トンネルをいくつもくぐる夜から 夜へ知らない場所にいる
何事もなく過ぎてゆく毎日波紋はいらない
透かし見る青空のまぶしさ記憶と遊ぶひととき
バスの窓に映る外と中の顔知らない町を見ている
光と翳とのあいまいのあいま木と木と葉と葉と透かしてやってくる遅い午後のひかり
水の音を聞きながらまどろむベッドの中の暖かさ
いまもまだ 咲くさつきの生垣思い出したように咲く 朝顔雨は 黙って降る