KENの日記
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2005年10月23日(日) ムンバイの床屋

今日の土曜日は行きそびれていた床屋にいってきました。アパートの前からバスにのって(Rs4)、ケンプスコーナーの行きつけの床屋にいきました。ケンプスコーナーは、ムンバイでもお洒落な交差点です。東京でいうと六本木交差点かしら。


今日担当してくれた理容師さんはとても丁寧な方でしっかり鏡を見ながらバランスをとってカットしてくれました。インド人も丁寧な人は丁寧なのです。久しぶりに「髭剃り」、「洗髪」「ヘッドマッサージ」までしました。ところで私よりも遅くに「シーク教徒」の方が入ってきて、床屋の椅子に案内されてきました。


「シーク教徒」の方は「ターバン巻き」なのです。私はひょっとしてぐるぐる巻きのターバンを解いてカットを始めるのかと内心すごく期待しました。しかし彼は髭剃りだけのために「床屋」に来たようです。理容師の人はひときわ丁寧に準備をして髭剃り取り掛かりました。彼の髭は「のど」の部分まで生えた立派なもので、結構時間かけていました。


彼等(シークの男性)は人前では決して頭髪を見せません。カットもしないということは中はどうなっているのかしら。ひょっとして「禿げているのか」と疑ってしまいます。どうせターバンをするのなら髪の毛があろうと無かろうとあまり関係ないのではないでしょうか。


ところでニューデリーはムンバイとは比べ物にならないにくらいシーク教徒の方がいます。この前の出張で見かけたのがおもしろい「シーク教徒」のオートバイ運転。今年4月からインド全国でオートバイ運転手のヘルメット着用が義務化されたのでした。そうターバンを巻いているシーク教徒はどうするのか。シーク教徒はターバンを巻いていて安全なのでヘルメット着用義務は免除されるのです。しかしヘルメットは風防の役割もするのです。


ニューデリーで見かけたのはターバンに装着されるゴーグルのようなもの。特別性のようで、カッコ良かったです。でもターバンは転倒したとき安全なのかどうか保障はありません。来週月曜日からまたニューデリーの出張します。




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