KENの日記
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2003年04月06日(日) つり道具

シンガポール買物(その2)先週シンガポールに行ったとき安いつり道具一式を買ってきました。


子供のころから始めた釣りです。小学校のときに千曲川での川釣をしたのが最初です。その後いろいろなところで釣りをしてきました。静岡県清水市に転勤になったときから海釣りをしています。釣るものは何でもOKです。形にはこだわりません。


島国のスリランカの海で「泳ぐ」「潜る」の他に「釣る」を楽しんでみたい思っています。道具は一応揃えたのでこれから良い「釣り場」を探そうと思っています。


今週末土曜日からこちらスリランカでは「シンハラの新年」を迎えます。来週は13日・14日が正月休み、16日(満月)と休みが続くので、これを使って少し遠出してみようかと考えています。



2003年04月04日(金) シンガポールの楽器ショップ

昨年シンガポールによった時に、シンガポール電話帳で見つけた楽器ショップが非常に品数が豊富なのです。名前は「CRAMERCY」といって場所はタンジョンカトン通りの「MRT」と高速道路の丁度真ん中位に位置しています。街の中心からは少し離れていますが、タクシーで15分くらいで行けます。特にチョロの品数が豊富です。


今回シンガポールに行ったついでに、懸案のエンドピンストッパー、松脂、楽器の手入れグッズを購入してきました。


「エンドピンストッパー」はこれまで、滑り止めゴムを使った自作のものを使っていたのですが完全に固定できず不便な思いをしていたのでした。といって、日本の楽器屋さんでもこれといった気の利いたものは入手できないのです。インタネットで随分捜したのですが見つかりませんでした。私の先生はイギリスで購入したというワイヤで椅子に固定できる便利なものを使っています。同様なものが手に入ればいいのですが、見つけることができませんでした。


今回「CRAMERCY」で丈夫な布に金属がついてものを見つけたので購入してきたのです。価格は25シンガポールドル。使ってみると楽器がキチンと固定されて気分がいいです。ほかに松脂と楽器を磨く道具を買ってきました。弦楽器、ピアノの楽譜も結構豊富に置いていますが、現在の課題に集中するために余分な楽譜は買いませんでした。



2003年04月02日(水) 日本からの土産

先週日本の家族からのお土産として「日本酒」を持ってきて貰いました。日本酒は日本から持ってくるしかないですね。とくに銘柄を考えると・・・。


今回は720ml瓶二本で新潟の「八海山」と山口県の「だっさい」(獺祭)です。さいたま市(今日から政令指定都市!)の実家近くの森田商店で買ってきて貰いました。「だっさい」は森田商店のお嬢さんのお勧めだそうです


森田商店はガソリンスタンドや酒店・自然食品販売(もう止めたかもしれません)などを扱っているところで、酒店はご主人の趣味の延長としか思えないほどの豊富な品数です。ここで教えてもらった「東北泉」は私の一番のお勧めです。しかし一升瓶しかないので海外に持ち出せません。さらに、お嬢さんが昔NTTの海外系子会社でバイトをしていたことがあるということで話が広がり、色々酒の話を聞かせてもらっていたのです。


昨年の年末に帰省したときにも、やはり720ml二本持ち帰ったのですが、「アッ」という間になくなってしまったので、今回はじっくり楽しみたいと思っています。


「ワイン」だ「シングルモルトウィスキー」だ等と色々なアルコールに手を出しているのですが、やはり日本酒が一番しっくりくるみたいです。日本にあれだけ沢山の酒屋さんがあり、驚くほど多くの日本酒の銘柄があるのがわかる気がします。ワインが多くの国でブームになったように、「日本酒」も海外に進出してほしいものです。例えば、シンガポールのチャンギ空港の免税店に、ずらっと日本酒を並べた店があったらどんなに便利だろうかと思います。



2003年03月31日(月) Leave at Singapore

Now from Singapore Changi Air port. Just after seeing my family off, they left Singapore to Japan by SQ12 at 9:45am. My flight to Colombo is starting at 10:10PM.My plans today are to go to NTT Office at the center of Singapore and to buy some music CDs.

