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■チョコレイト・ディスコ
2010年02月14日(日)
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「パパにチョコ作ってあげるね〜」

娘・R(6才)が僕にバレンタインチョコをくれるという。おそらく本年のバレンタインで僕がもらえる唯一のチョコであろう。寂しくなんかないし。

Rは僕以外にも息子・タク(4才)やたくさんのお友達にも配るそうだ。も、もしかしてその配布メンバーの中にRの本命がいるのでは…場合によってはチョコ全部捨てたろかと思ったが、

「あなたとタク以外はみんな女の子なのよねー」

僕の胸中を読んだのだろうか、嫁がそんなことを言ったのでほっと胸を撫で下ろした。Rの同級生の女の子達は、

「○○くん(本命の男の子)にあげるんだー」

幼稚園児ながらキャピキャピと乙女チックになっているらしい。

「それに比べてRはそういうところ全然無いんだよねー」

と嫁は苦笑いするが僕は満面の笑みである。よいよい。いつまでもネンネちゃん(死語)でいておくれ。

「Rは他には誰にあげるんだい?」

「えーと、モナちゃんとミッちゃんとリリちゃんと…」

「随分配るんだなあ」

「タクもあげるんだよ」

「え。男なのに?」

僕らの世代と違って、今のバレンタインチョコは女の子から女の子へも渡す。「友チョコ」というらしい。

そして男の子からも渡すことも「逆チョコ」というらしい。そんなに売り上げ伸ばしたいかチョコレート会社め。

しかしこうも精子並に節操なくチョコがばらまかれているというのに、僕の元にはサッパリ届かないというのはどういうことなのだろうか。そのモテなさぶりに絶望し、

「死んでしまおうなんて…」

と失意のズンドコに落ちることを「島倉チョコ」というらしい。

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