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| 2012年03月20日(火) |
まだ 遠いのかもしれない |
春を迎えつつある 町なのだろうか
くすんだ通りに わずかな木や草花や
まだ 空も灰色
扉の木目は 奇妙な顔だったり 不思議な動物だったりする
ときどき こわい
だんだん みんな隠れてしまう
向こうが見えない 街は
小さな箱庭のようになる
雨に煙った 街はいい
山も曇る
みんな 静かな 佇まい
夢ではない 夢を見ているあいだに
夢とのはざまが ゆっくりとけて
うつつを見ている
風が吹き荒れている
旗のないポールに ロープだけが カンカンと 音を立てる
記憶を 呼び起こすように
でも 今日の風のなかをゆく
午後の病院 光がよどんで 白い 目覚めるまで
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