若葉のかおりがする町のなかでも
この町にはいつも風が吹いている
不安は肩をならべて歩いている
寝付かれない夜のゆめうつついつかカーテンのむこうが明るい
痛みはいつも一部になる 不完全なからだ
みどりばかり鳥の声と風の音とゆっくり歩く
木の枝がなびく細い幹もゆらゆら揺れるざわざわ音を聞いている