| +-- ★直れ風呂。 --+ |
自分の事を見下げ貶められるように言われるのは慣れているつもりだった。 普通の人間よりも幾分出来が良い耳は、小声の話でさえも結構普通に聞き取ってしまう。 しかし…まあ、慣れたからと言って決して気分が悪くならないという訳ではないことも事実であって。 「…悪かったな。愛想の欠片も可愛げも無くて、おまけに近寄りがたいほど怖い魔女で」 赤いアイシャドウを引いた緑の瞳は、呆れたような光を乗せて…そして何処か悲しげに伏せられる。
かつて呪術の腕で名を知らしめた魔女の末裔と言われる彼女に、周りの人間の視線は…。 物珍しさもあったのだろうが、やはり『恐れ』を含んでいた。 別に彼女は好きでそう生まれたわけではないのに、周りは一歩引いた付き合いをせざるを得なかった。 それを憎んでいるわけでも、ましてや自分の境遇を今更恨むわけでもないが…
「私は魔女の末裔。それは疑いなき事実だが…」 人が恐れるのは当たり前だろうし、恨んでも恨んでもどうにもならない事も在るって分かっているけれど。 …でもやっぱり、陰でこそこそ言われるのは自分的には腹が立つ。 言いたいことがあるなら面と向かって言え、と言ってやりたい気持ちを抑えつつ。
「……私の存在そのものは、決して変わらない。どんなことがあっても、魔女であることはな―――」
空を見上げながら灰銀の髪をかき上げて、緑の瞳を宙に投げ出した。 歌うような彼女の声は、そして彼女の言葉は―――空気に混ざるように溶け消えた。
えー、昨日に引き続き祖母宅に行ってきました。 風呂…どうやらボイラーが完全に壊れたようで、しかも古い型だから修理不可の様で。 そんな訳で会社帰りに祖母の家に寄ってきました〜。 偶然な事に、今日は祖母の誕生日だったので…ケーキを手土産に持って行きました。 …ちょっぴり高くてお財布が泣きそうでしたけどね;
さてさて、明日はお出かけです〜。 私の愛すべきにゃんこたちとまったり戯れてきます〜w
…明日には風呂が治ってるといいけどね。
2日連続で殆ど何もできず;更新作業…4月の間に1回は更新しないと。
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| 2005年04月22日(金) |
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