土曜日ヒンギスとシャラポアのテニスの試合を見ました。ヒンギスの復活が本物か新進気鋭のシャラポアの実力が一流かどうか。今回が初顔合わせ。試合開始早々は互いに緊張しているようで、サーブゲームをキープする緊迫した展開でした。試合が動いたのはヒンギスが幸運なネットバウンドで、シャラポアのサーブを始めて破ってから。
はっきりしていたことはヒンギスの集中力が尋常ではなかったこと。ベースラインいっぱいに返ってくるヒンギスのボールにシャラポアのミスが出始めました。結局終わってみれば試合は「2−0」の一方的なものとなっていました。 ヒンギスの復活です。でも日曜日の決勝では簡単に負けてしまったみたいですけど。私は特別なヒンギスファンではないけれどこの復活はうれしいです。パワーテニス全盛の時代にヒンギスのオーソドックスなテニスが通用するのは痛快です。これから頑張って欲しいです。
私がインドへ単身赴任中した間、狭いマンションの事情には二つの変化がありました。
1.信州から我が家に呼んでいた母親が小田原の弟の家に移ったこと。 2.長女が大学に入ったこと。
長女は入った大学は工学部・デザイン工学科で、大学は少し遠いのですが武蔵野線と総武線を乗り継いで家のある埼玉の武蔵浦和から千葉県の西千葉に通っています。通学は大変なのは別にして予想外であったのはデザイン関連の学科は、図面を作ったり、模型を作ったりで非常に「場所を」とることなのです。 娘は自分の部屋では、図面を書いたり模型を作ったり出来ないため母が使っていた部屋を作業場として使っているのです。
私が帰国したので、再び小田原の母を「さいたま」の我が家に迎えたいと思っているのですが、娘の作業場も確保しなくてはなりません。そこで検討の末、背の高い「ロフトベッド」を娘の部屋に導入することにしました。これまでの使っていたベッドのスペースを3次元で活用しようというものです。狭い部屋なので寸法が調節できるようなロフトベッドをインターネットで探し出し、通信販売で注文して既に届いています。後は娘が自分の部屋の掃除・整理した後、ロフトベッドを組み立てて部屋に入れること。この土曜・日曜に頑張るつもりです。学年末試験中の娘の作業が大変なので進むかどうかはそれにかかっています。 頑張れ!!!娘。
昨日大学時代のサークル仲間との懇親会がありました。私の卒業年次の数名と一つ下の卒業年次数名。卒業以来始めて会うという人もいて時間があっという間に過ぎてしまいました。 料理は上海料理で、店のは赤坂の「上海大飯店」。某新聞社の中国(北京)駐在をしていた幹事のお勧めです。北京にある上海料理レストラン「崑崙」からシェフを迎えているのだそうです。北京にある上海料理というのも面白いですが東京みたいに何でもあるのでしょう。非常に上品な味で洗練されている感じでした。その幹事氏は、タイのバンコク中国の北京に駐在していたのです。 どちらも料理が美味い。うらやましい限りです。 そこだけ比較するとスリランカのコロンボとインドのムンバイに駐在した私は、少なくとも「味」には恵まれていなかった。
食事をしている最中に地震がありました。長い揺れでした。私は地下鉄で赤坂見付から新橋に出ていつものJRで帰ってきました。北行きは混んでいるものの動いていて11時半頃には家に尽きました。横浜方面の南に帰った人達は大変だったことでしょう。
航空便の中に入れてきたインド土産の紅茶が到着しました。紅茶は、ムンバイの「ティー・センター」で買ってきたもの。多くの観光客が寄っていく店なので、市価より少し高かったかも。お茶といっしょに「価格表」も入っていたので、参考までにムンバイの価格を記録しておきます。
ダージリン(ファースト・フラッシュ・スペシャル) Rs 945 (250g) ダージリン(ファースト・フラッシュ) Rs 595(250g) ダージリン(セカンド・フラッシュ) Rs 495(250g) ダージリン(FTGFOP) Rs 375(250g) ダージリン(TGBOP) Rs 195(250g) アッサム (TGFOP) Rs 110(250g) アッサム (GBOP) Rs 100(250g) アッサム (CTC) Rs 75 (250g) Green Tea Rs 200(250g) Nilgiri(OP) Rs 140(250g) 今回買ってきたのは当日に在庫があったダージリン(TGPOP)とアッサム(CTC)。どれくらいの味なのか期待が大きいです。ダージリンが美味しく入れるのが難しい(妻の談)のだそうです。実は、インドでは一番安い紅茶でも結構美味しいのです。
航空便で送った荷物が日本に到着しました。なんだかんだといって2週間かかってしまいました。というのも、私は事務所の荷物なので、引越し荷物とは別に送ることが出来ると考えたのでした。ところが、小さなプリンタ・スキャナーが入っているので日本から持ち出した証明書がないと、物品の輸入と看做されて5%の消費税がかかるというのです。そうしないためには、帰国の際に「別送品届出書」を提出しなけえればならないとのこと。ムンバイのアパートの荷物は船便のため、帰国の際に成田で「別送品届出書」を出しています。こういうことはしばしばあるようで、航空便については、帰国時に「別送品届出書」を提出し忘れたことにして通関処理をしてもらいました。海外から荷物を送る場合には注意しなければまりませんね。
| 2006年01月29日(日) |
モーツアルトの誕生日 |
1昨日の1月27日はモーツアルトの生誕250周年記念の日でした。オーストリアのザルツブルグでは、誕生日を祝って多くの催しが計画されています。 日本でも今年はモーツアルトの作品の演奏会は相当多いでしょう。金曜日の飲み会で遅くなりましたが家に帰ってからモーツアルトの作品を聞きました。 曲は「レクイエム」。我が家にある演奏は以下の4種類。
