灰色の帳が開き白い山々
灰色の空に渦を巻く水しぶき眺めているあいだにどこか行ってしまいたい気持ちになる
ぼんやりしていたいと思うのにさめていたりする
木の影がいつのまにか沈んでしまった山裾に残った夕日
晴れた夜中に遠くの音が響く 闇を伝わる速度
変わらない毎日はそれでいいのだと 一日がすぎてゆく
夢をさまよっているあいだにいつか逃れられなくなるそんなときを待っているかもしれない