昨日13日火曜日ガナパティ流しが最高潮に達しました。先週水曜日にガナパティを迎え、一週間一緒に過ごし、7日目に海(川)に流すのです。お盆に先祖を迎えるみたいなものですね。ムンバイ最南端の海岸、女王の首飾りとも呼ばれる美しい(形が)海岸は、ガナパティ流しの場所としてはもっとも有名です。ここに色々な町内、家庭内から持込まれるガナパティは数知れず。トラックで運んでくるもの、荷車に積んでくる人抱えて来る人。
そしてそのガナパティを送るために人々は踊ります。太鼓とか楽器(トランペット等)で陽気に騒々しく騒ぐのです。町内会の人達が集まって大騒ぎをします。トラックにバンドを積んでいたり、大きなPAを積んだりして、ゆっくり更新していくのです。その海岸に沿った「マリンドライブ」という幹線道路が私の通勤路なのです。ガナパティ送りの人達による大渋滞に巻き込まれるのです。この日ばかりはガナパティ優先なのですから、待つしかありません。
| 2005年09月11日(日) |
ガナパティ祭り・BCOのコンサート |
これがガナパティ。大小様々で、姿形も色々なタイプがあります。とにかく、ムンバイに各家々・職場・地域の臨時の寺にガネーシュが祭られています。これは職場近くのナリマンポイント町内会のもの。素材は最終的に海・川に流してしまうので土で作られています。来週火曜日はガネーシュを送る日の最終日で、ガネーシュ祭りは最高潮に達します。 今日のボンベイ室内オケのコンサートは大盛況でした。モンスーンの大雨、日曜日の夜にも関わらず多くのお客様がいらっしゃいました。演奏の方も適度の緊張と聴衆の暖かいサポートで大変充実したものだったと思います。ウィーン音楽をウィーンの指揮者で、インドのオーケストラが演奏するのですが結構それなりに聞こえていたみたいです。
私も難しいパッセージが少なかったので、比較的、全体を聞きながら演奏できました。それと管楽器・打楽器が入ると音色に変化が出るし迫力も増すので、 弦楽だけの音楽より聞き栄えがします。R・シュトラウスの「ツァラツストラはかく語りき」を演奏しましたが、「ツァラツストラ」(ゾロアスター)はムンバイと重要な関係にあるのです。オケにはゾロアスター教の方が多いので良く分かっていたはずです。会場にも多くのゾロアスター教徒の方が見えていたはずです。「かく語りき」の主題の最後の和音を変えて、そのまま「J.シュトラウス」の「美しき青きドナウ」に入ります。ウィーンの指揮者の棒での演奏はやはり楽しいです。難しい大曲に取り組むより少し気楽な楽しい音楽は仕上がりが良いように思われます。
モンスーンは終盤に差し掛かり、晴れ間の覗く時間が多くなりました。モンスーンの終わりを待ちかねるかのように、ムンバイは祭りシーズンに入っています。まず9月3日(土)には「ゴビンダ祭り」がありました。
幼い「クリシュナ」(ビシュヌ)が母親が高い所に隠した「ヨーグルト」を手に入れようと友達同志で助け合って、高いところに手を伸ばしたという言い伝えに則り、ムンバイ市内の色々な高いところに、ヨーグルトの入った壷がぶら提げられます。実は高さ、つまり難易度に応じて成功した時の賞金額が違うのです。
町内の少年達は練習を重ねて、高い所の「壷」を手に入れようと必死になります。下を支える人達は力強く踏ん張ります。上に行くに従って身軽で高いところに平気な人間が選ばれます。上の写真は大分高い所まで届いています。この少年達は、トラックの荷台に乗り、ムンバイ中の「壷」を探して走り回るのです。こうした組が何組も何組も入れ替わり、立ち代りやってきて挑戦していくのです。女性だけで構成されている組もあったそうです。翌日には、落下して怪我をした痛々しい人達の写真が新聞に載ります。 ゴビンダ祭りが終わると次は「ガナパティ祭り」です。ガナパティ祭りはムンバイの最大の祭りといっていいでしょう。何しろムンバイの象徴たるガネーシュが主役なのですから。今週の水曜日7日。ガナパティがムンバイのいたるところにやってきたのです。ヒンズー教の人達は自分達の家に「ガナパティ」を飾ります。さらに町内には「特設寺院(ミッタルマンディル)」設けられガナパティが迎えられます。この町内ガナパティで最大のものは高さ20mに及ぶ巨大な像(象の像)です。
