←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。今日はクレープを作るのだと嫁が言った。
以前嫁母がウチに来た際、クレープの作り方を娘・R(5才)と息子・タク(3才)に教えたら、また作りたいと子供達からリクエストがあったのだという。
もともと嫁・R・タクはクレープに対して尋常じゃない執念がある。クレープ屋の前を通り過ぎると必ず立ち止まるし、普段節制に努めている嫁もこの時は財布のヒモが緩む。僕の股間のチョコバナナを前にした時も股関節が緩んでくれればいいのに。
逆に僕はそんなに食いたいとは思わないのだが…。遙か昔、僕が中学生だった頃、原宿でクレープを歩きながら食べるのがオサレ、みたいな流行を知った時、僕も食べたいなあ…と友達の自称オサレさんに言ってみたら、
「今時竹下通りでクレープ食ってんのは埼玉から出て来た田舎モンばっかりだべ。自分から田舎モンですって言ってるようなもんだべ」
そんなことを言われたことがある。このことを言った友達も僕も、引き合いに出した埼玉よりド田舎の栃木の中学生。歪んだ東京情報をせっせと吸収していたものである。でもそれ以来この言葉が頭に刻み込まれており、クレープを食べるのは未だになんとなく照れ臭いというかしゃらくさいというか。
夜、仕事から帰って来ると
「パパに見せるものがあるの」
Rとタクが僕を待ち構えており、
「ママ、冷蔵庫開けて!」
と嫁に指示を出していた。きっと僕の分のクレープも作ってくれたのだろうと思い
「ん〜何かな〜?」
何も知らないフリをして冷蔵庫の中を覗くふたりを見守っていたが、ふたりはキャアキャア叫びながら手ぶらで戻って来て

「イエス!フォーリンラブ!」
「クレープくれるんじゃないんか!」
クレープを持って来るハズが何故こういう流れになるのか、なんだかさっぱり分からんボケである。
「これでしょ、これ」
嫁が苦笑いしながら助け船を出すと、我に返ったRとタクは
「これ、作ったんだよー。パパのてるてるボーズクレープ」

僕を象ったのだという作品を持ってきてくれた。
「う、うわーすごいなー」
てるてるボーズというよりは

「前方後方墳」をイメージしてしまったのだがまあよい。ちなみに画像は「処女塚古墳」である。エロスな名前なので特に覚えていたのだ。
「パパ食べて食べて」
「はいはい。おいしいね」
生クリームとチョコレートの甘ったるさとと子供達の愛情溢れる甘ったるいホームドラマ。思いっきり甘甘に満たされた。
甘いばかりではちょっともたれるので、少しスパイスも必要である。
クレープの後は嫁をクレイプだな。なんつって。
は僕以外ブームが巻き起こっているのだ。
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