久々ネットに接続できた……(バタッ)。
札幌に来るバスの中で岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』読了。うーん、上手い。闇に対して感じる原始的な恐怖の中に、夜中になると訳もなく笑いたくなるような躁状態が潜んでいる、あの感覚に近い。ああ、これ以上は感想文コーナーに書こう。笑わせることの次に難しいのが怖がらせることだろうか。笑いと恐怖とは表裏一体のようなところがあるからな。理性がないところには笑いも恐怖もない。泣く(悲しむ)というのはもっと生理的なものだろう。 文章で人を怖がらせ、人を笑わせることができる人は本当に尊敬に値する。
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