Actually theses four days in Singapore are very precious time for me and perhaps for my family. It was about three months for me from the last chance to mingle with my family. And even I go back to my house in Saitama, Japan taking home leave, for my family there are no strange things and they have their plan and their schedule, so it is a very isolated feeling for me to stay in my actual home house in Japan.

But this time my families are strange in Singapore, so we can share same feeling. It seems to be a very long time for us to have such a feeling from the last chance of same situation, perhaps more than five years. Our son is at second grade in university, and daughter id at first grade in high school, so they have their life and their plan every day.

By the way it is not good time to travel to Singapore because the Iraqi war and the mysterious decease. In Singapore actually the number of people of travelers is fewer than my last visit. We made my ides not to go to the busy place, und to wash hands and to gargle after coming back from outside. But it was Ok for us because we could have more time in hotel rooms that we asked to hotel staff to provide connecting room.

Any way tomorrow is 1st April, our children will star t new grade. I hope they will do best and manage difficult studies and have exciting days. (Miss-spelling will be corrected later)



2003年03月24日(月) すばらしい音楽会

今日大変すばらしい音楽会に行ってきました。オランダ人の「モンヘミウス」さんが彼の自宅で主催したもので、題して「ツインセレブレイション」。


意味するところは「オランダ大使夫妻来錫2周年・モンヘミウス氏在錫24周年を記念するコロンボトリオおよびその弟子たちの音楽」。


場所は「モンヘミウス」さんの自宅。その家は「ジェフリー・バワ」の設計だそうで、開放的で天井の高い居間に椅子を並べ、臨時の会場が設営されていました。すばらしい空間で、自らも絵を描くモンヘミウスさんお絵画コレクションが部屋中の壁に掛けられています。ピアノはヤマハのグランドピアノが置かれていました。非常によく整備されたピアノで音はすばらしかったです。


招待客はオランダ大使夫妻ほかオランダ関係が多かったみたいです。音楽会でよく見かける人たちがいましたが演奏者の関係者みたいです。


コロンボトリオとは、バイオリン:アーナンダ・ダーバレ、チェロ:ドッシュー・ペレーラ(私の師匠)、ピアノ:ラーマヤ・リベラ・ペレーラさんの三人で構成されています。三人ともスリランカを代表する音楽家です。ピアノのペレーラのお母さんとは昨年夏音楽会で偶然にとなりに座った関係でそのときに色々な話を聞かせてもらいました。今日もいらっしゃっていました。アーナンダさんとはパーティで演奏された折親しく話しを聞かせてもらったことがあります。まあ先方は「音楽すきな日本人がいるな」と思っている程度でしょうが。


忘れないように演奏曲目と演奏者を書いておきます。

1.ビナヤク・ラジェンドラン(14歳):幻想即興曲
2.ターマラ・ホルジンガ、アミヤ・アベセカラ、カーラミ・ペレーラ:三台のチェロのための組曲(ビゼー)
3.エシャンタ・ペイリス(17歳):自作のジャス風の曲(ピアノ)
4.ツシャニ・ジャヤワルダナ(Vn)、カマリリーネ・サマラクーン(P)スークのバイオリン曲
5.コロンボトリオ(師匠達):アベンスキーのピアノ三重奏曲


私のとなりに「エシャンタ・ペイリス」さんのお父さんが座っていました。なんでも息子さんはこの秋からニューヨークに留学するのだそうです。とてもしっかりした本格的な音を出していました。チェロの三人とも「ドッシュー」さんの弟子です。ホルジンガさんはエルガー、アベセカラさんはサンサーンスの協奏曲を演奏した(する)人です。カーミラはドッシューの娘さん。


