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■あの金をなくすのはあなた
2010年01月07日(木)
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朝も早よから娘・R(6才)が、

「お金なくしちゃったの…」

しょんぼりした顔で僕に呟いた。なにー。それは大事件である。どんだけの金をなくしたのかというと、

「5円」

である。正月にRと息子・タク(4才)にあげたお年玉は100円。それで駄菓子を買い、残ったおつりが6円だった。ふたりはその5円玉と1円玉1枚ずつを大事にポチ袋に入れていたが、お買い物ごっことかでしょっちゅう出したり入れたりしていたのでその時なくしたのだろう。

どれだけの額でどれだけの物が買えるか分からないRとタクにとって金額は問題ではない。お金は大切だということしか知らないふたりにとっては、なくしてしまったこと自体が大事件なのである。

「お金は大切なんだよ。大事にとっておきなさいと言ったでしょう」

取り敢えずお説教したらRはかわいそうなくらいしょぼくれて、

「ママには言わないで…」

と必死に訴えていた。嫁よりも僕の方が言いやすいんだろうなあ…。一方タクは

「僕はなくしてないもんねー。ふんふんふーん♪」

これ見よがしに5円玉と1円玉をかざし、鼻歌を歌っていた。や、やなやつ…。

「とりあえず、見つかるまで探しなさい」

この日はそう言って会社に出かけた。で、次の日、

「パパ、見つからなかったの…」

Rのしょんぼり度は更に増していた。もうションボリ、ションボラー、ションボレストである。

「お金はね、パパが会社に行ってお仕事してるから貰えるんだよ。みんなお金を大事にしてるんだ。だからなくしたり落としたりしたらまず戻ってこないんだよ。見付けた人がラッキーって拾って行っちゃうんだよ。」

「うん」

「だから大事に取っておきなさいと言ったでしょう」

「…」

R、既に半ベソ。さて、ここで僕はどう対応したらよいだろうか。

1.なくしたものはもう戻らない。仕方がないが諦めなさい、と言う。
2.今度から気を付けなさいよ、と代わりの5円玉をあげる。

うーん、理想としては「1」なんだけれども、何しろ目に入れても痛くないRがウルウルな瞳で僕を見つめているので、

「はい、今度から気を付けなさいよ。もうなくしてもあげないからな」

5円玉を渡してしまった。

「パパ〜、ありがとう!」

Rの顔がぱああっとなった。我ながら甘いなあ…。仮にもかつては地震雷火事親父と恐れられた親父のはしくれとして、もっと厳しい態度で臨むべきだったかもしれない。しかしRが

「ママには言わないで…」

と言った通り、ウチでは既に嫁が一番怖い。更に僕も怖くなったら僕にすら言うことを躊躇してしまうのではないか…とも思ったのだ。言わなかったために親も知らず後でとんでもないことに…というのはよくある話である。親子の風通しが悪くならないよう、と考えたのは若干後付の理由な感じがしなくもないが。

お金のことだけに、子供達の態度が硬貨しないように!なんつってな。

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