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2005年10月28日(金) 冬の前に

わたしを
探してね

わたしを
抱いてね

空は
暗かったから

じっと
待ってるから

あのとき
そのまま

いるからね


2005年10月27日(木) 殻

少しのあいだ
殻のなかにいる

そっと
のぞいて

また
出てくるから


2005年10月26日(水) まどろみ

まるで
夢から抜け出した
みたい

夢の中の
自分を
みている

あしたのことは
おまえに任せて

わたしは
眠っているよ


2005年10月25日(火) 錘

錘は
降りるものだ

降りた先は
暗闇なのだろうか

重力にしたがって
降りてゆく

その底に
錘とともに
下りてくる

それを
待ち望む


2005年10月24日(月) ゆめ

ゆめに 
あそんで

わたしを
みていた

おいかけて
いってしまおう

もう
もどってこないだろう


2005年10月23日(日) 秋

からだ ぜんぶ
ひろげて

風の とおるのを
かんじる


2005年10月22日(土) 雨の音

しばらく
聴いていよう

わかっていること
わからないこと

耳を傾けて

なんにもないな
と 知って

ただ きれいな
音がする


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