演奏者と聴衆の距離が非常に近いので、かなり演奏し難いようでしたが、最後の師匠達のピアノとトリオはすばらしかったです。アーナンダさんの美音、ドッシューさんの音楽性、リベラ・ペレーラさんの確実で暖かいピアノがうまく絡みあっていたと思います。


イギリス植民地の前にオランダが当時の王政に食い込んでボロ儲けしたのですが、昔のことはともかく、現在こうして若い音楽家を応援しようとしているのは立派です。



2003年03月22日(土) 海外出張

イラクでの戦争開始、香港・ベトナムに発病者が出ている「肺炎」といった海外の危険要因を考慮して東南アジア地区(航空機使用という観点では、他の地域も含まれるますが)への出張は手控える動きがあると思います。私もこちらの会社で海外出張事務を扱っていることから、同僚とこれらのことについて意見交換する機会がありました。


議論を要約すると、「イラク戦争で確かに航空機使用は危険であるが、停戦状態とはいえスリランカが安全とは言えない。現に一昨年空港で爆破事件があった。病気感染が危ないといっても、スリランカだってデング(蚊の媒介)熱があるよ」というような「変」な比較論になってしまい、危険は認めるものの、出張を自粛する必要はないということになりました。


日本では主要企業が対策を取ったり、外務省が情報を流したりして注意を呼び掛けています。こちらのテレビでは外務省が提供している「海外安全情報」でそうした情報が入手できます。そうした配慮・情報はありがたいですが、個人的には「少し警戒しすぎかな」と思います。


日本国内が非常に安全で、医療施設も整っていて、日本語も通じて快適なのはいいのですが、日本が属しているアジア地域は必ずしもそういう状況ではありません。日本(人)はもう少し海外との距離を縮める必要があると思います。



2003年03月21日(金) イラク開戦

ついにイラクに対する攻撃がはじまりました。オフィスにはテレビがなくインターネットのCNNもヤフーニュースで情報を得ていますが、やはりテレビには勝てません。といってもテレビが最新情報をいつも提供しているというのではないですが、テレビ局側が勝手にアレンジしてくれる解説・各地の情報との組み合わせがとても便利なのだと思います。テレビは本当にそういうノウハウが蓄積されているのですね。


ところで、今回アメリカ連合軍の戦い方には本当にすごいものがると思います。湾岸戦争以降イラン軍の装備がほとんど進歩していないのに対して、アメリカ軍はこの十年間ハイテク技術の進歩で装備を非常に近代化してきたそうです。さらに十分な兵力を維持していることに加え、国連の武器査察を通してイランに一定量のミサイルを廃棄させた後の開戦です。


話は飛ぶのですが、吉岡一門が武蔵を徹底的に研究して武蔵の弱点をつき、鉄砲などの近代兵器を有効に活用して戦っていたならば、武蔵に負けるはずがなかったと思います。また、武蔵は戦いに「遅刻して」いって相手を苛立たせる作戦を取りましたが、戦いには基本的には「なんでもあり」なのだと思います。


冷戦中は武力による「抑止」「均衡による安定」という考え方がありました。さらに国連を中心とする紛争解決という枠組みがありました。しかしソ連崩壊後は安全保障の考え方はすこし不明確になったのだと思います。そして、「9.11テロ」を契機にアメリカが明確に体得したのは「なんでもあり」原理であったのだと思います。超大国が「なんでもあり」を原理にする時、超大国は非常に大きな責任を背負い込むことになります。



2003年03月18日(火) ついに開戦?

