過剰書き日記
宝塚歌劇など、自分のはまっているものについて、書きたい放題しています。

2002年12月10日(火) 「プラハの春」再び

いよいよ「プラハの春/LUCKY STAR!」TVに登場。嬉しいねえ。すでに夢輝さんの退団が決まってるのが淋しいけど、しっかりビデオに録っとこう。

オープニングで笑激、いや衝撃シーン発見。娘役をリフトする安蘭けいさんが歯を食いしばっているような...重そうな顔してるんです。それでなくても彼女華奢なのに、よりによって持ち上げられてる子が太めだったもんね。ああ、男役はつらいよ!身長はさほど変わらなそうだから、安蘭さんの方が体重軽いんじゃないかな。体は大丈夫なのか?

【ヘス中佐に突っ込む】
お待ちかねのヘス中佐登場。亮介の何かに気付いた表情、ヘスのライトモチーフ(?)でヘスが尾行してるってことが分かった。さりげなく分かりやすくていい演出だ。香寿氏のお芝居も上手かった。でも、肝心のヘス中佐、長い足でポーズを取りながらかっこよく現れて・・・なんか違う!君、そんな目立っていいのか!尾行ってこっそりするものよ。そんな颯爽としちゃまずいって。

反体制活動家・カテリーナの尋問シーン(私が惚れたあの歌声が聞けるシーン)。夢輝さん、足が長い・・・ほんとに長い。男でもあんな軍服姿がかっこいい人はいないだろう。かわいいかわいいと思い続けてたけど、やはり男役はかっこいい、かっこいいんだけど、でも…ちょっと違う。他の人が言うほど怖いとか気持ち悪いという感じはしないけど、怪しい人に見えてしまう。ドスの利いた声で悪役ぶり全開なのに、なんとなく可笑しい。自分のかっこよさを間違った方向に解釈したナルシストミュージシャンのようなのよ、夢輝ヘスって・・・

また、ヘス中佐、カメラが下から写すと実は口元がかわいいことがバレてたり、つぶらな瞳になってたりと、素顔のかわいさは隠せません。不気味な薄笑いも、春だから浮かれてるのねー、と思えちゃうし(さすが「プラハの春」!)。もちろんちゃんと不気味な感じ、残酷そうな感じは出てる、目付きの悪さとか。でも、目に力が入って上目遣いになり過ぎて、ほとんど白目に...あ、怪し過ぎる。ここまで捨て身の彼女の「役者魂」に惚れるね。

あまり「体当たり」な芝居には引いてしまうことの多い私だが、彼女の突っ走りには、かわいさを感じてしまう。夢輝さんたらよくがんばってるなあ、張り切っちゃってえ、と微笑ましい気持ちになる。

【女の人だわ...】
ラストのカテリーナ銃殺シーンもよかった。ここは普通、カテリーナの悲劇と亮介の悲嘆を見るべきシーンだろうけど、またしてもヘスに釘付け。まず銃を持って駆け出した夢輝さんの腰回りの華奢さにびっくり。尋問シーン等の軍服は、カチッとして体の線が出ないデザインだから気付かなかったけど、シンプルな衣装だと結構元の体型がバレバレ。さすが女の人!で、その細い体で銃をガシッ!と構えた後姿に緊迫感が漂っていて、追い詰められた獣のようで、妙に保護本能をくすぐられた。守ってあげたい。抱きしめたい...(病気だ)

実際は、ヘスはむしろ男性的な動機で銃を持ってる設定だから、私の見方はずれたものだとは思うけど。ただ、確か山田宏一も『美女と犯罪』で銃を持つ女のセクシーさを指摘してたはずだし、私の感じ方はあながち盲目夢輝愛のせいだけではないと思う。トリュフォー映画で言えば女が銃を持つ動機は恋愛がらみであるし(「隣の女」しかり、「柔らかい肌」しかり)。この場面に女性としての色気みたいなのを感じる人があってもいいのでは。

一応、普通にかっこよかったシーンも1つ。秘密警察の部下に「行けっ」て命令する声。この人にベルばらのオスカル演らせたかったなあ。こんな声で「ジェローデル、わたしの剣を受ける勇気があるか!」とか言って欲しい。そう言えばこの人、ヅカ版ベルばらにジェローデル役で出てたんだよね。絶対オスカルの方が似合うのに。子どもの頃男勝りだったそうだし、何より金髪がこんなに似合うのよ。見る目ないなあ。ヅカは役の決め方が独特だから仕方ないけどね。

ヘス中佐でさえかわいく見えてしまった今の気持ち、昨日放映の「琥珀色の雨にぬれて」風に言うと、
「夢輝さん、♪恋してしまったのだ〜君に〜〜君に、君だけーに〜」
ってところでしょうか。あーあ、私が突っ走ってしまったよ。



