←クリックしないと枕元にピンクのちんこが立つであろう。なんとなく近所の遊園地「としまえん」へ。
年間パスを持っているので何度も足を運んでおり、娘・R(5才)と息子・タク(3才)にとっても勝手知ったる遊園地である。

そのため子供達が選んで遊ぶアトラクションは固定されており、些かマンネリ気味だったのであるが、突然Rが
「Rちゃん、おばけやしきにいく!」
これまで怖がって近寄らなかったお化け屋敷に入ろうとするではないか!
「どうして急に?」
と聞くと
「Rちゃん、年長になったからだいじょうぶだもん」
幼稚園最上級生としての自覚が生まれたらしい。
「じゃ、パパと行く…?」
「うん!」
「タクは?」
「やだ」
タクはひるんだために嫁に預け、Rとふたりでお化け屋敷へ。中に入るまではRは気合い満々であったが、いざ入ってみると薄暗い屋敷内、
「ぐえええええ…」
とか地を這うような音声が流れる。Rは大丈夫だろうかと顔色を伺うと、既にうんこを漏らした時のような半ベソ状態。しかしお化けやら磔死体やら生首は容赦なく現れる。
「パパこわい…どうしよう…」
Rはあっさり蚊の泣くような声でギブアップした。
「じゃあパパがだっこしてあげるから、目をつぶってなさい」
Rはがっしりと僕に抱き付き、胸の中に顔を埋めて縮こまってしまった。としまえんのサイトには
「お化け屋敷はデートコースの定番。怖がる彼女の手を引いて進めば二人の中も深まります」
などという能天気なことが書かれているが、本当にこれがおデートであり、ギャルが相手だったら大成功なシチュエイションなんだけどなあ…と思いながら外に出た。
お化け屋敷から出て一息付くと、今度はタクが
「たっくん、じぇっとこーすたーにのりたい!」
これまた怖がって絶対乗ろうとしなかったジェットコースター(ただし子供向けの絶叫度低めのやつ)にチャレンジすると言い出した。
タクに釣られてRも乗りたいと言うので、これはみんなで乗ることにした。
「あああ私、こういうの久しぶりだから怖いなあ…」
一番怖がっていたのは何故か嫁だった。
「何を言っている。人生という名のジェットコースターを共に乗ってきたではないか…」
「主にあなたが私に乗ってたけどね」
こいつは一本取られた。
ジェットコースターに乗ってみるとRとタクは怖がることもなく、むしろ大興奮。
「もう1回!」
何度も繰り返し乗りたがり、タクなどは
「じぇっとこーすたーーーー!」
ヨーデルの「よろれいひー」みたいな感じで、声が途中で裏返りながら絶叫していた。
遊園地の恐怖系と絶叫系デビューを果たしたふたりは体力の限り遊んだ上に、ジェットコースターで頭が攪拌されたためか、


ふたりはなんか妙なテンションになっており、バグってハニーな感じになっていた。そろそろもう帰り時だろう、と
「んじゃ、もう帰るよ。おっと、その前にトイレ」
僕はタクとトイレに行ったのだが、僕が用を足している間、
「ぎゃははははー!」
タクが勝手にトイレの外に飛び出して行ってしまった!
「おいこらああああ!」
息子の脱走を止めようとしたが尿の流れを止められぬ。尿が終わってから大慌てでトイレから出たらタクの姿はなく…
「嫁ー!そっちにタクが来なかったか?」
女性トイレから出て来た嫁とRに聞いても知らないとのこと。
「迷子だー!やっちまったー!」
もうそこらじゅうを駆け回りタクを探した。焦りで脂汗がダラダラ流れ、10分後、アンパンマンの電気機関車(200円入れて走るやつ)の前で佇むタクの姿をようやく見つけた。
「タク!何やってんの!」
「パパ、おかねいれて?」
お、お前というやつは…。
僕も恐怖系と絶叫系デビューを果たしてしまったとさ。
。「歩いて行くのはどうしても怖い!」というカップルには2人乗りのカートに乗って進む「ミステリーゾーン」はいかがでしょうか?
あなたのズンクリ(ズンドコクリック)でランク上げてくりゃれ。
お手数ですが順番に3つクリックお願いします。
ランクが下がる一方なのでサルベージしてね!
↓
←やばすぎなのでよろしく。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。