今週火曜日からの大雨(風も強いのです)で、ムンバイの一部はこのような状態になりました。写真の場所はムンバイ南部のダウンタウン(私も住んでいる)から20Kmくらい北部の飛行場近辺です。広い幹線道路に水が出て首まで浸かるほどの洪水です。この付近は貧しい人たちが沢山住んでいる場所でもあります(いわゆるスラム)。そういう人達に大きな被害がでました。
新聞報道では今回の大雨はこの100年間で一番集中豪雨だそうです。飛行場の滑走路の一部も水に浸かり飛行機の離着陸が出来なくなりました。BCO演奏会に招待していたギターソリストがネパールから来れなくなりましたし、バンガロールに出張してもらって会社の社員が二日間ムンバイに戻れませんでした。
私も飛行機を使っていて今年はどうも飛行場付近が雨が多いとは思っていました。というのも飛行場付近が大雨でもムンバイ最南端は雨が降っていないことがよくあったのです。
ところが、昨日(土曜日)からムンバイ南部でも雨の量が多いです。今日の日曜日は大荒れです。夜中からそして朝も土砂降りです。本当に良く降ります。どこからこれだけの水分が供給されているのか不思議です。世界の乾燥地帯でどんどん水分を吸収しインド中部に戻しているような錯覚を覚えます。雨ですがこれから日曜日のBCOの練習に向かいます。
(追加) 大雨は偶に小降りになりますが、殆ど一日中大荒れの状態でした。BCOオケの練習への自分で車を運転するのは危ないのでタクシーで行きました。といってもムンバイのタクシーの運転が「安全」かどうかの保障は全くないのですが、少なくとも車が「ダウン」してしまうようなことになったらかなわない。 幸い練習への行きかえりは少し小降りでした。でも夜になってから、また土砂降りが続いています。明日から8月です。夏休みを取って久しぶりに日本に帰ります。
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