「文庫版 魍魎の匣」 京極夏彦/著 講談社文庫
姑獲鳥を読んだら全部読みたくなったので順番に読んでいこうかと。しかし読むのに1ヶ月もかかってるよ・・・。
魍魎はたぶん以前読んだのが一番昔なので(姑獲鳥は確か陰摩羅鬼の後に一回読んだ)、ものすごくおぼろげな記憶しか残ってませんでした。箱館が人間の臓器だったこととか加奈子消失の種などはさすがに覚えてましたが。 今回読んでみてわかったんですけど、この話はわざと時系列を分かり難く書かれてるんですね。何日に何が起きたかを書きながら読めばよかったと、京極堂が語りだしてから思いました。何度前に戻って読み返したことか。
青木君はこの巻からこけしと言われてますね。 ちょっとビックリしたのが青木君が敦っちゃんにタメ口きいてたことです。敬語じゃありませんでしたっけ? あああと、鳥ちゃんと青木君の頭の回転の良さにビックリ!こんなに賢い子達だったんですね。私なんかよりよっぽど頭が良いよ!益田くん入れて三馬鹿っぽいイメージだったので、ちょっと見方が変わりました。 どうやら私は青木君が相当お気に入りのようです。何故だろう?
「文庫版 姑獲鳥の夏」 京極夏彦/著 講談社文庫
久々に読みましたー。 前回読んだのが陰摩羅鬼の後だったから、約2年ぶりです。やっぱり何回読んでも面白いですねー。
いろいろ分かって読むと、京極堂の薀蓄には無駄なことが無いっていうのがよく分かりますよね。初めて読んだ時は「何この長い薀蓄は?」と思ったものです。実は最初の関口とのやりとり部分で長いこと止まってたりしました。姑獲鳥でくじけてたらだめですよね(笑)。 それにしてもこの本の関くんはアクティブですねえ。最初はこんなに自分から行動してたんですねえ・・・ そして榎さんは普通だ。凄い普通だ。 京極堂は基本的に変わってない気がしますが、この人って意外とよく笑うんですね。 ところでこの巻ではまだ青木君はこけしのようだとは言われてないですよ。いつから言われてるんだ?
最後の眩暈坂のシーンが好きです。関くんと、笑ってる雪絵さんと千鶴子さんと、坂の上で笑う京極堂と。読んだらすごく嬉しくなります。
「探偵小説 百器徒然袋ー風」 京極夏彦/著 講談社ノベルス
やーっと読みました。発売されて1年・・・ずっと積まれておりました。本当、勿体無かったね。 でも私京極作品はどーしても読むまでに時間がかかってしまうんですよ。読み出したらあっちゅー間なんですけど。
今作読んでなんとなく思ったんですけど、前作で最後まで本島君の名前が出てこなかったのは榎さんが名前を覚えてなかったからですか?つまり前作では最後にやっと苗字を覚えて、今作の最後で名前を覚えたのかなあー?と。考えすぎですかね? 「面霊鬼」だけ読んだことあったんですけど、最後がちょっと変わってました。「この本島俊夫」も好きでしたが、お手紙ってのもいいですね。榎さん可愛い(笑)。 それにしてもあの追加された部分はあれですかね、他作品との係わりを言ってるんですかね。巷説っぽいなあって思ったんですけどどうなんだろう?読んでみようかな? 京極堂はすんげえ嫌がりつつも面白がってましたよね、あれ絶対。「面霊鬼」の最後の嬉しそうな京極堂が好きです。 あと本島くんはいいかげん自分のことを凡庸だ平凡だと言うのは止めましょう。でも君はちょっと物分かりが悪すぎると思うけどね。ちょっとだけ京極堂のイライラ感が分かったり・・。
ところで敦っちゃんと青木くんは既に公認の仲なのですか?なんか「雲外鏡」の、「青木君は京極堂に行きたい理由があるんですよ」と、鳥口と敦っちゃんと青木君のやりとりを見たらそうとしか思えないんですけど? だとしたら青木君は京極堂に結婚の許しとかもらいに行くんだろうか・・・すごく見てみたい!(笑)
そろそろ「邪魅の雫」が出ますかね?予定では姑獲鳥の映画と同時期に発売だったはず・・・いいかげん「大磯の事件」がどんなもんなのか知りたいんですけど。 そして今回全く出番の無かった関口さんを救済して下さいよー。
「Mr.サイレント2 自律世界の愛しい未来」 早見裕司/著 富士見ミステリー文庫
うーん・・・事件がネットとは関係なくなってきております。3番目の事件だけでした、ネット絡みは。2つはただメールで依頼がきただけ・・・? 話自体は面白いだけに、惜しいなあ。 主人公は1巻目ほど苦手ではなくなりました。ちょっと前向きになってきたような?とりあえず二人の行く末を見守る為に最後まで読もうかと思います。 それにしても一冊目のラストで手話が分からなかった杉田さんが、何で2冊目の最初でいきなり手話がわかるようになってるんだ?
