんぽん」を食べに行きました。その店は土・日の昼はすごく混むのですが、今日は出足が早かったので、待ち時間は少なくて済みました。ところで、リンガーハットは値上げしたのですね。これまで味が良いし、値段も安かったのでかなり贔屓にしていたのに残念です。今回「ちゃんぽん」も「皿うどん」も450円になっていました。これからどうするか悩みますね。リンガーハットのホームページはこちらです。8月25日に料金改定があったようですね。
http://www.ringerhut.co.jp/



2006年08月31日(木) スリランカから戻りました。

今回の出張の旅行日程を記録しておきます。

8月27日(日)SQ997 11:30成田→17:40シンガポール
        SQ468 22:45SIG→23:50コロンボ

8月31日(木)SQ469 01:15コロンボ→07:45SIG
        SQ 12 09:45SIG→17:35成田

今回の出張はスリランカの内戦が激化する中のものでしたので、非常に緊張しました。無事終了したのでほっとしています。コロンボの街はこれまでで最高度の警戒です。北・東部で政府軍が激しい攻勢にでているので、反政府軍の首都コロンボでのテロが警戒されているのです。


今回訪問したスリランカテレコムの入り口ですが、車両の厳しいチェックが行われていました。私が勤めていた頃は和平ムードが高まり、街の警戒とか車両のチェックも緩やかになっていたのですが、今はこれまでで最高度の警戒を行っていました。
コロンボは相変わらず賑やかで、警戒が厳しい他は人々の暮らしに変化はないように思えます。ただ私には「モスリム」の人が増えているのではないかと思われました。コロンボで夕食を一緒にとった「ドクター・シーバ」さんは北東部からモスリムの人が避難してきているのだと言っていました。



2006年08月27日(日) From Changi Airport

We are at the Changi Airport in Singapore.
The flight from Narita to Singapore was completely OK.
Our plane arrived at the Chaingi around 30 minutes before scheduled time.
Our flight from Singapore to Colombo is scheduled to start on 10:45 PM.
We need to wait two more hours from now on.



2006年08月26日(土) 旅行用の荷作り

スリランカ出張の準備をしました。自宅のパソコンはようやく電源部を修理しまたバッテリーも換えてたので出張に持っていくことができます。飛行機の中とか、シンガポールの乗り換えの待ち時間とかスリランカで作業するためです。


会社のパソコンは社外持ち出し禁止ですし、出張用のパソコン借用については手続きが面倒なので、つい自宅の自分のパソコンを持っていくことになります。これは困ったものです。


それと海外出張時には「GSM」方式の携帯電話を持っていくことになります。会社から「SIM」カードを借りてきて私のGSMハンドセットにセットしていきます。成田で飛行機に乗るまでは日本の携帯そこから先は「GSM」携帯です。これも大変不便です。一旦日本を出てしまえば、シンガポールでもスリランカでもGSM携帯をほとんど何処でも使えます。


今回アポ取りの電話で大変お世話になった向うの秘書の女性のためにお土産を買いました。次はもう少し円滑に進めたいと思っています。



2006年08月25日(金) 山手線で恵比寿まで

今週ずっとなんですが、今日もスリランカのカウンターパートと打ち合わせ時間の確認作業で大変苦労しました。ずっとお願いしてきた「文書による打ち合わせ時間の確認」は最後まで取れませんでした。先方の窓口の人によると、責任者がオフィスに戻ってこないので「サイン」がもらえないというのです。


FAXでもいいし、スキャンしてメールに添付してもらってもいいのですが、とにかくサイン入りの返答文書が欲しかったのです。先方は非常に忙しくかつ込み入っているようで混乱していました。窓口の方も電話に出る秘書の方も最後には私に対して「申し訳なさそう」な対応をしてくれました。


電話での「口頭回答」ではOKなので日曜日にスリランカに出発することになりました。確実な回答を待っていては何時になるかわからないし、そもそも訪問のチャンスさえ失いかねない。現地で行き違いがあっても、日本からはるばる来たのだといって強引に迫れば何とかなるはずと考えています。


先方との「やり取り」を諦めて、旅行準備もあるので9時30分ごろ有楽町から電車に乗りました。金曜日夜の「京浜東北(北行き)」は大変混雑するので、山手線で大崎駅に行くことにしました。大崎から埼京線も座っていけるのではないかという作戦です。山手線の有楽町からの南行きは金曜日でも空いているのです。ゆっくり座ることができました。ところが品川駅で電車はストップ。駒込駅近くで線路に人が侵入したとのことで、安全確認が取れるまでストップです。30分位は止まっていたと思います。ようやく出発したので安心してうとうとしていると「五反田」駅でした。仕方がないので恵比寿で埼京線に乗り換えました。


恵比寿駅では埼京線の各駅停車「川越行き」が間もなく着ました。列車の座席には空席なく立っている人も多かったです。すばやくファッショナブルな若い男性客の前の吊革を確保しました。恵比寿の後は「渋谷」「新宿」「池袋」と続くのでどこかで降りるだろうとの予想です。「新宿」から座ることができました。



2006年08月24日(木) スリランカへ

スリランカの情勢を書いておきます。今日、スリランカの「Drシーバラトナムさん」に電話しました。Drは今は首都コロンボに住んでいるのですが、故郷はスリランカ内戦の主戦場となっているジャフナで、そこに戦いで破壊された家を再建中なのです。ジャフナには家の管理を任せていたり、仕事を手伝ってもらっている人達がいるのですが、ジャフナでは再び政府軍と反政府軍の戦闘が激化し、本土との往来がままならないために食料が不足しているのだそうです。


スリランカの首都コロンボから食料や救援物資を積んだ船がジャフナ目指して明日(24日)出航するのだそうです。この船はジャフナで物資を下ろした後、ジャフナに残っていた「外国のパスポート」を有する人々を載せてコロンボに帰ってくるのだそうです。ジャフナから北欧の人々を中心とする「停戦監視団」が引き上げました。そして国際赤十字関連の人々も引き上げました。そして最後に外国のパスポートを持つ人々が全て引き上げます。ローカルの人達だけ残されたジャフナで何が起こるのか。最悪のシナリオが確実に進行している気がします。


しかし戦場は首都のコロンボから遠く離れた北東部だけでは決してありません。反政府軍は首都コロンボで捨て身の「自爆テロ」を開始するでしょう。戦争は遠く離れた「他人の土地」でのことだと考えている南部の人々も戦争に巻き込まれます。これがいつものパターンなのです。身近に大きな被害が発生すると南部の人達は戦争の悲惨さに気付き、紛争停止の調停作業に真剣になるのです。


スリランカのカウンターパートとの調整がついたので今週末からスリランカに行くことになりました。先方は色々な理由で大変混乱していたので調整に長い時間を要しました。インターネットのメールでやり取りしているのですが、日本のブロードバンド環境に既に慣れてしまっていて、つい、先方(スリランカ)が「ナローバンド+ウイルス」に苦しんでいることを忘れてしまいます。時間を要するのは当たり前だったのです。懐かしい人達に会うことは楽しみなのですが、今回の出張は正直言って緊張しています。




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