昨日の国連安保理事会での非公式なやり取りや、英米首脳の発言ではどうやら開戦は避けられそうにないです。


昨日のテレビを見ていて気になったのですが、CNNとBBCがアメリカのパウエル国務長官の会見をライブで中継し始めたのに、NHK(海外放送だけかもしれないが)は相変わらず、臨時ニュースのアナウンサーが同じ文章を何回も繰り返し放送していました。しかも慌しかったせいか段取りがよくないのです。


48時間の間に何ができるのか。第二次大戦開戦直前に米国が日本にしたように、結局イラクを追い詰めてしまって、戦争へ駆り立てることにしかならないのでしょうか。アメリカでは既にイラクの戦後占領政策について第二次大戦後の日本占領政策に範を取ろうとしているようです。しかし、50年以上たった今日、同じ事を繰り返すのでしょうか。


(追加)今日、南アフリカで開催されている「クリケットワールドカップ」の準決勝の一試合が行われました。カードは「スリランカ対オーストラリア」。オーストラリアはダントツの優勝候補なのです。残念ながらスリランカチームは相手ピッチャーを打ちあぐねて敗れました。18日の午後から夜にかけて、多くの人がテレビ観戦していたためか、コロンボ市内は驚くほど静かでした。



2003年03月15日(土) チェロの音色

今日もレッスンでチェロの音色についていろいろ考えることがありました。まず先生いわく、小さいころからはじめる生徒は比較的早く「チェロ」本来の音色をだすようになるのだそうなのです。私は音色は「練習の賜物」であってそう簡単には出せるものではないとおもっていたのです。


先生の娘さんもチェロを始めて一年だというのにいい「音色」を出すのだそうです。そして他のお弟子さんも。丁度私のレッスンのあと、中学生くらいの女の子がレッスンだったので少し聞かせてもらいました。彼女はこの六月にSOS(シンフォニーオーケストラスリランカ)とサンサーンスのコンチェルトを弾くことになっている人です。レッスンの最初はフォーレのエレジーでした。突然の先生の指示だったようで譜面を用意していなくて暗譜で弾いていました。フォルテもピアノの部分もたっぷりした音で見事に「チェロ」の音が鳴っていました。


しかし、よく考えてみると先生の娘さんは小さい頃から毎日先生の「音」を聞いているのです。また生徒さんも先生の音を聞く機会が多いし、SOSのステージで大ホール(といっても音楽ホールではないですが)の響きに親しんでいるのです。やはり、先生の音を頭に(ハートに)に叩き込んでそれをまねるし方法はないでしょう。


先生は「チェロは腕や足で支え体で抱きかかえるように演奏するのであるから音楽表現は他の楽器よりずっと簡単です。チェロが身体の一部になってそこを通して音楽を表現すればいいのです」とおっしゃいます。それが結構難しいのだけど、テノールの声が出せるように声帯を鍛えるようなものかなと思います。



2003年03月13日(木) 結婚式パーティ

実は今日3月13日、会社の女性社員経理社員(アカウンタント)の結婚式に招待されていたのです。しかし、6日予定の役員会が13日に変更されてしまったので私は残念ながら出席できませんでした。前に買っておいたプレゼントを同僚に持っていってもらいました。


プレゼントは「Dankotuwa」という食器メーカのティセットを先週買っておきました。私は結婚式のパーティの呼ばれたときのプレゼントとして、食器をプレゼントすることとしています。スリランカの家庭では紅茶を飲む機会が大変多いので、ティセットはいくつあってもいいのではないかと思っています。需要が多いだけあってデザインも豊富で選択に悩んでしまうのですが・・・。


スリランカには日本の「ノリタケ」が進出していて、Kandy近郊で食器を製産しています。でも「ノリタケ」ブランドは輸出用で日本並に高いのです。「ノリタケ」にはローカルブランドとして「ゴールドマーク」が手頃な価格で手に入ります。今回は「ノリタケ」ではなく「ダンコトゥア」社の製品にしました。


残念ながら行けなかったパーティですが、招待状によるとコロンボ郊外のカルタラ近郊の海浜ホテルで「午前10時から午後5時」まで行われたようです。移動体子会社Mobitelの忘年パーティが前日夜から翌朝朝まで続いたことを考えると、この結婚式も招待状の通り七時間という長丁場であったはずです。昔の日本の結婚式が3日続いたという話がありますが、それだけ結婚式パーティが大切にされているのだと思います。自分の結婚式をかなり簡素に済ませこともあって、盛大なパーティは少し羨ましいです。




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