「Mr.サイレント 仮想世界の優しい奇跡」 早見裕司/著 富士見ミステリー文庫
インターネットを取り扱ったミステリー・・・でいいのでしょうか? 私らみたいな人種(笑)には身近といえる題材が取り扱われてて、なかなか面白く読めました。ホームページとか日記とかHTMLとかオフ会とかネトオクとか。 ご本人もネットをされる方の様で、すごいリアルに書かれてるなあと思いましたよ。リアルすぎてネットしない人が読んだらどういう感想を持つのか聞いてみたいな、とも思いました。でも無理ですよね・・・感想が読めるのはネット上だけですから(笑)。 ストーリーも短編が3本+プロローグとエピローグで読みやすいです。ミステリーも軽めな感じで。殺人とかは起きません(今のところ)。 ただちょっと主人公の性格がなあ・・・事故で声を失った17歳の少年なんですが、お金持ちのぼんぼんで人間嫌いで引きこもりでパソコンと編物が趣味で・・・まあ趣味はいいんですけど、おまえそれはちょっと甘えすぎだろーと。ちょーっと感情移入できませんでしたね。最終巻までに成長するかなあ。 でも話自体は面白かったです。割合サクッと読めましたし。真理香との今後も気になりますしね。
「虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝」 高里椎奈/著 講談社ノベルス
フェンネル大陸の3冊目です。 読み始めたはいいですが、見事に前巻の内容を覚えてなかったので自分でも驚きました。あまりに覚えてなかったので最後の方だけ読み返しましたよ。 この巻は完全に前巻の続きだったので、内容忘れてる私にはかなり厳しかったです。フェンがクドラに質問したことの意味も最初は分かりませんでしたからね。後でもう一度同じ質問が出てきた時にやっと思い出しました。 しかしこれから一体どうなるのでしょうね?ソドムに帰るのか、まだ旅を続けるのか(続ける意味はありませんが)、サチは同行者になるのか、サチが探してるのは誰なのか。とりあえず続きが楽しみではあります。次が出る頃にはまた内容忘れてそうだけど(爆)。
「大唐風雲記 洛陽の少女」 田村登正/著 電撃文庫
またしても中華風ファンタジーです。 この本、珍しくですます調で書かれていました。その所為か最初は読みにくいなーと思ってたのですが、途中からけっこう慣れました。 でも何でこれが電撃文庫なんでしょう?それが不思議で不思議でたまりませんでした。もうちょっと広い読者層に読んでもらえるレーベルで出した方がよかったんじゃあないかと。 何故かと言いますと、なかなか本格的な歴史物だったんですよ。あまりライトノベルっぽくないというか。歴史上の人物いっぱい出てきますし、出来事とかも歴史に沿ってますし、説明文も多いですし。でもって電撃文庫の読者層にはあまり受けない気がするし。 私的にはなかなか面白かったです。あまり知らない時代の話だったので、人物を把握するのに時間がかかりましたが、分かると面白いし。楊貴妃とかイメージと全然違う人物に書かれてていい味出してましたし。則天武后について調べたくなってしまいましたよ。 今回主人公がほとんど成長しなかったので、次巻以降に期待、というところですか。
「彩雲国物語 想いは遙かなる茶都へ」 「彩雲国物語 漆黒の月の宴」 雪乃紗衣/著 角川ビーンズ文庫
1日に2冊読むのは久しぶりだなあ。
さて、一気に読んでしまいました。まあ前後編みたいな感じでしたから。っていうか一気に読まないと気になって仕方なかったというか。 王道を突き進んでる作品なので、最後は収まるところに収まるのは分かってたんですけど、それでもやっぱり気になって。 とりわけ気になったのは「想いは〜」から登場した朔洵でした。やーもうとんだダークホース登場か?って思いましたよ。だって劉輝は歯牙にもかけなかった静蘭が短剣まで投げるんですよ?これは!って思いましたよ・・・思ったのに・・・しかも結構好きだったのに(泣)。 でも初めて秀麗が男性として意識したのが劉輝でも静蘭でもなかったのはちょっと興味深い展開でしたね。ああ今思うとその時点で先は見えてたのかー!
