←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。今日が母の日だと気付いたのは昨日だった。
影が薄い癖に忘れてスルーしてしまった時のダメージはでかいという、「付き合って1周年記念日」みたいなタチの悪いイベントである。
いつの年だったか、僕がプレゼントを用意して娘・R(5才)と息子・タク(3才)に渡させたところ、
「子供達が自分のお金で、自分の考えで私にプレゼントしてくれなきゃ意味がない」
みたいなことを言われたことがあるので悩ましいものがある。かといってノーリアクションという訳にもいかないしなあ…。
とか朝考えていたら、Rとタクが便せんを引っ張り出してきて
「ママにありがとーってお手紙書くの」
とふたりでせこせこ文字を書いていた。おお、子供達が自分で感謝の意を表わそうとしているではないか…ふたりとも成長したね…とタクの手紙を覗いてみたら、
「パパへ」
書き出しから間違えてるじゃねえか!
「よし、じゃあこうしよう…ママに内緒でお花を買いにいかないか?手紙にお花を添えてママにあげよう」
僕はヒソヒソ話でRとタクに伝えた。ふたりが自分達の意志で何かしようとしているので、それに僕が手伝うという形なら嫁の言う
「子供達が自分で…」
という考えからもそれほど外れてはいないだろう。僕の考えにふたりは
「うん!行こう!」
「ママにないしょね!」
ヒソヒソと喜んだ。
「じゃ、公園行って来まーす」
午前中、僕が子供達を公園に連れて行くことになっていたので、そのついでにコッソリ花屋に行こうという計画であった。駅前の花屋には母の日用のアレンジメントがたくさん並んでおり
「どれがいいか君達で選びなさい。そして君達が自分でお買い物しなさい」
子供達自らの手で行なわせよう、と考えて僕は手を出さないことにした。これがRとタクの「はじめてのお買い物」になるわけだ。
「これがかわいい」
Rとタクで選んだアレンジメントを僕に差し出したので、お金を渡し
「これください、って言うんだよ」
と伝えるとタクが
「これくださーい!」
と大きな声で叫んでRが店員さんにお金を支払った。びびって逃げるかも、とか思ってたのにあっさりスムースに済んでしまった。ホッとしたような肩すかしなような。
花の買い物を終え、公園で遊んでいると嫁が後からやって来た。
「ほら、R、タク」
僕がサインを送るとふたりはだだだっと花と手紙を嫁のところに持って行って
「まま、いつもありがとー」
よし、完璧。シナリオ通りだ!よくやった!すると嫁は
「ありがとう。でも君達が自分のお小遣いを貰うようになって、自分のお金からやりくりしてもらったほうが…」
とかまたウダウダと言いやがる。
「ははは、まあよいではないか」
もう。照れ屋さんなんだから。
「でもママ、お花より食べ物の方がよかったかな…花より団子だから」
ってかマジで喜んでなさそうな気がしてきた。んだよもおお。お前なんか夜犯してやる。花よりちんこだ。
ま、母の日の前日に気付いて、急ごしらえのサプライズだったからツメが甘かったことは認めよう。来年はもうちょっと計画的に…。そもそも母の日っていつだかイマイチ分かりづらいから直前まで気付かないのである。いっそのこと8月8日にして欲しい。
そして父の日は7月7日にして欲しい。父の日は乳の日を兼ね、この日全国のお父さんは婦女子の乳を揉み放題可として欲しい。なんて素晴らしい日だろう。
…と考えてから、はて、7月7日って他にも何かあったような…と頭の中で引っ掛かった。七夕か。いや、そんなメージャーなイベントではない。すると…。
あ、結婚記念日だった。
母の日が分かりづらいというよりも、単に僕がイベント日を覚える気がないだけなのであった。
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