恋文
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風が 冷たくなった
街灯のひかりも 澄んでいる
えびの皮を剥く
残酷なひとに なっている
みずが流れて ひかりが踊って
鳥たちの さえずりを 聞いている
みどりの においのなか
夕焼けの空だけれど 誰かしら傘をさしている
ひらひら雨粒が 舞っている
雲の縁はきらきら ひかっている
家路をいそぐ足も はやくなる
風が荒れている
どこかに 行ってしまいそうな 気持ちになる
山と雲が ひとつのかたち 夕日が 縁取って
ゆっくり ながれてゆく
みどりは さらに みどりになる
音もなく 降る雨のした
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