そして数日間、自分達と一緒に過ごしたガナパティは、決められた日に川や湖や海に流されます。(これは迎えてから1.5日、5日、7日の3種類あるようです)最終日の来週の火曜日には、ムンバイ市内40箇所のガナパティ流しの場所まで町内、市内をガナパティを引き回し、歌い・踊りしながら更新するのです。それまでの間ムンバイのいたるところに美しいガナパティが飾られ、人々の祈りを捧げる光景が見られるのです。因みに、ガナパティはシバ神の息子とされていますが、シバ神信仰とはあまり関係ないように思えます。
美しく作られたガナパティの顔は、実際にあるはずないのですが、人間の顔と象の顔の折衷で結構リアルなのです。「我慢強さ、慎重さ、奥ゆかしさ、そして秘めた力強さ」を感じさせる顔つきなのです。そうしたところが、ムンバイ市民に人気のあるガナパティの特徴なのでしょう。
| 2005年09月04日(日) |
オーケストラフルメンバーで練習 |
今日の日曜日は午前中と午後4時までオーケストラの練習でした。今回の演奏会は、ボンベイ室内オケと「ゴア州弦楽オケ」の混成に外国からの管楽器のいプロが参加する大掛かりなものです。「ゴアオケ」とプロ(フルート、オーボエ、ファゴット、ホルン)が今日からの参加なので長時間になりました。
指揮はオーストリア・グラーツからきてくれた「アーネスト・ホイツェル」さん。ムンバイオケの常連でインドファンです。今回はオーストリア関連の曲を集めたコンサートなのです。ホイツェルさん十八番の曲目なので楽しそうです。 「ツャラツストラは斯く語りき」に加えて、ハイドンの「おもちゃのシンフォニー」をやるものだから打楽器が大変。楽器集めも大変だったようですが、演奏中に準備のために「がさがさ」雑音を発生させるので顰蹙ものです。今回は曲を丁寧に仕上げるというより、楽しく、そして聞き栄えがすればOKという感じです。これから一週間でどれくらい仕上がるのか。これは少し疑問附。今回のゲストの方は皆「TATAシアター」のゲストハウスの泊まるようです。一週間ご苦労様です。
ところで今回ののような大編成のオケの練習では裏方の仕事が大変ですし、さらに統率力のあるコンマスの存在や重鎮連の「押さえ」が必要になります。今回は若い方がコンマスに抜擢されたようですが、楽団全体を引っ張ることは難しいようです。苦々しく思っている人もいるのでしょうが、苦言を呈する人は誰も居ません。
練習に時間に遅れてくる人、勝手に音を出して練習する人が居て私語も絶えないので練習がなかなか円滑に進まないのです。指揮者のホイツエルさんは、おおらかに指揮をします(あまり指導はしません)。打楽器の合わせに多くの時間を費やすので弦は「何回」も伴奏させられます。打楽器は多分「寄せ集め」なので、オケの練習の経験はあまりないみたい。だけど貴重な日曜日の午前・午後を費やして練習するのですから、もう少し効率よく要領よく進めて欲しいものです。ジニー先生の「にらみ」もあまり効果がないみたいです。正直言って今日のような練習は勘弁して欲しいです。 演奏曲目追加です。 おもちゃのシンフォニー:ハイドン ハンガリー舞曲第1番:ブラームス
日本への一時帰国・ニューデリー出張(これがハードでした)と、移動距離がやけに長い旅行をこなし疲れたので今日はゆっくりしました。一時帰国前に、こちらで調達する生野菜類は全て使い切ったので冷蔵庫はほぼ空になっていました。今日久しぶりに買い物をして食料が豊富になりました。それだけで少し豊かな気分です。
今日はいつもの「野菜スープ」を作りました。ジャガイモ、トマト、ショウガ、セロリ、コリアンダーを煮て、チキンスープとライムで味付けするのです。新鮮なコリアンダーは香りが素晴らしいです。コリアンダー料理をもう少し知っていれば楽しいでのでしょうが、スープしか思い当たりません。
