☆検索して来た方、探しものは【HOME】右下のサイト内検索へ
最新 目次 MAIL

読書記録 / BBS
気になる本
雑記帳
みどりのアンテナ

Yesterday : Today


Amazon.co.jpへ


日記 Days Full of Excitement and Joy
みどり
MAIL
HOME



My追加


エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


【冒頭の抜粋(英語)】
【レビューリンク】

2004年07月01日(木) ■
奇術師(クリストファー・プリースト)読了

●読了:奇術師(クリストファー・プリースト)
原題≫The Prestige(Christopher Priest)
<出版社/著者からの内容紹介>
北イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの祖先は、それぞれに“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の天才奇術師。そして、生涯ライバル関係にあった二人の確執は子孫のアンドルーにまで影響を与えているというのだが……!? 二人の奇術師がのこした手記によって、衝撃の事実が明らかとなる!世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇。


評判ほど「幻想文学」とも「SF」だとも思わなかったし、ましてや絶対に「ファンタジー」ではない。どちらかというとミステリー、ホラー系だと思う。19世紀〜20世紀初頭の英国、紳士淑女を相手に燕尾服を着て舞台で演じるマジシャン2人の生活と人生、徐々に謎が解けていく形の語り口はミステリー。ねちっこい描写、語り手が切り替わりながら、事件を多角的に描こうとするところや、計算づくの技巧を色々凝らしているらしいところは非常に文学的。編年体で(特に後半は)日記形式で淡々と出来事が順を追って綴られつつ、マジックのトリック→マッドサイエンティスト、幽霊、交霊術、ゾンビという風に、徐々にゴシックホラーめいて来る。

うーん。【すみ&にえさん】が2人揃って絶賛する本は私と相性が悪いことが多い、という法則がハマってしまった模様。正直、冗漫で退屈だと感じた。テーマはおもしろいと思うし、SF、幻想文学、ミステリと多くの要素が詰まっているのはよく分かるけど、私にはそのどれもが未消化で散漫な印象が残った。特にマジックのステージとトリックの話が延々と続くのに興味が持てなくて、退屈で終わりまで読むのに忍耐が必要だった。

この謎だらけで何が何だかわからないというのと、得体の知れない不気味さ。この本が好きな人は「これがイイ!」ってことなのかもしれないけど、私は気色悪くて嫌だった。しかも、主要キャラクターがみーんなねじまがってて不愉快!(^^; 神経症的か病的な人や悪人ばっかり・・・いや、だから好きな人は「そこがいい」って言うんだろうけれど。特に、この「2人の天才奇術師」ボーデンとエンジャ、私は二人とも嫌で嫌で・・・! なんて身勝手な男ども!! 気持ち悪いっ! 
この本の悪い評判があまり出てこないのは、ダメな人は初期段階で放り出すからではないの? っていうわけで、私みたいなのもいるってことで、一応正直に書いてみた。



2004年06月30日(水) ■
死神の館(テリー・プラチェット)読了

●読了:Mort(Terry Pratchett)
≫感想はこちら
いやー、おもしろかった。今のところ、ディスクワールドの中でイチオシ。最初の本にもおすすめ。次はGuards! Guards!が読みたくなった・・・(MortとYsabellが出てくるらしいので)。ディスクワールドは積読本が着々と増えつつあるんだが、そのうち買ってしまうかも。

●6月のまとめ
≫買った本 
洋書   5冊  ¥4,744 (ギフト券で支払い ¥4,744)
和書  11冊  ¥7,718
--------------------------
計   16冊  ¥7,718

今月面白かった本は以下。
Mort(Terry Pratchett)
The Homeward Bounders(Diana Wynne Jones)
Ombria in Shadow(Patricia A. McKillip)
Tithe: A Modern Faerie Tale(Holly Black)
春風ぞ吹く : 代書屋五郎太参る(宇江佐真理)

1年が半分終ってしまった。2004年上半期の合計金額は、洋書、和書が各約5.5万円。合計11万ちょっと。去年1年間の合計が約20万だったから・・・えっと・・・・・・。(^^;; 夏の洋書バーゲンは行くのやめようかなあ。バーゲンで買った本って意外と読まないんだよね。おもしろかった本についてはトップページの下部参照。

▲"Harry Potter and the Half Blood Prince"
ハリポタ6巻のタイトルが発表された模様。著者公式サイトの"HBP"=Half Blood Prince ですって。「HBPはハリーでもヴォル卿でもない」・・・ほほ〜。辞書を引くと・・・。 『ハリー・ポッターと混血の王子』?! おいおい、どんな話なんだ!



