人が定めた秩序の中に身を置くのは非常に楽。 自由と自律はけっしてイコールではないが、お互いがお互いを含んでいる。 規則で縛られていれば思考は限定される。しかし自分で結論を出さない、何事も決定しないのはとても安易な、そして楽な道。 自律し、自立したところにこそ真の自由とイマジネーションの広がりがある。 私は社会的に何の力も持たない、己の存在意義を見失いがちな小さな人間である。私が私だと思えるのはただ思考することにおいてのみである。稚拙な思考を繰り返し、駄文を書き綴る。それが私の中心部分を占めている。 それを取り除けば私の他には散らかった部屋しか残らない。
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