9月11日は日本では衆議院選挙の投票日ですが、ムンバイでは非常にローカルですがムンバイオーケストラの演奏会です。演奏はムンバイ室内オーケストラ・軍楽隊・オーストリアから招待した管楽器の先生達の合同オケです。場所はTATAシアターの大ホール。
演奏曲目(現在譜面が配られているもの)は以下とおりです。 1.「ジプシー男爵」序曲(ヨハンシュトラウス) 2・ポルカ「観光列車」(ヨハンシュトラウス) 3.「ブラダー公園の春」序曲(ロベルト・シュトルツ) 4.「ツアラツストラは斯く語りき」→「美しき青きドナウ」 5.「ハンガリー舞曲第6番」(ブラームス) 6.「ハンガリー舞曲第1番」(ブラームス) 7・「協奏交響曲」(オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)モーツアルト。
何曲かは昔大学のオケでもやったことがある(楽器は別)ので要領が分かるので気が楽です。モールアルトのクラリネットソロは、オーストリアからのプロ奏者に混じってムンバイオケの「デニッツ」さんが吹きます。彼の専門はクラリネットですが、あるときはビオラパート、また前回の演奏会はチェロパートで参加するという、とても器用な方です。どんな演奏になるか楽しみです。
| 2005年09月01日(木) |
ニューデリーへの移転計画 |
今日から臨時のニューデリーオフィスを確保しました。ムンバイオフィスと、ニューデリーオフィスの二箇所体制に移行しつつあります。といっても日本人は私だけ。暫く両都市を行ったり来たりの生活が続きそう。ニューデリー・ムンバイ(約1100Km)間には、飛行機が1日42便飛んでいるのだそうです。それでも飛行機はいつも満員なのです。 組織の力はそこに属する人間の意欲とか士気に大きく影響されますし、人間はロボットではありませんから、人間関係にとって物理的な距離は非常に大切です。ムンバイオフィスの今の力を維持するためには、出来るだけ多くの機会を設けて顔を合わせることが必要だと考えています。さて、どうなることやら。
明日から二日間ニューデリーに出張します。今ニューデリーへの引越し計画を密かに進めていますが、ニューデリーに引っ越した後に、逆にニューデリーからムンバイへの出張になることを考えると大変憂鬱です。
ニューデリーの空港は市街地に比較的近く交通渋滞があるといっても我慢できる範囲です。ニューデリーからムンバイに出張して、夜の飛行機でデリーに帰ることになれば、飛行場までムンバイ市民の日常生活が垣間見える通りを、延々と渋滞に巻き込まれて進むことになるのです。とても予定通りには空港には着けないのです。
今ムンバイでの空港への行き・かえりは早朝と深夜の比較的道路の空いている時間帯を利用しているので、約40分くらいのドライブで着くことができるのです。航空産業は新規参入があってどんどん便利になりますが、空港へのアクセスは一向に良くなりません。むしろ渋滞はひどくなるばかりです。本当は今のうちに手を打っておくべきなのでしょう。
先週から時々頭痛があります。身体が不調な徴か不調になる前兆かもしれないので早めに寝ています。日本一時帰国で働き過ぎたのかもしれません。その後のニューデリー出張で緊張したのかも。
日曜日は9月11日の演奏会に向けてのムンバイオーケストラの練習がありました。これから演奏会まで基本的に平日は毎朝練習があります。今回の演奏会は、弦楽器だけではなく、管・打楽器も入る大規模編成での演奏です。演奏曲目は「ウィーン」に因んだ選曲ののようです。
そして、管楽器の主要パート(オーボエ、フルート、トランペット)に外国から先生を呼ぶとのこと。足りない金管楽器が軍楽隊の助けを借りるようです。 会場の前回の小ホールではなくTATAシアターの大ホールでやります。 私はというと、会社の仕事が忙しく出張が多いのでどれくらい練習に出られるか心配です。ジニ先生にその旨相談したら「今回の曲は簡単だから大丈夫だよ」といわれました。あまり、無理をせずに行きたいと考えています。