ショルティ・ウィーンフィル(モーツアルト没後200年記念演奏会) ケルテス・ウィーンフィル(1965年録音) ベーム・ウィーンフィル(1971年録音) アーノンクール・ウィ−ンフィル(最新)
昨日はケルテス盤を全部聞いてから、「ラクリモーサ」だけベーム・アーノンクールを聞き比べました。ケルテス版の「ラクリモーサ」の「アーメン」は最後の音を長く引き伸ばしたとても印象的なものです。ベームの「ラクリモーサ」は非常にテンポが遅く「止まりそう」なのですがオケ・合唱が充実してます。 今日はショルティの録画を聞きました。ウィーンのステファン教会で行われた追悼ミサの演奏で非常に敬虔な雰囲気です。通して聞いていつも思うのはモーツアルトが途中までで完成できなった曲を「ジュスマイヤー」が良く補完してくれたということです。この曲は人類の遺産だと思います。
旅行用にも使っていた「カジュアルな」靴の片方が壊れました。その靴は自分にあったインナーソールを入れてはき心地をよくしたもので、片方が壊れたので、買い換えようかどうか迷っていたのです。壊れたところは「マジックテープ」。靴紐の代わりにマジックテープが着いているのですが、それが効かなくなったのです。もじゃもじゃした「毛」がある方が、「毛」が伸びきってしまい接着力が弱くなったのです。マジックテープは革に縫い付けられているので、素人では殆ど修理不可能に思えました。 「だめで元々」という考えで、マジックテープを買ってきて「膠」で固定してみようと思いました。マジックテープは浦和の「ユザワヤ」で買いました。さすがにその種の専門店。豊富です。丈夫そうな「マジックテープ」がありました。固定するために「膠」も以前に「ユザワヤ」で購入したもの。水に浸し、暖めて、溶かして、塗ってから乾燥させる・・・と面倒なのですがその接着力はすごいです。感動ものです。靴のマジックテープを切り取り、そこに新品の「もじゃもじゃテープ」を膠で固定しました。それで靴が復活しました。やってみるものですね。
| 2006年01月27日(金) |
今週が山場だったこと |
今週が山場だと思っていたことが二つあります。ひとつは、「ライブドア」の「ホリエモン」が逮捕されるかどうか。もう一つは「スリランカの内戦の行方」でした。前者については月曜日の逮捕であっけなく幕を閉じました。正直いって彼の行動力と度胸は立派だとおもいます(自分にはまねできないので残念ですね)
そしてスリランカ政府と反政府軍がスイスのジュネーブで話し合うことに合意しました。ひとまず全面武力衝突の危機は回避されました。しかしこれまで何回も話し合ったのに解決策が見出せなかったのも事実です。仏教徒の「シンハラ人」も「ヒンドー教徒」のタミール人ももともとすごく平和な民族なのに。 今は極右の過激な仏教徒と自爆テロの本家の「タミール人」という印象が強いです。この両者の戦いで、貧しい層のイスラム教徒も被害を受けています。なにか良い知恵はないものでしょうか。
| 2006年01月26日(木) |
「中村屋のボース」 |
昨年出版された「中村屋のボース」。著者は「中島岳志」さん。中島さんは現在30歳。渋い話題に焦点をあてていて非常に興味深い本です。中島さんは大学でヒンディー語を専攻したので、インドの描写が生き生きしていて良いです。「R.B.ボース」はもう少し語られて良いと思います。
「インド独立」に関する脈絡で「R.B.ボース」はインドでは殆ど語られていません。というのも、彼は若くして祖国インドを離れ、日本からインド独立運動を展開したからです。さらに、インド独立の英雄は、インドではガンジーでありネルーなのです。自由インド軍を指揮して戦った「チャンドラ・ボース」でさえ忘れ去られようとしているのです。 さらに「インド」や旧イギリス植民地国には、矛盾しているように思えるけれどイギリスに対する「親近感」があって、大東亜戦争で「英・米」と戦った日本に庇護を求めた両ボースを「祖国の英雄」に列するには少し躊躇するところがあるみたい。従ってインドで「R.B.ボース」の本が書かれることはないのです。この本が英訳され、インドで出版されることを期待します。
この本の中で繰り返し語られている「アジアの心」は大切だと思います。西欧特にアングロサクソン文化が世界の中心的な思想であるとする風潮は今も非常に危ないです。インドブームの真っ只中でタイムリーな出版だと思います。「R.B.ボース」の考え方・行動を丹念に追って居て面白いですが、私には著者の「アジア主義」あるいは「宗教」に対する洞察に興味があります。今後そうした面での研究活動を進められることを期待します。また「スバシュ・チャンドラ・ボース」も書いて欲しいと思いました。
10年振りに「人間ドック」を受検。場所は豊洲の昭和大額付属病院。メインは胃カメラ。初めてではないものの、受検前は少し緊張しました。
でも今日は麻酔をしてもらったので知らないうちに終わってしまいました。検査の間「ボー」としていたので、検査の先生がどんなことを言っていたのか全くわまりません。こんな「楽」な胃カメラは初めてでした。
検査結果が送られていくまで一ヶ月くらいかかるそうですが検査後の対応は普通だったので、別に異常はなかったのでしょう。超音波検査では「脂肪肝」だとはっきりいわれました。これも血液検査の結果とあわせて後で診断されるのだそうです。毎年の健康診断の心電図で引っかかる「ST−T異常」。これは何なのかわからないので、しっかり検査してくれるよう頼みました。インドから帰ってきてから、日本食があまりにも美味しいのでほぼ毎日食べ過ぎの状態が続いています。そろそろ、食べる量をすこしづつ減らしていこうとおもいます。
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