今日は一日殆どアメリカの雇用契約の仕事をしていました。我が社の在米子会社の社員の雇用契約に関するものです。先方(アメリカ)から色々注文が来ていて、日本から反論することになるのですが、しっかり雇用契約書を読んでおかないと議論できないのす。アメリカでは一般には「at−will employment」といって個人別の雇用契約はないのです。大体が「就業規則」のような雛形の条件を了解することによって契約が発生しているようです。従って会社側の都合で、また社員の都合で契約を打ち切ることは簡単な手続きなのです。福利厚生や「401K」の年金制度もしっかりしているので、個別の雇用契約書がなくても大丈夫なのです。こうした一般従業員とは別に比較的長期間継続雇用する必要のあるマネジメントクラスには個別の雇用契約が準備されます。こちらはと言うと殆どヘッドハンティングに近い形で雇用するのですから、個人別に要求条件が違います。フリンジベネフィットから自己研修費用とか、成果連動型ボーナスとか様々な雇用条件が入ってくるのです。この辺はもめる原因になります。これからアメリカに確認に電話をします。日本は夜11時30分、現地は朝の9時30分です。
|