そろそろ夏休みの計画を立てる時期になりました。昨年は妻を招待しました。今年は子供達(長男・長女)を呼ぼうと思っているのですが、彼らは彼らなりに都合があってはっきり決まりません。
そもそも、私のスリランカ生活が二年目に入っていること(11月で二年です)。長男が大学三年で来年は多分忙しいこと。それと長女は高校二年だから来年は無理だろうことを総合すると、スリランカに来るチャンスは今年の夏休み以外にないはず。
と考えるのは親だけで、彼らは青春を謳歌しているのでしょう。そもそも引越し生活の長かった我が家では、同じ土地に三年住んだことはまれなのです。いまの「さいたま市」(前の浦和市)に住み着いて5年で、子供達は初めて落ち着いて生活できているのかも知れません。彼らは見知らぬ土地への憧れはあまりないのかもしれません。武蔵浦和からは池袋・新宿・渋谷へ一本。遊ぶ場所に困りませんからね。それに親より友達付き合いが大事なのはよく理解できます。
「スリランカは暑いし、朝昼晩とカレーだよ」あまりいい話をしていないのも原因かもしれません。しかし、「飛行機代を出してやる、宿は私の宿舎を使える」こんないい話はないと思うのだけど。
(追伸)今日二週間ぶりにレッスンにいったところ、7月末にSOS(シンフォニ−オーケストラスリランカ)の演奏会に出てみないかと先生に誘われました。私の腕前が上達したのか、人手不足なので「猫の手」も借りたいのか。曲目はメインがブラームスのピアノ協奏曲第二番。難しそうです。邪魔にならない程度弾けるようならトライしようかと考えています。夏の計画がひとつ増えました。
宿舎の30階の窓から、時々大きな白い鳥がゆっくり旋回しているところを見ることが出来ます。この鳥は灰色ペリカンをいうのだそうです。スリランカ以外では絶滅の危機に瀕しているといこと。
コロンボでは市内中心にあるベイラ湖を中心にこの灰色ペリカンを身近に身近に見ることが出来ます。前にも書きましたが、
気候が良い(暑くて適当に雨が降る)→果実が豊富→鳥が住める。という図式が成り立っているからだと思います。近代化の一方で、こうした自然を守って欲しいと思います。
9・10日の東京でのスリランカ復興支援会議で決まった援助額は以下の通り。
日本:US$1ビリオン(1200億円) ADB:US$1ビリオン(アジア開発銀行1200億円) WB:US$800ミリオン(世界銀行960億円) EU:US293ミリオン(352億円) US:US$54ミリオン(65億円)
これを向こう4年で援助するというもの。アジア開銀、世銀への日本の出資割合も考えると日本の援助がいかに突出して大きいかわかります。
スリランカと日本の関係を象徴する金額です。同じ仏教国。かつてインドがヒンドゥー多数に変ってからは、スリランカは仏教の中心地でした。日本からも留学生がやって来たということです。さらに、サンフランシスコ平和会議でのジャヤラルダナスリランカ代表演説で日本分割が回避された・・・。
過去の恩を忘れないことは非常に素晴らしいことで誇りに思いますが、問題はこの援助が有効に機能するのかどうか。「金」だけで解決できる問題ではないと思います。小泉首相も引用した「米百表」の逸話は「援助」の使い方模範で す。「金」の使い方は十分考えて欲しいものです・
×単金の高い援助国(先進国)企業に開発調査・工事発注が大量になされる。 ×援助を傘に着て、先進国型の政治・経済手法を押し付ける。(世銀等) ×援助事業円滑実施とかの名目でスリランカ政治家に金が流れる。 ×さらに、スリランカ政治家と組んだ一部実業化が「援助太り」する。 ×インフラ整備・物作りに集中し、運用ノウハウが根付かず結局無駄になる。
最初は、病院とか学校復興の緊急人道援助がなされはずなので、それほど心配は無いのですが、これに引き続く本格的な復興・インフラ整備には余程気をつけないと紛争の元になり兼ねないです。
前から計画があったのですが、今日半日の休暇をもらってインドの「ビザ」を取ってきました。知り合いの旅行会社の人の話では「本人」が取りに行くのが手間がかからないということなのです。実際、本人がいってもけっこうな手間でした。(ピザハットのピザではないです)
東アジア人の私からすると、スリランカより西側は見知らぬ地域ですが、文化的、民族・地政の観点からすると、10億人を超える人口を抱えるインドはスリランカにとって最も影響力の強い、大きな存在です。従って、スリランカで生活していて「インド」を知らずにいたら、これは本家を知らないようなもの。現に嘗ての私の同僚(日本人)は、「インドはスリランカの親分」だといっていました。ということで、チャンスを見つけて旅行しようと思っているのですが、その前提として日本人でも「ビザ」が必要なのです。
ビザ発給はゴールロードの一等地にあるインドハイコミッション事務所で行われています。いつものことながら朝からビザ申請をする人の長い行列ができていました。私は9時過ぎに行ったのですが、外の長い行列に加えて、中の待合室も満杯状態でした。最初に入り口で書類事前審査。これが長い行列です。少し申し訳なかったのですが「ズル」をして割り込みました。外国人が並んでいると守衛さんが前の方に連れていってくれるのです。