2004年06月29日(火) ■
Ascension : Water Trilogy 1(Kara Dalkey)

●読書中:Ascension : Water Trilogy 1(Kara Dalkey)
2年前の6月に買ったペーパーバックが出てきたので読み始めてみる。記録によると、HarperCollins社で見つけて表紙買いしたらしい。Water Trilogyという人魚のお姫さまを主人公にした3部作の1作目。まだ最初の方だけど、軽いだけのファンタジーかと思ったら、思ったより本格的で濃いのにビックリ。へ〜。
最初の数章は海の底の人魚の国の描写、人魚たちの社会制度など次々出てきて、わりあいしっかりしている。人魚たちの美的感覚についても書いてあって・・・それによると、表紙の彼女(主人公)は顔立ちが人間っぽい、耳の先がとがってない、手の指の間に膜が無いなど人間に似すぎているので、人魚の感覚から行くと「醜い」んだそうな。そんな〜。

≪Water Trilogy / Kara Dalkey≫
1、Ascension : Water Trilogy 1
2、Reunion : Water Trilogy 2
3、Transformation : Water Trilogy 3
*作者はカーラ・ドーキー、と読むらしい。翻訳は『いにしえの呪い : 魔法都市ライアヴェック1』に「芸術家の手"The Hands of the Artist"」(ひかわ玲子訳)という短編が収録されている。Water Trilogy以外の未翻訳作品では日本の平安時代を舞台にした歴史ファンタジーLittle Sisterなどがある。



2004年06月28日(月) ■
死神の館(テリー・プラチェット)@108/243p

●読書中:Mort(Terry Pratchett)@108/243p
 翻訳≫死神の館
 ≫Excerpt
農家の息子に生まれた少年モーティマー、通称モート(Mort)。父Lezekはモートが不器用なのを心配して農業をやっていくのは無理だと判断し、他の奉公先を探して雇ってもらおうと、街の市(hiring fair)へ出かける。
"But what happens if I don't get prenticed?"
"I don't know. ... I expect you just wait until the end of fair. At midnight. I suppose."(p.7)
・・・そして真夜中。
モートを弟子(Apprentice)にしようという雇い主はついにひとりも現れないまま、日付が変わろうとしていた。その時、馬に乗った背の高い影、死神(Death)が近づいて来る。モートは死神の申し出を受け入れて、その弟子になることに・・・。
死神の馬に乗せられてやってきた「死神の館」には、死神の他に料理人のアルバート(Albert)と、死神の養女だと名乗るYsabellという少女が住んでいた。モートは死神が仕事に出かける伴をして、死神としての仕事を覚えていく。
しばらく経ったある夜、初めてひとりで仕事を任されて緊張気味のモートは、暗殺者に殺されるはずのSto Latの姫、Keliの命を救ってしまう。このことによって歴史が大きく変わり、Sto Latを中心にした空間に異常が・・・!


テリー・プラチェットのディスクワールドシリーズの本。Discworld Reading Order Guidesによると、死神(Death)を主役としたシリーズの最初の本で、ディスクワールドの最初の本にもオススメだとか。
おもしろい〜。【Equal Rites 魔道士エスカリナ】もよかったけど、こっちのほうが好きかも。Mort君が最高、会話部分が特に笑える! 死神の弟子! まずその発想がすごいと思う。大真面目に書いてるけど、これってよく考えると・・・ぷぷぷぷぷ(爆笑)

死神の仕事は・・・
�/佑陵礁燭隆浜�。館に砂時計(hourglass)の部屋がある(砂の落ちる音がまるで海の波ようだとか)。
�∈住�計を見て、砂が(余命)が残り少ない人の所を訪れて、肉体と魂を大鎌か剣で切り離す。
��人の歴史の管理。書斎に並んでいる本は全て伝記で、現在進行形で記述されていく。

他にもありそうだけど、謎多し。猫には死神が見えるらしい。



2004年06月27日(日) ■
春風ぞ吹く : 代書屋五郎太参る(宇江佐真理)読了

●読了:春風ぞ吹く : 代書屋五郎太参る(宇江佐真理)
 ≫感想はこちら
村椿五郎太、25歳。先祖の不始末といまいち野心に欠ける遺伝子が災いして、うだつのあがらぬ小普請の身。目下の目標は、学問吟味に合格して御番入りを果たすこと、なのだが、文茶屋での代書屋の内職も忙しい。そんなのんびり男を焦らせたのは、幼なじみの紀乃。学ならずんば、恋もままならず―。どうする、五郎太!代書屋に持ち込まれる騒動、そして一進一退の恋と学業の行方や如何に。
収録作品 / 月に祈りを / 赤い簪、捨てかねて / 魚族の夜空 / 千もの言葉より / 春風ぞ吹く


宇江佐真理は久しぶり。おもしろかったー。『幻の声』の髪結いもそうだったけれど、この人は江戸の町の職業を見てきたように描くのが本当に上手だと思う。水茶屋とそこで働く代書屋、吉原の引手茶屋など、江戸の町の「働く人々」が見てきたようにありありと描かれているのが印象的。

▲【Spiderwick Chronicles / スパイダーウィック家の謎】の翻訳版の表紙
 ≫1巻『人間、見るべからず』
 ≫2巻『魔法の石をさがせ』
よかったー、なかなかマトモな表紙だ! この本は「絵本」だから、表紙はものすごく大事。この表紙絵はどこから? 原書と違うけど、同じ人の絵だよね。

●アマゾンから到着 和書1冊¥903
『妖精Who’s Who』ちくま文庫(キャサリン・ブリッグズ)¥860
Classified(Bond)輸入版CD¥1580