1年間監査役を務めてきたグループの関連会社の送別会がありました。この会社はグループの不動産開発を行う会社で、電気通信のグループ会社の中では異色な会社でした。しかし昔から街中の一等地に交換局があったり、全国組織で転勤の多い職場であったので全国に社宅を準備していたり、訓練・福利厚生も自前でやっていたために全国に学園やら保養所をもっていたグループなので不動産はたっぷりあるのです。
今は巨大な組織がサービス単位に分割され、更に地域単位の営業になったりしたので全国転勤も大幅に減りました。福利厚生・訓練なども民間に委託されたり効率化され、昔みたいに設備を整えておく必要がなくなったのです。従って使われなくなった一等地の効率的活用が検討されこの「不動産関連会社」が作られたのでした。現在この会社はオフィスビルの展開・マンション開発に非常に急成長しているところです。不動産景気も後押ししていますが。
1年間という「短い期間」で、非常勤ですからそれほど深く関われなかったのですが面白い経験をさせて頂きました。ありがとうございました。その送別会で貰ったのが下の「提灯」です。そういう伝統があるとのことで非常に珍しいものです。記念品としては究極の非日常用品なので面白いですね。
 提灯種別:長弓張提灯 正面文字:黒江戸文字 家紋:下り藤
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