KENの日記
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2008年01月01日(火) New Year Concert

夜ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴きました。今年の指揮はフランスの「ジョルジュ・プレートル」。かつてフランスのパリ管弦楽団を率いて来日していた指揮者です。これまではあまり特徴のない、どちらかというと手堅い指揮者というイメージで聞いてきました。フランス人指揮者では何年か前にマゼールが登場しましたがプレートルはマゼールのように派手さはなく器用でもないのであまり期待せずに聞き始めました。

良く調べたらマゼールはフランス人ではないようです。フランス生まれなのですが小さい頃にアメリカに移住してしまったのだそうです。従って純粋にフランスで音楽教育を受けた指揮者ではプレートルが最初にあたるようです。

コンサートを聞き始めると直ぐに音楽に引き込まれました。音楽が非常に伸びやかでウイーンフィルメンバーがとても楽しそうに演奏しています。音楽が凄く自然で力強いのです。こんなニューイヤーコンサートは久し振りだと思いました。ウィーンフィルはどんな指揮者でもそれなりの音楽を聞かせますが、プレートルの指揮の下では本当に楽しそうに演奏をしていました。そして何よりもプレートル自身が楽しんでいる様子がはっきり分かりました。

音楽の都「ウィーン」とは言いますが、芸術の都「パリ」はいつもウィーンからも憧れの的であったのだと思います。音楽に限らず、文学・絵画・音楽・思想も含めて、芸術一般で言うとパリが当時の世界の中心であったことでしょう。今回の指揮者プレートルはそうした文化の伝統を継承する正統的なフランス指揮者といえるのではないでしょうか。




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