| 2005年08月05日(金) |
事務所のウォーミング゙アップ |
5月から少し広いオフィスに引っ越して、まず、事務所の改装、家具調度類の調達をしてきたのですが、ようやく当初の予定した物が揃ったところで事務所のオープニングセレモニーをしました。
と言っても、事務所の社員(とその家族)、大家さんとそこの従業員、隣のテナントの人達を呼んで夕方から軽いスナック類とコーラ、缶ビール等えもてなしました。丁度、今週からガネーシュ祭りに向け、敬虔なヒンズー教徒は、ファースティング(肉、アルコール厳禁)なので、用意した食べ物は「ベジ」が多かったです。
ドミノピザで、ピザの宅配を頼んだのですが、事務所の人達は、ベジピザを多く頼んでいました。その他には大きな「サモサ」。これはひとつ食べると「お腹が膨れるほどの大きさ」。更に甘味として、ベンガルスィートが並んでいました。 いろいろな話しが飛び交いましたが少し紹介します。先週日本に出張に出した社員からの報告。彼はプロテスタントで、日本留学の経験もあり日本食は何でもOKなのです。今回の出張では、しゃぶしゃぶ、すき焼き、すし、など日本料理を堪能してきたようです。さらに、日本人の「酒好き」と深夜まで飲んでいたとか。
インドの大多数のヒンズー教徒からすると、卒倒しそうな「ノンベジ」料理です。厳しいヒンズー寺院では、牛革のベルト、財布類の持込禁止しているくらいなのですから。彼を「標準的なインド人」と考えたら大間違い。彼は非常に特殊なインド人なのです。彼は吉野家の「牛丼」も大好き。
今ニューデリーだ採用しようとしている人物は、バリバリの敬虔なシークで、ベジ・ノンアルコールだそうです。彼など日本に送ったら、たぶん食事に困るでしょう。日本に訓練に出した社員は、日本での5日間の訓練中、「田端から新橋」まで電車で通っていました。
それも9時前には新橋に着くのですから、多分上野から数駅は非常に混雑していたはずです。通勤列車について、彼は、確かに混雑は凄いけれど、ムンバイはもっとひどいのだと言っています。あれより「ひどい」とはどれほどなのでしょう。
ムンバイは、郊外からビジネスマン・ビジネスウーマンが電車で通ってくる町です。外国人はその満員電車に乗るチャンス(勇気)はありません。インドの電車はドアがないので、満員で押し込んだら、押し出されてしまって危険だろうと、聞いたら、両方の入り口から人が殺到するので真中の人は非常に苦しいのだとのこと。
そして、車内の入れない人は、電車の屋根に乗るので、架線に接触して感電死したり、トンネルの壁に頭をぶつけたりするのだそうです。(ほんとうに良くある話しのようです)
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