KENの日記
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2002年04月11日(木) New Year

 今度の日曜日14日はシンハラ・タミール社会の新年にあたります。したがって13日は大晦日ということで休日になります。といっても土曜と日曜で元々休みですが。明日の金曜日は銀行の営業も午前中だけということで、今日はは街中の銀行は大賑わいでした。また今度の土・日はアルコール類の販売がない(禁止)ということなので、金曜日中に正月に必要なアルコール類を買っておく必要があるのです。会社においても今日あたりから休む人が出始めてオフィスはいつになく静かです。スリランカでは、クリスマスは盛大に盛り上がるし、1月1日の西暦の正月も祝います。またこのシンハラ・タミールの正月を祝うという風に日本人に負けないほど柔軟な社会だと思います。
 
 スリランカは日本と同じ仏教国ですが、仏教の種類でいうと上座部仏教ということになります。こちらの主要な寺院では、日曜日に仏教教室(学校)が開催されて、多くの子供が参加しています。また公式行事に際してはランプへの点火をはじめとして読経等を含んだ宗教儀式が必ず行われます。朝のテレビの放送開始は読経から始まります。また満月の日はポヤといって休日になるのですが、仏教の儀式がきちんと行われるのです。仏教が国民の日常生活に深く染込んでいます。こうみてみると、日本の仏教との違いを「大乗」・「小乗」の違いという風に捉えるよりは、「日常生活に染込んでいる仏教」と「それほどでもない仏教」という対比で考えるほうがわかり易いと思います。
 



2002年04月10日(水) CD

 今回の日本帰国の際に日本で探し回ったものがあります。それは「シンドラーのリストのテーマ曲」でした。コロンボのとある高級雑貨店に入った瞬間、誰の演奏かはわかりませんが「シンドラーのリストのテーマ」がかけられていて、聞いたとたん瞬間的に氷ついてしまいました。忘れていた昔の映画の記憶を鮮烈に思い出したこともありますが、その音楽の美しさに引き込まれたのです。店員に聞いたところ、店のご主人がフランスで買ってきたCDだとのこと。はじめの主題がチェロで奏でられ、次にバイオリンに受け継がれています。編曲も演奏もかなりの水準だと感じました。(音楽に飢えていたこともあるのでしょう)
 
 日本で同じCDを探そうとCDショップを色々漁ったのですがありませんでした。インターネットで検索しても、それらしきCDは見つかりませんでした。結局他の演奏家の二枚のCDを購入してきました。一枚は「パールマン・ウィリアムス」の演奏、もう一枚は、「ローラ・クリスティーナのAMOROSSO」です。パールマンの演奏はさすがにすばらしいです。映画の記憶が蘇ります。でももうひとつ満足できないので、今度雑貨店に行ってコピーしてもらうか真剣に考えています。

 このほかに今回は多くのCD・ビデオを持ち帰りました。これでしばらく音楽の飢えを癒すことができると思っています。因みに前に私が持ち込んだCDで、コロンボで聞いてしっくりくるものは・・・ピアソラのタンゴ。場違いの代表格はシベリウス交響曲二番(バーンスタイン)です。



2002年04月09日(火) 幹線道路再開

 昨日4月8日はこちらスリランカでは歴史に残る日になるかもしれません。というのも、民族対立による内戦の影響で閉鎖されていた北部への国道A9号線が再開されたのです。対立していた政府軍・LTTEの両者による地雷撤去作業が終了し民間車両の通行が許可されました。スリランカにおいては民族対立が20年以上続いていたのですが、昨年12月下旬から総選挙を契機として停戦が成立・継続していて、この5月からはバンコクにおいて停戦(終戦)の会議が開催されようとしているのです。この和平会議は是非成功させてもらいたいと思います。この和平仲介にはノルウェーが大きな役割を果たしています。また今度の和平会議はバンコクということで、援助大国の日本の影は薄い感じがして残念です。



2002年04月08日(月) On the way to Sri Lanka.

It is 21; 30 PM and at waiting lounge in Singapore Changi International Airport. I left Narita Air port on 12:00 and arrived at Singapore at 6:00 PM at local time. Flight to Colombo will start at 23:00 PM local time. The flight from Narita to Changi was very comfortable today because the lunch of chi kin that I selected was very nice and Chianti Wine was very good. It was almost the first experience that I had such good meal in airplane.

Actually today morning my daughter had her entrance ceremony to the high school. My daughter and wife joined that ceremony with great exciting feeling because during the junior high school my daughter made efforts to both improve her study and activity of brass band of her school. My wife had been encouraging and assisting her during that period. As the ceremony began at 8:00 am at the high school in Myogadani, and my flight is 12:00 pm, I went to the high school on the way to Narita airport and took same pictures. My daughter is so shy that she almost could not join in the picture. But she looked like very good with high school uniform.

I hope that she would enjoy her high school life and study hard and find good friends. Anyway today is the beginning of her new school life and beginning of next six months in Sri Lanka for me.