まあ朔洵のことはこれくらいにしといて。 秀麗と影月は本当に見てて微笑ましいですね。今回やっと茶州牧として着任できた二人のこれからの活躍が楽しみです。でもなんとなくなんですが、次の巻くらいには影月だけが茶州に残って、秀麗は王都に帰るんじゃないかなーと思います。だってそうじゃないと「軍に藍シあり、文に李紅あり」なんて言われないでしょう?(シの字が出なかった・・・しくしく)是非そこまで書いて欲しいですね。 そしてやっぱり気になるのはおじい様方。外伝か何かで過去話を書いて欲しいです!あの方々の若い頃の話!是非!是非!
って、コレじゃあ感想じゃない。 えーと、やっぱり感動したのは春季が克洵を助けるために走ったところですねー。春季ちゃん素晴らしい!こんなに強い女性とは思ってませんでした。この子がついてれば克洵は大丈夫だと思います。 克洵、頑張りましたね。登場した時から「次の党首はこいつだな」と思いましたが(笑)。でも途中では本気で彼は壊れてしまうのかと心配になりました。 あとはやっと登場した龍蓮が!進士式をすっぽかしてそれっきりだと思っていたので、まさかこんな形で登場するとは思ってませんでした。なんて反則的なキャラなんでしょう(笑)。しかし藍家のお兄様方が非常に気になります。 あと香鈴も良かったよねー。強くなりましたね。英姫のおかげでしょうか?まさか影月といい感じになるとは思ってませんでしたが。 あとやっぱり静蘭と燕青はよかったですね。いるだけで安心できる燕青とか、燕青の前でだけは性格の悪さを隠さない(笑)静蘭とか。あの場でも燕青がいたから静蘭は大丈夫だったんだと思います。 そして秀麗の「2番目」発言。なんか安心しちゃいました。
忘れてた。今回再登場の「茶州の禿鷹」(笑)。大好きです。彼らは将来お庭番みたいになるんじゃないかと思ってるんですけどどうでしょう?邵可パパのように。っていうかなって欲しいな。
「彩雲国物語 花は紫宮に咲く」 雪乃紗衣/著 角川ビーンズ文庫
一日一冊ペースです!こんなん久々だ。
大物が揃って小者を完膚なきまでに叩き潰すのは見てて爽快ですね。 秀麗あんたは幸せ者だよ、こんなに皆に可愛がってもらえてさ。まあそれも秀麗ちゃんが頑張っててしかも実力もあるからなんですが。それにしても羨ましいというか恐ろしいというか。 魯官吏については思ったとおりでした。まあ最初からあの人たちが「目の仇にされた」とか言ってたらわかりますよね。 そして黒幕(と言うには小者すぎますが)も思ったとおりでした。まあお約束展開に安心して読めた感じもありますね。 それにしても今回は(も?)おじ様たちが本当に凄かったですね。パパの活躍が無かったのは残念でしたが。 そういや結局秀麗は最後まで自分の後見人が誰か知らないままなのでしょうか?
私的には絳攸が秀麗の婿候補に上がってるのが非常に嬉しかったです(笑)。 今回絳攸にスポットが当てられましたが、この先楸瑛にスポットが当たるときは来るのでしょうか?個人的には彼にも本気になって欲しかったりするんだけども。
「彩雲国物語 黄金の約束」 雪乃紗衣/著 角川ビーンズ文庫
うーわーもう兄ちゃんたちとかおじ様たちがカッコよすぎてどうしよう(笑)。 なんか凄い面白くて一気に読んでしまいました。やっぱりこういう中国っぽい王宮ものみたいなのは大好きですね。 今回男装して外朝で仕事する話でしたが、こういう話大好きです。そして新キャラの人たちもいいですねー。黄尚書なんて最高です。仮面の下は思ってた通りでした。密かに景侍郎も好きだったりします。 もちろん燕青は私のツボキャラなので大好きです(結局皆好きなのか)。 そして静蘭が!劉輝が秀麗にちゅーしても歯牙にもかけないところが最高ですね(笑)。やっぱり静蘭いいなあ。 それにしても黄尚書・・・本気で秀麗狙ってるんだろうか?ちょっとそれは犯罪に近いぞ(笑)。
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