←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。大型連休は栃木の実家に帰って子供達と遊んだのみであったが、なかなか楽しいものであった。
しかし連休が終わってしまうと光陰矢の如し。単に僕がアルツなだけかもしれんがもう記憶がおぼろげだ。デジカメに溜まった写真を見直してようやく
「こんなこともあったねえ…」
まるで10年ぐらい昔の出来事のように思い出してくる。今日の日記はそんな写真たちの小ネタである。
■そのいち
ちょっと前、女子中学生のブログで「塾講師とやっちゃった」ことが書かれた記事が見つかり、「うらやましい」「けしからん」と一部インターネッツ界で大騒ぎになったが、その塾講師が住んでいるといわれる岩舟町というところで蕎麦屋に入ろうとしたところ

「るねっさーんす!」
「るねっさーんす!ぎゃははは!おひげの人いないのー?」
これを見付けた娘・R(5才)と息子・タク(3才)が速攻で早速髭男爵のモノマネをしていた。当然髭男爵はおらず、周囲は山と田んぼと畑で文芸復興運動というよりもひたすら農業で、蕎麦屋の中もおばさん達がひたすら蕎麦を打つのみで、何がルネッサンスなんだろう…と考えながら蕎麦を頬張った。
お口の中、お蕎麦でいっぱいだよお…。
■そのに
公園の池をうろついていたら、鯉がいた。何人かがエサを投げたところ、もんのすごい数の鯉がバチャバチャ水面に現れたので、タクが物珍しげに近寄った。

「パパー!おさかなー!」
「うん、鯉だね」
鯉がバクバクエサを食べているさまがあまりにも獰猛で、鯉に近寄るタクすらも食われてしまうんじゃないかと恐ろしくなり
「た、タク、あんまり近寄るんじゃない。落ちたら食われるぞ」
と思わず言ってしまった。なんか鯉じゃなくてピラニアなんじゃないかって思うぐらいの獰猛な鯉たちであった。
これって鯉なのかしら。
■そのさん

嫁が公園で四つ葉のクローバーを探すという、柄にもなく乙女チックな行為をしていた。
「ほら、見て見て」
嫁が探し当てたのは四つ葉どころか五つ葉が大量に生えているクローバーの一群。
「きっとこの辺のクローバーに五つ葉の遺伝子が固まってるのね…あ、四つ葉もあった」
僕らも眉毛が濃い遺伝子で固まった家族。なんとなく説得力があるような気がした。こうして嫁が見つけた四つ葉が上の写真である。写真を撮った後、
「みしてー」
息子・タク(3才)が寄って来たので渡してやったところ、
ブブチイイイ。
「ぎゃああああああ!」
哀れ四つ葉のクローバーは微塵になってしまった。幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーが…。いいのさ。四つ葉はなくとも四人家族でいるだけで僕は幸せなのだ。
翌日の新聞で「33枚葉のクローバー発見」という記事を見つけて更に萎えた。
こちらの方が1枚どころか30枚も上手であったとさ。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。