恋文
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みどりの 漣が広がる
風の通ってゆくあいだ
ひかりも ついてゆく
いろんな もしも いつも せめぎあって
行き場のない もしも は
無言のまま うずくまる
綿毛がただよう みどりの 小道
風が運んでくる かおりも みどり
翳ってゆく なかに 溶け込んで
ひとつの ただの 形になって
もうすぐ 消えてしまおう
悲しい夢から 逃れる
ぼんやりと 差し込んでくる 朝の光
過ぎてゆく この春のなかの ただの一日
並んで歩く 影もない 青い空
雨のなか 駆け抜ける
まだ 雨のなか
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