次は事務所の二階に上がって書類審査。窓口が8つあるのに2つしか開いていません。ここは外国人もローカルの人も待遇の違いはなし。時々、偉そうな人が割り込んでくるので困ったものです。ここでの質問は、観光かビジネスかとか一定の質問。これが終了すると地下一階に行って料金支払い。Rs750でした。ここまでで2時間かかりました。そしてビザは午後4時30分にできるから取りに来いとのこと。
4時30分過ぎにハイコミッションオフィスに行ってみると案の定行列でした。でも守衛さんが手招きで呼んでくれたので、また「ズル」をして割り込みました。ビザ発給手続きをみても「スリランカの親分」の貫禄十分です。因みにスリランカは日本人に対してビザ無しの渡航を認めています。インド旅行が楽しみです。
(追記)最近知った情報を書いておきます。アウンサンスーチさんがミャンマー軍事政権に再軟禁されたということ。新聞で知ったのですが、スイーチさん57歳なのですね。テレビの映像では随分若く見えますね。私より10歳年上なのです。
今日明日(9日、10日)東京で「スリランカ援助国会議」が開催されています。こちらの報道でも大々的に報道されています。和平と引き換えとはいえ、1000億円を超える援助が約束されるとはすごい金額です。しかし一方の当事者「LTTE」は不参加です。
少し気になります。「金」で和平が買えるのか? 「金」で憎しみが癒されるのか?ということです。確かに膨大な援助でスリランカの生活インフラは改善されるでしょう。多くの人が恩恵にあずかるでしょう。それが永続的な和平に繋がるのかしら。
スリランカ政府にはこの「金」を本当に「透明に」使ってほしいです。この金の配分次第で紛争再発も十分あり得るのです。金があればあったで分配方法でもめるのが常です。私には「危険な援助金」としか思えません。自分達で苦しんで捻出した金なら皆十分注意して使うでしょう。
日本を筆頭に援助国は援助金の使い道の監視を強化するでしょう。そのためのコストがかかります。世銀はじめ国際機関を政府の監視を強化します。欧米型の行政を善とする考え方が根底にあって、スリランカ政府の行動に注文をつけるでしょう。これからスリランカは非常に困難な時代を迎えることでしょう。
今日はのんびりしました。午前中、アンダウォータサファリのコロンボ事務所に行ったのですがカラブリでした。というのも今年の一月に取得したSCUBAのライセンス証が届かないのでどうしたのか問い合わせに行ったのです。昨日(土曜日)夕方にいったところ、「サンディ9時30分からオープンだ」と守衛が言うので信じていきました。多少「変かな」と思ったのですが、サラリーマン向けに日曜訓練があるのだろうと思ったのです。
ちなみにアンダウオータサファリの代表はかの「アーサーCクラーク」さんなのです。車庫にあった白くて古いベンツは彼の愛車でしょうか。またアンダウォータサファリの隣は「イラク」大使館でした。これも興味深々。
今日言ってみると同じ守衛が「マンディ」だと云うのです。一瞬カッとなりましたが、こんなことで頭にきてはやっていけません。あきらめました。スリランカは曜日の感覚は希薄でなようです。言葉とか責任の感覚は驚くほどの違いがあるのです。
日曜夕方五時からですが、久しぶりに「武蔵」を見ました。昔読んだ「武蔵」は忘れてしまいましたが、今回の大河ドラマは細かい心理を描写しています。その路線が受けるかどうかは問題。巌流島まであまり盛り上がりがないのではと心配です。「武蔵」のあとプールでひと泳ぎです。
今日6月7日は私の48回目(?)の誕生日です。あまり歓迎されない誕生日なのですが、メードのシータの誕生日がこの6月2日だったので、一緒に誕生日の祝いをすることにしました。
彼女は基本的に「色々な料理を作りたい」というのが本音で、それ自体非常に歓迎なので、彼女の旦那さんも招待して三人でのパーティです。メインはチキンの丸焼き。皮が香ばしくてとても美味しかったです。その他ワインに遭うようにフランスパン、チーズ、サラミ、サラダ、そしてピザをピザハットから注文しました。宿舎から誕生祝のケーキも届いているので、食後は紅茶とケーキです。
体力が落ちているとは思わないですが、アルコールには弱くなったかなと思っています。もっとも前は人一倍強かったので、これくらいが標準かなともおもいます。
日本では定期的(一ヶ月一回)に献血をして、血液の健康度をチェックしていました。いまスリランカに来て献血も健康診断もしていないので、少し不安になっています。もっとも飲む酒の量はずっと減っているはずです。なんと言っても日本に居るときにはサラリーマンのメッカ新橋の勤務だったし、不健康な生活を続けていましたから、こちらの生活はずっと健康的です。
先月から料金部門が私の管理となったので、連日料金トラブルの処理があります。
前にも書きましたが、電話料金が払えなくなると日本と同じように通話停止になります。通話停止になるとお客様も困るので、なんとかして通話停止を解除してもらおうと考えるお客様がでてきます。
