恋文
DiaryINDEXpastwill


2012年03月20日(火) まだ 遠いのかもしれない

春を迎えつつある
町なのだろうか

くすんだ通りに
わずかな木や草花や

まだ 空も灰色


2012年03月19日(月) 木目

扉の木目は
奇妙な顔だったり
不思議な動物だったりする

ときどき
こわい


2012年03月18日(日) 霧の日

だんだん
みんな隠れてしまう

向こうが見えない
街は

小さな箱庭のようになる


2012年03月17日(土) 煙る

雨に煙った
街はいい

山も曇る

みんな
静かな
佇まい


2012年03月16日(金) うつつ

夢ではない
夢を見ているあいだに

夢とのはざまが
ゆっくりとけて

うつつを見ている


2012年03月15日(木)

風が吹き荒れている

旗のないポールに
ロープだけが
カンカンと
音を立てる

記憶を
呼び起こすように

でも 
今日の風のなかをゆく


2012年03月14日(水) 病院

午後の病院
光がよどんで
白い
目覚めるまで


かや |MAILHomePage

My追加