今週の火曜日の夜、インドのバラナシで爆発事件がありました。火曜日はヒンズー教においては重要な曜日で、敬虔な信者は寺院に出かけます。住んでいたムンバイもそうでしたが火曜日の夜の有名な寺院付近は大渋滞になるのでした。ムンバイの幹線道路沿いにある「ガネーシュ寺院(シディ・ヴィニャーヤク)」付近は渋滞が有名で火曜日夜のフライトの時は注意が必要だったのです。バラナシではハヌマン寺院とバラナシ駅で連続爆発事件があったのでした。20人のいのちが奪われたのだそうです。 昨年10月のニューデリーのマーケットぼ爆発事件もそうですが一般の人達が集まっているところでのテロは酷いです。イスラム過激派の仕業のようですが、こういうテロはイスラムの人達も一緒になって非難すべきです。殆ど大部分のイスラム教徒は平和を願っているし暴力に反対のはずです。一部の人達の間違った行為でイスラム全体が誤解されるとしたら不幸です。 1000年近くにわたって上手に共存してきたインドのヒンズー教徒とイスラム教徒です。ホームページのほうに「サイ・ババ」の記事を書きましたがインドのイスラム教には、非常にやさしい、柔軟な考え方があると思っています。 インドの知恵を見せてもらいたいものです。
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