身体の調子が少しおかしかったのか日曜日に大チョンボをしてしまいました。 アパートの鍵を部屋の中に忘れて外出してしまったのです。自分を信じて合鍵は作らなかったのです。合鍵は、掃除・洗濯をお願いしている「Dさん」が持っているだけなのです。「Dさん」は日曜日は休みで、実は連絡方法がなかったのです。日曜の夕方だったのですが、会社の総務の方に出てきてもらって、
大家さんに電話して「Dさん」の住まいを聞いてもらいました。大家さんはアメリカのアトランタに住んでいるので、早朝に叩き起こしたことになりました。大家さんの情報から「Dさん」のアパートを見つけ出してDさんに会うことにしました。1時間ほど待ちましたが「Dさん」に会うことが出来て、無事合鍵入手。最初はどうなるだろうか最悪ホテルに泊まろうかとも考え居ましたが最悪の事態にはなりませんでした。油断大敵さらに、自分の身体・精神状態の把握も大切ですね。
昨日、今日とムンバイは気持ちの良い天気です。朝から青空が広がっています。海の水の色もきれいです。昨日の夕方少し雨が降りましたが、そうしたことも段々少なくなっていくのでしょう。モンスーンを経験すると、このモンスーン明けが非常に素晴らしく感じます。
今日27日土曜日はムンバイでは「クリシュナ祭り」です。幼いクリシュナがお母さんの隠した「ヨーグルト(カード)」を探し出すため、仲間の子供達の助けを借りて、高い棚の上に手を伸ばして手に入れたという話しにちなんで、街のあちこちの道路上空に、ヨーグルトを入れた壺がぶら下げられます。
町内の少年達が団結して人間ピラミッドを作ってそれを取るというもの。高いところに吊るされた壺ほど、中に入っている「賞金」は大きいのです。昨年は、8層の人間ピラミッドが最高だったそうです。今日は同じTシャツを来た多くの少年軍団を載せたトラックが街中を走り回り、チームで賞金目当てに壺取りに挑戦するのです。モンスーン明けを告げる楽しい儀式のようです。
21日の日曜日夜に日本からムンバイに戻ってから1日置いて、ニューデリーに出張しています。「ICTフォーラム」という日印政府主催の会議に参加するためでした。東京から、インフォメーション、コミュニケーション技術に関する会社のトップが多数来印しました。今はICTフォーラムが無事終了して、ニューデリーの空港で帰りの飛行機を待っているところです。
日本からインドに来る人は、非常に神経質になります。我社の関係者も歯を磨く時も「ミネラルウォータ」を使うとか、昼間から電気蚊取りを腰からぶら下げているとか。食事はホテルのレストランしか利用しないとか。
インドに住んでいる私にとってはちょっと「やりすぎ」と映ります。これも、観光会社とか「地球の歩き方」とかでひどい情報を流すからでしょうが。実際にはそれほど警戒する必要はありません。しかし、私が大丈夫といっても基本的には信じてもらえない。「お前の身体が特別丈夫なのだろう」と言われておしまいなのです。
また街中で「ベッガー」に取り囲まれた時の対応も非常に画一的に逃げています。旅行本や他人からの情報だけでなく、自分で判断して、どう対応するか決めて欲しいです。その理解がなくては、インドとは付き合っていけないと思います。まだまだ、日本とインドは遠いと感じます。 ところで今回の出張(ムンバイーニュイーデリー)では新しい航空会社を使っています。8月から営業を開始した「キングフィッシャー」です。この会社はビール会社ですが航空事業に参入しました。真新しい機体は気持ち良いです。サービスも良く機内食も美味しくて、しかも安い。インドの航空業界も非常に厳しい競争をしています。
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