恋文
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過ぎる日 過ぎた日 過ぎていった日
どこから どうやって 明日に 繋がってゆくのか 知らない
雲の切れ目 雨の切れ目 空のすきま
光が きらきらする
傘のなか 雨も 暖かかった
このまま 残っていたい
風が ふんわり あたたかい
ちょこんと 乗れたら
向こうのほうまで 運んでくれそうね
晴れたり 曇ったり 雨が降ったり
それだけで 揺れる
風が吹けば 崩れそうに 傾くだろう
それでも ゆっくり 揺れながら
特別ではない日 少しだけ 陽射しは 暖かい
まだ とどまっていたい
風が吹けば 揺らぐだろう
雨が降れば 濡れるだろう
まだ 続く 道のりの なかば
まだ残った 雪のあいだから
小さな花が のぞく
梢の芽が ほころびる
片隅から 春になる
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