KENの日記
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2006年12月13日(水) 帰国しました。

夜の8時頃成田空港に到着して先ほど自宅に戻りました。12月のマニラはクリスマスの準備でどこも賑やかです。街路樹にもイルミネーションが点され夜ライトアップされるのでムードは盛り上がっています。仙台の定禅寺通りみたいです。しかし日中のに気温は30度を超えていますし、夜になってもホテルの部屋では冷房をかけていました。


今回の飛行機は、行きと帰りの便で「何故これほど違うの」と思うほど混み具合に差がありました。行きの便は11日の月曜日の夜6時20分出発。前回も同じ便だったと思いますが満席でした。日航の747ジャンボで「エコノミークラス」の席を非常に多く取っているタイプなのに満席なのです。成田の待合室は家族ずれのフィリピン人で満杯。すごく賑やかでした。そして待っている乗客の手荷物も多いのです。待合室で見る限り「マニラに着いたら直ぐに帰宅の途に着きたいのでハンドキャリーにしたのかな」と考えていました。答えはマニラ空港で分かりました。ハンドキャリー荷物はほんの一部で、チェックイン荷物が出てくるベルトコンベヤーからは、大きなダンボール箱が大量に吐き出されてきました。すごい量です。日本で買い物してきたものだと思います。


JAL機内のアテンダントの方も満杯の人間をさばくのに苦労していました。マニラ行きの夜の便は大変だと思います。赤ちゃんの鳴き声はずっと聞こえていました。満杯の客を乗せたジャンボは11時前にマニラに到着しました(日本とは時差1時間)。ところがちょうどその時間にマニラではもう一機のジャンボが到着したのだそうです。従って入国審査は長蛇の列です。ここでも相当時間がかかりました。外国人用の審査窓口はの数はフィリピン人用に対して少ないし。その後の荷物受け取りでも30分以上待ちました。ものすごい量の荷物なので時間がかかるのは当たり前ですが。


この行きの便に対照的だったのが今日の帰りの便。午後2時30分マニラ発です。こちらも同じ747のジャンボだったのですがガラガラでした。1/5も乗っていないでしょう。なぜこんなに違うのでしょうかね。行きの便はクリスマス休暇で帰省するフィリピン人の集団に混じってしまったのでしょう。帰りの便ではアテンダントの方も非常に楽そうでした。余裕でしたね。一人で3人席・4人席をで専有できるのですからエコノミーでも苦になりませんでした。


しかしJALは遅れるのが当たり前になっていますね。少なくともマニラへの出張で定刻に出発した経験はありません。遅れていても急ぐということもないですね。待合室の地上職員も「いつもの通り」という顔をしています。シンガポール航空とは大分差が付いてしまった感じです。サービスや飛行機の機材だけではなく「スケジュール通りに運行する」という基本動作でも負けていますね。日本のフラッグキャリアなのですから頑張って欲しいものです。




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