今日は元旦。実家の長野帰らずにさいたまで過ごしています。昼過ぎから浦和の「調神社」に初詣に行ってきました。「調神社」は「つき神社」と読みます。中仙道にそって浦和宿から少し南にあります。狛犬の代わりにウサギが出迎えてくれます。それほど有名でもないし、たぶんすんなりとお参りができるだろうと考えていたのですが、行ってみると中仙道にそって参拝者の行列ができていました。神社の正面にたどり着くまでに30分以上かかりました。この間に浦和レッズがガンバ大阪を破り天皇杯を獲得したと息子が携帯で情報を入手しました。ガンバに大分押されていたので、今年は優勝は無理かなと思って前半だけ見て家を出てきたのでした。

調神社で引いた「おみくじ」は「大吉」。妻と娘も大吉を引き当てました。これだけ大吉が出ると満足です。引きが良くないと改めて別の神社に行くこともあるからです。私は最近大吉が多いです。
夜、恒例のウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見ました。途中別のチャンネルに行きましたが。今年の指揮は「ズビン・メータ」。ウイーンフィルとは非常に円満な関係を維持しています。昨年暮れのウイーンフィルの日本公演での指揮は「アーノンクール」でしたが、オケの人達は楽しそうではありませんでした。プロですからどんな指揮者ともきちんと仕事をこなしますが、ニューイヤーコンサートのようなウイーンフィルの自分達のお楽しみの場は、やはり気の合う指揮者が良いみたいです。「ムーティ」も良いのですが、少し厳格過ぎると思います。もう少し歳を取れば変わるのでしょう。その点メータは今理想的な指揮者ではないでしょうか。小品を振らせれば本当に上手いと思います。大きな曲は分かりませんが。
メータの指揮によって久しぶりに大変充実した音楽を楽しく聞くことができたと思います。メータは決して無理をしないし、ここ一番という場所では期待通りの(予想とおりの)節回しを披露しました。楽団員も気持ちよく指揮に着いて行った結果が、大変充実した音になったのだと思います。特に弦楽器と管楽器(木管も金管も)のバランスが良かったと思いました。これはヒンク氏がコンマスを務めたことの影響もあるかもしれません。
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