2002年12月08日(日) 色白チャンピオン

NHKハイビジョンで宝塚スペシャル番組放映。番組内容より何より、出演者名の中に「夢輝のあ」があったので楽しみで楽しみで…前半は宝塚OGをスタジオに迎えて思い出を語りつつ、舞台映像を抜粋して紹介しており、いい所で切られてしまうのであまり面白くなかった。やはり舞台は劇場で見るのが1番ね。たとえビデオでも、見たいだけ見られないと。「過去の栄光」にすがってる感じのOG陣もなんだかなあ、という感じ(涼風真世とか黒木瞳とか目立って活躍してるOGがあまり出て来ない、ということは、辞めてからパッとしない人が出てるってこと?)。

夢輝さんの出演箇所は、後半、宝塚大劇場(星組)と東京宝塚劇場(月組)の現在の出演者を紹介する所。「ガラスの風景」「バビロン」が上演中だもんね。いやー待った待った。こんな短時間のビデオ録画のために、3時間つまらない思い出話も我慢して見ていたなんて私ったら、もう。

大階段を使って、星組のスター(笑)(そーいやこれって貴教の名セリフ)の皆様が登場。夢輝さん、夏のMXの時はあんなかわいい声だったのに、男役らしい凛々しい声で自己紹介してます。宝塚ファン以外の人も見るから、男役のイメージを壊さないようにしてるのかな?感心感心。で、次の登場者・安蘭けいさんとバトンタッチする時、2人してカメラに向かって目線+指差し。君たち、示し合わせたな。

この時以外でも、夢輝&安蘭息ぴったりな様子。安蘭さんが話している間、夢輝さんが横からマイクを差し出してあげてたり(本数が足りなくて共有。安蘭さん、しゃべるの好きそう)、安蘭さんが仕込んだネタを夢輝さんが実演(?)したり、チームワークのよさがうかがえた。実演シーンは、トップお2人(香寿たつき&渚あき)のラブシーンがいかにアツアツ(死語^^;)か示す、というもので、安蘭さんの指示に従い夢輝さんが娘役さんとラブシーンを実演するんだけど…「マイクに音が入るほど強く抱擁」と言って力入れてるだけだったり、要素だけを取り出して淡々とやってるから、全然熱く見えなくて…なんだかシュールでお茶目なパフォーマンスとなっておりました。

秋の中国公演の裏話を紹介する時も、2人は変なコーラスや口ドラム音(♪ドゥルルルル.....というロール音の真似)を入れて名(迷?)コンビぶりを発揮。コーラスの時、片方(どっち?)がきれいな裏声だったのが印象的。「男役」でもやはり女の人ね。

そんなアホな(褒めてますよ、これ)2番手を温かく見守る香寿たつきさん、10歳と違わないはずだけどまるで安蘭さんのお母さんのよう。この2人親子役を演じたことがあるそうだけど、ほんとにそう見えそう。安蘭さん(男役としては)小柄だし若く見えるし…ネタを披露するために立ち上がった時、横から見たらお尻の厚みがあまりなくてびっくり。細くて少年のような体型だ。服装もボーイッシュだったし(彼女おしゃれだわ。ベレー帽もよくお似合いでかわいかった)。横で夢輝さんにマイクを持ってもらってるのも、後輩に手伝わせてるというより、しっかり者の妹に面倒を見てもらってるように見えてしまう。

最後に皆様へのメッセージ。夢輝さんは、まだお見せしていない宝塚歌劇の魅力がありますので是非劇場にお越し下さい、とかなんとかきちんと宝塚の宣伝してました。なかなかしっかり者です。安蘭さんがそれを受けて「安蘭けいの魅力もまだお見せしていない…」と話し始めて笑われてた…この人、弟的存在のようね(こらこら、女だから「妹」だって)。年下からもかわいがられてそう。

今回も、短い言葉でうまく状況に合ったコメントをした夢輝さんに「プロ意識」を感じた。それとも安蘭さんがいじられたいキャラだから、自分は真面目なこと言ってバランスを取ろうとしたのかな。きちんと周りの状況を読んで、相応しい行動が取れるのね。今までは「君、かわいいよ!」とばかり思ってたけど、これからは「君、賢いよ!」かな。

そして、驚いたのは夢輝さんの色の白さ。もちろん鈴木その子にはかなわないけど、驚きの白さです。たぶん初めて見た人でも、「1番色白な人」と言われればすぐどの人が夢輝さんか分かるでしょう。宝塚の人って基本的に日に焼けちゃいけないんだろうから、皆さん白いはずなのに、夢輝さんだけずば抜けて白いんです…「色白チャンピオン」だな。他の追随を許さぬ強力な白さ、正に「チャンピオン」でしょう。それに夢輝さんて強そうだし(おいおい)、「チャンピオン」て言葉似合いそう。我ながらグッドネーミング。


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