恋文
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2007年12月09日(日) 午後

影絵のような
木の枝の上のほう

雲がひかっている
空を

風が吹き渡る


2007年12月08日(土) 変わる

変わったり
変わらなかったり
する

日が差しているのに
雨が 
降りました

わたしは
どんなにも
変われないでしょうか

いつも
変わりますね


2007年12月07日(金) 音

あれは
雨の音だろうか
風の音だろうか

窓をたたく 雨粒も
風に擦あう 小枝も

少しずつ重いから
少しずつきしむ

音がする


2007年12月06日(木) あかり

さっきから
雨が降っている

光は 
にじんでいるけれど

たどって 帰る
その先の あかり


2007年12月05日(水) 朝

夜のふたを
あけるみたいに

黒い雲のしたに
朝焼けが のぞいていた

川面が
朱く ひかっている


2007年12月04日(火) 黄昏

空と同じ色で
川が流れる

クリスマスの飾りが
風に揺れて

朝と同じ昏さのなか
それでも
人々が行き交っている

それも
ただ影絵のように


2007年12月03日(月) 冬の朝

暗い足元に
落ち葉を踏んで

傘をうつ
雨の音を聴きながら歩く

風が木立を
揺らしている

鳥たちは
まだ眠っているかしら


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