At the Singapore Changi Airport



2002年04月07日(日) 花粉症のこと等

帰国して一週間くらいしてから、これまで毎年悩まされてきた花粉症の症状(鼻水が止まらない、くしゃみ頻発、目が痒くてくしゃくしゃ)がはっきり出てきました。今年の正月から春先はコロンボに居て、殆ど10数年振りで花粉症に悩まされない日々を送っていたのですが、やはり日本の花粉(杉?)は強烈です。一週間で元に戻りました。
今日は出国前の最後の一日なので、マンションの近くの「桜草公園」に行ってきました。自然の桜草が群生しているとても珍しい公園です。背丈の小さいピンク色・紫色の桜草が公園のあちこちに群生していてとても奇麗でした。非常に慎ましい日本的な植物だなあと感じました。コロンボに帰ると、大きく育ったブーゲンビリヤの木が派手な色の花を沢山つけている光景をよく見かけます。これはこれで美しいです。



2002年04月06日(土) 一時帰国中です。

スリランカの三月のポヤデイの連休を利用して一時帰国しています。スリランカのお正月が4月13・14日でその近辺で帰国を考えていたなのですが、日本に仕事ができてしまったので二週間早めました。スリランカには8日に帰ります。今回はじめての帰国なので日本で買って行きたいものが沢山ります。それを紹介します。

食料品:マヨネーズ、ソース、そば汁、のり、インスタントラーメン、即席の味噌汁、お茶漬け、ワイン。

コロンボ市内のスーパーマーケットではオーストラリア製マヨネーズは豊富なのですが、甘さが強すぎて飽きがきます。やはり日本のマヨネーズが懐かしいです。コロンボでも日本食材を扱った店で売っていますが、価格は日本よりかなり高めです。またインスタントのそば汁・ソースも同様に見つけるのが難しいです。トンカツソースは全く見かけません。一方、醤油は日本と殆ど同じものが安く手に入ります。

コロンボでもワインはブームになっています。オーストラリヤ、アメリカから安く楽しめるワインは輸入されていて、コロンボ市内にはワインショップもあります。しかし、フランス産のワインの品数は多くありません。私は日本でワインを日本買って厳重に梱包してもって行きます。

雑貨等:ブラウンシェーバの替え刃、モンブランのインク、クラッシック音楽のCD。ブラウンの替え刃とモンブランのインクはスリランカで全く手に入れることができません。またクラシックCDの品数も少ないので日本で買っていかなければなりません。

(参考)スリランカで豊富で日本で高価なものの代表が「紅茶」と「宝石」です。「宝石」には興味がありませんが、「紅茶」は土産として沢山買ってきました。ゴールドチップとはシルバーチップといった非常に高価な「紅茶」も安く買って帰る事ができました。しかし、残念ながらこれは「高価」な紅茶のどこが美味しいのか未だにわかりません。スリランカの安い紅茶でも十分楽しめると思います。

Ken



2002年03月29日(金) 一時帰国

久しぶりの日記帳更新です。本ページ管理人「Ken」がスリランカから一時帰国いたしました。昨年11月からスリランカのコロンボに住んでいます。温かい正月を過ごし、いつもは杉花粉に苦しむ3月も杉花粉がないので快適です.大量に買い込んで持ち込んだ日本食もそろそろ底を着いてきたので、今回買い込んで帰ろうと思います。日本食の食材はほとんど現地で手に入るのですが、マヨネーズとソースについては、日本の「キューピー」と「ブルドック」の味が恋しくて現地では非常に高価なため多めに買って帰る予定です。

スリランカへ戻るのは4月初旬の予定です。スリランカでは4月13・14日がお正月になります。この期間に帰ろうと予定していたのですが仕事の都合で二週間くらい早く帰ってきました。おかげで日本で満開の桜を見ることができました。



2002年01月28日(月) 2002年の初ポヤ

今日(1月28日)は2002年初のポヤデイ(満月)で土曜から三連休でした。仏教徒が多数を占めるスリランカでは、満月の日(ポヤデイ)に は仕事を休み寺院に行って仏陀に祈りを捧げます。友人に何を祈るのか聞いてみた所「尊い教えを示してくださった仏陀に感謝するのだ」と教えてくれました。このポヤの日はスーパーマーケットの「酒売り場・食肉売り場」が閉鎖されてしまいます。神聖なポヤの日には酒を飲まず肉食を控えるためです。従って敬虔でない仏教徒の日本人はポヤの日の前日までに酒・食肉を買い溜めることになります。スリランカの子供達は休みなのに学校に行く代わりに寺院の開催する勉強会に参加して仏教を勉強することとなります。

1月下旬は日本では一年中で一番寒い時期にあたるのでしょうが、こちらは非常にすごしやすい季節です。土曜・日曜と出勤したので今日午前中はプールでのひと泳ぎした後プールサイドでのんびりしました。今回はコロンボで発見した珍しい事を何点かお知らせします。

1.ランプ・キャンドル
スーパーマーケットや道の露天商がランプやキャンドルを売っています。また少し洒落たキャンドルスタンドも多く見かけます。こちらでの催しものでは、最初にランプ(菜種油)に点火するのがセレモニーです。ランプ・キャンドル(これに加え「香」もスーパーにおいています)は食卓などではとても「おしゃれ」に思えますがこれが実用なのです。

