わずかな街灯の光のなかぼんぼりのようにまるい八重桜見上げて歩く
雨ばかり咲き始めのサツキに降り注ぐ
家の中の音も外の音も混ざり合って眠れないいつか眠っている
遠い海をおもいながら風の音を聞く曇り空のした
静かな部屋にラジオの音時計の音わずかな音を追わずとも追っている
雨で煙った町光がにじんで窓にうつる
雨が降るのだけれどなんだか嬉しい春の雨だから