まず「お金がないのでの料金を免除してくれ」というもの。手紙、電話そして直接訪問をしてきます。それも会社の会長の所にです。そうすると会長から何とかならないかという検討依頼が来ます。でもなんともなりません。
既に何人ものお客様と対応しましたが、本当に金がなく且つ非常に善良な人達なのです。善良でお金がなくそして計画性がないのです。スリランカの人達を見ていると本当にそういう人が多いと思います。(言葉は悪いですが)いわゆる「その日暮らし」。しかし、一年中暖かで野外でも暮らせる国なので備えが必要かというとそうでもないのです。
そして、何とか「ツテ」を探します。いわく「通信大臣の友人だ」「会長の知り合いだ」とか、この前は「大臣の妹だ」という電話を受けました。この手の話は本物・偽者がありますが本物が性質がわるいです。
でもスリランカでは「直訴」の習慣は根深いです。政府組織、そして嘗て政府組織だった我社も、本省・本社の権限が強く、時にルールを越えた決定もなされます。また末端組織の非効率そして偶には腐敗もあるのです。
この仕事は本当に難しいです。でも日本人に任せたのは、「是々非々」をはっきりさせようという意図だとおもうので、しっかり考えようと思っています。でも、数字や金と付き合うより、お客様と付き合う方がずっと面白いです。
今週月曜日から会社のコンピュータの調子が悪いのです。確か昨年の今ごろもバイアラスの影響で職場のコンピュータと宿舎のコンピュータが被害を受け、職場のIBM機は修理に出し、宿舎の富士通機は日本の妻の助けを借りてOS入れ直したのでした。
今回は、先ず月曜日の午前中からインターネットが使えなくなりました。会社のLAN技術者の応援も得て修理を試みたのですがだめ。そのうちなんだかんだ触っている中にOSが閉じなくなったり、立ち上がらなくなってしまったのです。
MS−DOSから抜けられなくなった症状は何とか解決したものの、Windowsが立ちあがらなくなってしまたので、変に触って取り返しがつかなくなっては大変なので、前回修理を頼んだIBMコロンボに今日行ってきました。技術者曰く「Windowsが大分痛んでいる」ので入れ直した方がいい。
遅いながらも一応立ち上がるところまでと、LANが繋がる確認をしてもらって今日のところは帰ってきました。LANが繋がれば自作ファイルを別のパソコンに逃がしてOS入れ直しができます。
でもって職場にかえってLANに繋ごうとしたのですが繋がらない。もう一度会社の技術者に調べてもらったところ、私のアドレスはサーバから消されていたとのこと。ひどい。アドレスを変えてもらって即OKでした。しかし、私のコンピュータのOSが傷んでいることは確かなので、なんとかOSを更新しようと今検討中です。
今日LTTE(タミール人反政府組織)が正式に「和平交渉中断」と「東京援助国会議欠席」を決定しました。
「和平交渉」はこれまで6回行われました。タイのバンコクなどを会場に行われたのですが、その成果が芳しくなかったのです。また「東京援助国会議」は日本とノルウェーが共同開催する形で9日・10日に東京で開かれることになっていました。一方の当事者が欠席するようでは会議は成功するはずがありません。
これまでも何回もここの書きましたが本当に残念です。それは国民の想像力・思考力の問題だと思います。「他人の痛みがどれだけ実感できるのか」ということです。敬虔な仏教徒の多いこのスリランカでこうなるとは・・・。
(近況) 5月中旬から会社の組織変更があり、私の仕事の範囲が広がりました。これが問題。追加になった業務とは「電話料金の請求・回収」なのです。日本での経験でもこれは大変苦労する業務でした。料金を払わない人(払えない人)に督促したり、通話停止したり、貸し倒れ処理したり・・・。
そうした通常の業務に加えて厄介なことがあるのです。それは、スリランカは「人脈やらコネやら」が幅を利かす国なので、そうした人達を通しての要求が非常に多いのです。
いわく「SLTの幹部職員の友達だが、なんとか通話停止を解除してもらえないか」、「通信大臣の家族なんだがなんとか早く電話をつけてもらえないか」とか日に何通も手紙を貰うし、電話問い合わせの量といったらとんでもないものです。私の秘書には迷惑をかけています。
電話局の方ではそうした要望が来るとつい上部組織に下駄を預けることになります。電話局から要望を受け取った本社はというと、本社権限でルールを曲げて要望を受け入れを決めます。電話局はというとますます、「複雑な案件は本社へ」という無責任体質になっていきます。
私はこの国で選挙権もないので、国会議員や官庁の役人・SLTの幹部職員に媚へつらうこともないので、是々非々で事を進めています。とにかく第一線のサービスを任されている電話局が責任をもって対処することが決めてです。更に本社は電話局の人達の決断の梯子をはずすことにならないようにします。
少しずつでもいいから改善していきたいと思っています。
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