最近また計画停電が「2時間半」に伸びました。毎日新聞の時間帯別・エリヤ別の停電計画が発表されています。夜停電にあたる時にはランプやキャンドルが欠かせないのでしょう。もっとも私の宿舎は自家発電設備があるので、5秒くらいの停電ですみます。停電のあとテレビ・オーディオの初期化(時間あわせ)をしなければなりません。またこの停電にあたった地域では交通信号も消えてしまいます。(信号はそれほど多くはないのですが)。夕方・信号のない交差点を通過するのはとても大変で危険です。最近は慣れてきました。

2.自転車の二人乗り
コロンボは三輪車(バジャジ:インドのメーカの名前)、自動車・バス・オートバイのほかに、それほど多くはないのですが自転車で走っている人を見かけます。自転車で二人乗りする場合、日本では後ろの座席にもう一人乗るのですが(小さい子供は別にして)、こちらでは、サドルとハンドルの間のパイプに横座りでもう一人乗せるのが普通のようです。男どうし、女どうし、男女の場合いずれもこの形を多く見かけます。おしりが痛そうですが、見た目ではとても仲良く見えます。

3.町で見かける動物
コロンボ市内で見かける動物といえば、カラス・犬・猫です。この国の人の動物との接し方は日本と大分違うようです。動物と共存していると言うほうが正しいのかもしれません。動物も人間もあまり干渉しないで暮らしている感じです。ホテルのプールのカラスは厄介者扱いですが。犬でも猫でも人間の近くでのんびり寝ている風景が見られます。

しかし、人間が干渉しない代わりに、彼らも人間を気にかけません。犬には特徴があります。それは「元気がない」ということです。暑さのせいで動きが鈍くなっています。毛のない犬も多く見かけます。この国には、日本の秋田犬みたいな精悍な犬は見かけません。寝ているか、のろのろ歩いているかどちらかです。また、たまに牛車が町を通っています。車道を通るのでけっこう顰蹙ものです。でも道端の草をのんびり食べているとことなど平和な感じがします。木が多いところにはリスがいます。またゴルフ場(コロンボ市内)には大きなトカゲが姿を現します。今まで見た最大のやつは80cmぐらいでした。ウォーターハザードに住んでいるのだと思います。



2002年01月12日(土) スリランカの寿司



コロンボのコンドミニアムの近くにある「Pier56」というレストランで寿司を食べました。大根・にんじんを細工する包丁さばきは立派なものです。 海に面しているコロンボですから海産物のネタは新鮮です。しかし酢飯はもう一歩というところでした。しかし日本から遠く離れたスリランカ・コロンボでこれだけの「寿司」が食べられるというのは非常にありがたいことです。



2002年01月05日(土) 2002年新年

明けましておめでとうございます。

スリランカの年末は、クリスマス12月25日だけが休みで、そのほかは土日のみが休みになります。したがって31日も正月も仕事です。ようやく今日5日が今年初の休みになりました。クリスマスは結構賑やかでした。職場のクリスチャンの人達が聖歌隊を組織して、暑い中野外でキリストの生誕を祝いました。31日は、午後6時(コロンボ)から紅白歌合戦を見つつ職場の日本人仲間で日本食レストランで注文したおせち料理を食べつつ忘年会です。ローカルの人のすごし方も賑やかな家族パーティとホテル等でのダンスパーティです。大晦日12時少し前から新年にかけて町中花火とクラッカーで騒然となりました。除夜の鐘などありません。宿舎(30F)から見ると壮観でした。朝まで賑やかな音楽が流れていました。

元旦は朝から各職場で新年を祝う催しがありました。アルコールはありません。ランプへの点灯と新年の挨拶とこちらの新年の食べ物(米の餅のようなもの、甘い菓子)を紅茶といっしょに順番にいただくのです。私は元旦も弁当を用意して行ったのですが、この日は色々な職場に呼ばれたので弁当を食べる余裕はありませんでした。こちらの女性の多くは日ごろからサリーを着ているので、新年だからといって改まった感じはありません。この正月は太陽暦ですが、このほかに旧暦の正月(仏教)、ヒンズー教、イスラム教の正月があります。旧暦の正月が一番の楽しみだそうです。

昨年暮れの総選挙で対話重視の新政権が誕生し、昨年クリスマスから戦闘行為は中断され、コロンボ市内のチェックポイントの多くが撤去されました。今年は内戦終結の次のステップが進められます。ノルウェー政府がかなり前から、紛争当事者間の仲介役を買って出ています。1月から紛争地域への制裁措置が解除されます。そして三月から対話が始まります。このまま順調に進むことを多分国民全員が祈ったことでしょう。なお、前政権の時(1994年)も最初は和平ムードが盛り上がり市内のチェックポイントが撤去されたそうですが、それも三ヶ月間だけだったそうで、爆弾テロが発生し、一挙にさらに深刻な対立の構図に戻ってしまったそうです。2002年私にとっても、この国にとっても非常に重いとしになりそうです。




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