| +-- ★寒いから、が理由の9割以上 --+ |
最初に見た時はそうでもなかったのに…今見ると、やっぱし間違ってないんだな思う。 そんなことをあまり気にせずに付き合ってきたけど、改めて見てみるといろいろと…
白い服は変わらないんだけど、何だか無駄にヒラヒラゴージャスになってるような…。 魔女ってのは、もっとぞろりとした鬱陶しい服を着て、怪しげなモノが入った壷をかき混ぜてるイメージが。
「ってツッコミたいんだけどそう言ったら怒るよなってあいててででで」 そう言った瞬間に、彼の頬は思いっきり抓られた。 「…そう思うなら口には出さないほうが良いんじゃないか?でないと、こうなるぞ」 細い腕を覆う赤い手袋に包まれた指先で、彼の頬を抓ったのは…グレイの髪に、緑の瞳の少女。
ほっそりとした外見の少女なのだが、身に纏う雰囲気はとても威圧的で、見た目にそぐわない。 「いだだだだゴメンごめん悪かった。痛いからちょっと離してくれよー!」 「全く…お前って調子が良いな」 涙目になって懇願する彼に、彼女は小さく溜息をついて…その手を離した。
「…第一、私がそうだって事は前に言っただろうし、お前だって知っているはずだろう?」 「まあ、そうなんだけどさー。あの時は微妙に半信半疑だったし」 頬を押さえて擦る少年は、頭の角を揺らしながら首を傾げてそう言った。
この世界において、見た目が人でも…実際は普通の人間じゃない者などざらに居る。 そう分かっていても…すぐに信じられないのはまあ仕方がないだろう。
少女は一瞬考え込むような表情をして、呟く。
「…じゃあ、今は信用しているのか?私が…魔女の末裔と言うより、魔女そのものだという事を」 前に自分の正体を話した時を思い出しながら…頼りない小さな声で、そう言った。
そんな彼女の様子を分かっているのか居ないのか、少年は抓られた頬の痛みを忘れて、にっこり微笑む。 「まあな。つーか、オレにとってはお前が魔女だろうがそうでなかろうが関係ねーよ?オレも似たようなもんだし」 大して気にしていないというような感じで、けらけらと笑い声を上げた。
「気にすんなってば。お前が何であったって、お前は…そのまま自分自身でしかないだろ?」 それは、遠い昔に―――言われた言葉と、同じ。
かつて名を知らしめた魔女の血を引くと言う事が、幼い頃の彼女の内面で…どこか楔となって縛られていた。 それを梳き解したのは、今少年が言った言葉。ある人が、昔の自分に向けて言ってくれた―――ひとつの言葉。
「……そう、だな。私は…私だもの」 彼女はそれを思い出しながら…小さな声で、呟いた。
帰ってきたのと風呂に入ったのが妙に遅いよもう(;´ω`) はあ…やっぱり何か最近寒くて妙に身体がだるくてねえ。
本当はカキコに行きたいサイト様とかあったんだけど……ごめんなさい、全て明日に回します;; うはあ…や、やばいい今すごいサイト見つけちゃった!!やばいコレは萌える萌えポイント高しっ!
えーっと……とりあえず、メッセとか更新作業やってたらもうこんな時間。 本日の日記の続きとやらは明日朝起きた辺りにでも書かせていただきます(ぇぇ。
|
|
| 2005年10月14日(金) |
|
|